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「駄菓子のふるさと」石橋幸作 未来社 ① 1961年 [読書記録 一般]

今回は 石橋幸作さん
「駄菓子のふるさと」1回目の紹介です


石橋幸作さんは 明治18年創業の仙台の菓子屋「石橋屋」の先代で
「駄菓子の鬼」とよばれほど 東北の駄菓子を調査・収集し
いくつかの著書を残しておられます

『駄菓子屋学校』という面白い本を読み
その中で紹介されていた本書を読んだのは10年以上前

50年以上前に出版された古い本であり
書かれているのは 東北の駄菓子について
はっきりとは分からないものもありますが 楽しく読みました

何らかの信仰と結びついている駄菓子が多いことも分かりました

今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「固い・火にあぶると鬼面のように膨張するから鬼ごろし」
・「『菓子もらい』の風習-北海道・富良野 嫁の里より持参」
-名古屋の菓子ふるまいとも関係があるのでしょうか
・「駄菓子の定義は 
 穀類と水あめが主材で,黒砂糖と甘みとして使った形状に於いて何らかの工夫も
 なく無雑作で色彩は原色を特色とし,きわめて間の抜けた素朴な物である」




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☆「駄菓子のふるさと」石橋幸作 未来社 ① 1961年

1.jpg

◇序 
 石橋幸作 仙台駄菓子「石橋屋」
中世の名人気質
        夫婦で全国行脚


◇はしがき
 「医者に二代なし」



◇東北に遺る駄菓子の伝承と民俗
 民俗信仰と駄菓子 
   神饌・仏供の駄菓子  

 

 オゴフ(御護符) 
   米粉・薄い打物菓子・表面に神社名や御神体
お守り札に添えられて与えられる



 ダルマコアメ(達磨子飴) 
   子どもの無事生育



 オサルコアメ(お猿子飴)
   天児(人形の一種)鬼子母神と這子(俗にお猿子)
綿の入った猿の形をしたぬいぐるみ



 ウサキ(兎落雁) 
   子どもが食べるとハシカ疱瘡が軽く兎のようにピンピン
毘沙門様の思し召し



 クマネジリ(熊捩り) 
   熊童子 常陸国加佐郡生 衆生済度の方便



 トウダンゴ(藤団子) 
   塩釜 
   五包で39粒が一連 食用→玩具菓子



 シマダアメ(島田飴) 
   宮城県黒川郡吉岡町 島田髷型菓子



 カリントウ(花林糖) 
   お聖天様の例祭 厄よけとして配布



 モリアメ(盛り飴) 
   岩手県磐井郡大原町 爪切り行事
   


 ワカアメ    
   青森県八戸市 旧暦1月8日



 イヌコ     
   秋田県横手地方 「戸まどふさぎ」
しんこ細工 犬・鶴・亀・茶器



 ウマコアメ(馬こ飴) 
   山形県寺町専称寺 11月報恩講



 ダンコンモチ(男根餅) 
   福島県会津坂下地方 婚儀に飾る


 (奥州題材)
 ワラビカリントウ(蕨花林糖) 
   藤原文化



 南部山餅    
   下北半島一帯 寒具食



 オゲソク(御華足) 
   北海道江刺町



 ロクゴウタテガシ(六合盾菓子) 
   宮城県玉造郡岩山地方 
   葬式行列の風習 大落雁   



 ボンタテガシ(凡盾菓子) 
   宮城県黒川郡吉岡地方



 ハナマンジュウ(花饅頭) 
   宮城県会津柳津



 マンジュウ(饅頭)  
   岩手県岩井郡大原地方



 「口をぬらせ」 
   宮城県仙台市国分寺・薬師如来
  


 金平糖談義
 金平糖の角-24角が正規 1週間 五合の芥子の実 → 三日目 五升
明治期 糖花
コテ

掛物職 → 現在オートメーション化
  


 口をぬらして御利益を 
  「仙台・木下薬師」駄菓子露店多い
  


 惣左衛門の名人秘話 
   伊達家御用菓子司・明石屋惣左衛門



 カラカラ煎餅 
   東北…ソバ粉,小豆粉,唐黍粉,
元禄 江戸で大黒煎餅が流行
仙台・カラカラ煎餅,山形・ウントコ煎餅

 大人気


 鬼ごろし  
   固い・火にあぶると鬼面のように膨張する



 ズンダ餅  
   味が能率分だけ差し引かれている
階級を問わない-権威  軽蔑…大福餅,安倍川餅
  


 亀頭をかたどって供える風習
飴職人-「ガリコ」 
   鹿児島名物「馬のマラ」→春駒→マラ



 子育飴 三浦屋の由来  
     仙台・真福寺-三浦飴屋



 私の駄菓子蒐集について
定義 穀類と水あめが主材で,黒砂糖と甘みとして使った形状に於いて何ら
    かの工夫もなく無雑作で色彩は原色を特色とし,きわめて間の抜けた素
    朴な物である

水飴と黒砂糖は共通だが,残りの穀物によって郷土色

京都・長崎から全国へ
  


 南部煎餅ねぼけ談義
八戸煎餅 八戸女子と煎餅の味はかみしめるほど味がする



 嫁さん菓子 
  「菓子もらい」の風習-北海道・富良野 嫁の里より持参



 御用菓子司と唐桑明神の起源



 大年寺和尚と穴倉座敷 南部屋

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