「日本の名句名言」増原良彦 講談社現代新書 1988年 ⑥ [読書記録 一般]
今回は 4月12日に続いて 増原良彦(ひろさちや)さんの
「日本の名句名言」の紹介 6回目です
歴史上の名句名言を知ることができ
少しだけものしりになったような気分になります
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『フェア・プレイ』-公平公正よりいい加減」
・「日本選手はすぐ血眼になりがちがちになってしまうが、それがまさにフェア・
プレイの精神と正反対のもの」
- そう言われると そうかなあと思います
・「アラブ人とのつき合い IBMの精神(曾野綾子)」
「仏教語のあきらめ(=真実を明らかにする)は最初の段階でなされるもの」
- 「仕方がない」 いい言葉だなあと感じ始めました
・「金が敵」
・「自分の主体性を失ってまで他人に迎合し付和雷同するのが『同』『流』」
- いつのまにか付和雷同している そのような傾向もある自分を反省!
ほんとうの自分とは何だろう?
ほんものとは何か?
について 考えさせてくれる本でした
※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
ものづくりの街 浜松
行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
開館は金土日曜日と祝日です
詳しいことはホームページをご覧になってください
ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
☆「日本の名句名言」増原良彦 講談社現代新書 1988年 ⑥
◇「いい加減」
○アメリカの飛行機 足るを知る精神
早くに航空券を買っておいた方がよい
- 採算がとれたとなると残りの席は高くして売る
↑↓
日本の飛行機 ガツガツしている
ダンピングして売る
○仏教の基本精神 「足るを知る」
○「フェア・プレイ」公平公正よりいい加減
|
スポーツマンのフェアプレイ精神
「あまりガツガツしなさんな」
日本選手はすぐ血眼になりがちがちになってしまうが、それがまさに
フェア・プレイの精神と正反対のもの
もっといい加減にやりなさいよ
人それぞれのいい加減がある ← 足を知る精神から生まれる
フェアとは…
いい加減な公平さ
◇「仕方がない」
○アラブ人とのつき合い IBMの精神(曾野綾子)
I「インシャアッラー」 B「ブラク」 M「マレシ」
神の御心に 明日 仕方がない
○仏教 「あきらめ」を説く
仏教語のあきらめ(=真実を明らかにする)は最初の段階でなされるもの
日本語のあきらめに(=断念する)は最終段階でなされる
∥
全く正反対 日本人の民族性
◇「金が敵」
○井原西鶴「金が敵」-『世間胸算用』
○三つの解釈
1.人間は金銭のために悩み苦労する
金はまるでかたきのようなものだ
2.敵を捜しまわってもなかなかめぐりあえない
金銭をうるのがむずかしいことの例え
3.金を敵のように憎み嫌うべし
◇「和をもって貴しとする」
○日本人の場合「和」それ自体が目的視されている事である
↓
日本 「小異を捨てて大同につく」
中国 「小異を存して大同を求む」
和して同せず 和して流せず
自分の主体性を失ってまで他人に迎合し付和雷同するのが「同」「流」
~ 日本人の「和」は「同」になり「流」になっているのかもしれない
「日本の名句名言」の紹介 6回目です
歴史上の名句名言を知ることができ
少しだけものしりになったような気分になります
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『フェア・プレイ』-公平公正よりいい加減」
・「日本選手はすぐ血眼になりがちがちになってしまうが、それがまさにフェア・
プレイの精神と正反対のもの」
- そう言われると そうかなあと思います
・「アラブ人とのつき合い IBMの精神(曾野綾子)」
「仏教語のあきらめ(=真実を明らかにする)は最初の段階でなされるもの」
- 「仕方がない」 いい言葉だなあと感じ始めました
・「金が敵」
・「自分の主体性を失ってまで他人に迎合し付和雷同するのが『同』『流』」
- いつのまにか付和雷同している そのような傾向もある自分を反省!
ほんとうの自分とは何だろう?
ほんものとは何か?
について 考えさせてくれる本でした
※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
ものづくりの街 浜松
行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
開館は金土日曜日と祝日です
詳しいことはホームページをご覧になってください
ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています
☆「日本の名句名言」増原良彦 講談社現代新書 1988年 ⑥
◇「いい加減」
○アメリカの飛行機 足るを知る精神
早くに航空券を買っておいた方がよい
- 採算がとれたとなると残りの席は高くして売る
↑↓
日本の飛行機 ガツガツしている
ダンピングして売る
○仏教の基本精神 「足るを知る」
○「フェア・プレイ」公平公正よりいい加減
|
スポーツマンのフェアプレイ精神
「あまりガツガツしなさんな」
日本選手はすぐ血眼になりがちがちになってしまうが、それがまさに
フェア・プレイの精神と正反対のもの
もっといい加減にやりなさいよ
人それぞれのいい加減がある ← 足を知る精神から生まれる
フェアとは…
いい加減な公平さ
◇「仕方がない」
○アラブ人とのつき合い IBMの精神(曾野綾子)
I「インシャアッラー」 B「ブラク」 M「マレシ」
神の御心に 明日 仕方がない
○仏教 「あきらめ」を説く
仏教語のあきらめ(=真実を明らかにする)は最初の段階でなされるもの
日本語のあきらめに(=断念する)は最終段階でなされる
∥
全く正反対 日本人の民族性
◇「金が敵」
○井原西鶴「金が敵」-『世間胸算用』
○三つの解釈
1.人間は金銭のために悩み苦労する
金はまるでかたきのようなものだ
2.敵を捜しまわってもなかなかめぐりあえない
金銭をうるのがむずかしいことの例え
3.金を敵のように憎み嫌うべし
◇「和をもって貴しとする」
○日本人の場合「和」それ自体が目的視されている事である
↓
日本 「小異を捨てて大同につく」
中国 「小異を存して大同を求む」
和して同せず 和して流せず
自分の主体性を失ってまで他人に迎合し付和雷同するのが「同」「流」
~ 日本人の「和」は「同」になり「流」になっているのかもしれない
おはようございます。
昨日はお嫁さんの親と血圧の話で盛り上がり・・・歳感じました。
by YUTAじい (2014-04-21 08:45)
ガツガツと血まなこになって…は自分も
若い頃からそんな育ちだったので
覚えがありますが、今はいい意味で
いいかげんを生活に取り入れたいと
思えるようになりました^^。
by すーさん (2014-04-21 11:52)
YUTAじい さん ありがとうございます
わたしも血圧が高く… 気をつけなければなりませんね
by ハマコウ (2014-04-21 19:55)
すーさん さん ありがとうございます
わたしも力を入れすぎないようにと しています
「いいかげんを生活に取り入れ」 るようにしていきたいです
by ハマコウ (2014-04-21 19:58)