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読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」⑰ 「愛する勇気が湧いてくる本」 三笠書房 1998年 5 [読書記録 一般]

今回は8月11日に続いて 「遠藤周作さんはこんなことを」の17回目
「愛する勇気が湧いてくる本」5回目の紹介(本書の紹介最終)です

遠藤周作さんのエッセイ 肩が凝らずに読め しかも勉強になります


出版社の案内には

「遠藤周作が、ときに軽妙に、ときに深遠に語る愛の本質。その作品から愛に関わる
 言葉を抜き出してまとめた一冊。恋をしている人、嫉妬に苦しんでいる人、夫婦円
 満の人、生き方を見つめ直したい人に贈る本。」

と あります




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「その大きな世界が我々の日常に囁きかけている微かな声。それに耳傾けるのが
  老年だと思うようになっている。」

・「あなたたちはこの世に繭(肉体)を残して蝶々になる」

・「日本には父なる宗教は育たず,母なる宗教が栄える」




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☆読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」⑰ 「愛する勇気が湧いてくる本」 三笠書房 1998年 5

1.jpg

○どう死ぬかを考える
 ・老いるということは人生の寂しさを噛みしめることができるようになったことで
  ある。

 
 ・私たち人間を包んでいる大きなものの大きな世界。その大きな世界が我々の日常
  に囁きかけている微かな声。それに耳傾けるのが老年だと思うようになっている。


 ・人間は死を二回体験する。出産時と本当の死


 ・シュタイナー 
    人生三期

①青年期 肉体で生きる

②壮年期 知性で生きる

③老人  霊性で生きる
 



○またあの人にいつか会える
  
 蘇生患者 
   ① 自分の肉体が見えた

 ② 死んだ愛する者たちが傍らにいるのを感じた

③ 愛の光に包まれる


 キューブラー・ロス
「あなたたちはこの世に繭(肉体)を残して蝶々になる」
 



○だれかに生かされて生きる
  
 神は怖れの対象ではない。我々を包み我々を生かす大きな命として畏敬すべきもの。

 神とは存在でなくて働きである。
  二つの宗教 
    ① 父なる宗教-悪を責め怒り裁く

    ② 母なる宗教-悔いたものを許し愛してくれる



  日本には父なる宗教は育たず,母なる宗教が栄える
 



○遠藤周作先生のこと 加藤宗哉(作家)
苦しみの連帯 苦しみを通して他人と結びつく

   愛とは苦しみを通して他人と結びつくこと

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