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「教師のための66の語録」杉山正一 東洋館出版社 1995年 ⑦ [読書記録 教育]

今回は 10月15日に続いて 杉山正一さんの 
「教師のための66の語録」7回目の紹介です



出版社の案内には

「あいさつや講話の話材や、論文などへの引用として、すぐに利用できる世界の名
 言集。教育者であるあなたへ贈る、心に響く66のことば。」

と あります


杉山さんのフィルターを通しての名言集
よい気付きとなります



今回は <豊かな心を育てる眼> からです





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☆「教師のための66の語録」杉山正一 東洋館出版社 1995年 ⑦

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<豊かな心を育てる眼>

◇アリストテレス

「徳は知と意志と忍耐より成る」 エイドス(形相)




◇福沢諭吉

「道徳の教育は耳より入らず目より入るものなり」

道徳は教えられて身に付くものではなく、自分から生活を通して学び身に付けて
 いくものである




◇フィールディング 英小説家(1707-1754)

「規範は教訓よりも人心に銘ずること強し」

 三越デパート屋上 
   希望に燃えてのチャイム 夜10時 山田安邦 作曲30秒




◇道元(1200-1253)内大臣・久我通久の子 13歳で比叡山

「玉は球磨によりて器となる 人は錬磨によりて仁となる」

  はじめから光ある玉もなければ、はじめから優れたはたらきとする人もあるわけ
 ではない

◎ 必ず錬磨し切磁せよ

◎ 自分を駄目だと卑下して学道の手をゆるめてはならない


 豊かな心 = 人間が生まれながらにもっている心
心には光もあれば影もあるつよくもなれば弱くもなる、振幅もある




◇セネカ(54bc-65ac)ローマ帝国 ストア派哲学者

「まだ感じやすきうちに心を訓練するは容易なり」

 自然に合致した生き方の重要性

 はじめを大事にする 
   ~ はじめのチャンスを最大に生かす


 感じやすい子どもの心は純白で誠に素直

  ∥

  教師の指導の大切さ




◇忍耐はすべての扉を開く ラ・フォンティーヌ (1621-1695)仏詩人
    
 鷲の子育て トゲ(野バラ・野イチゴ)→枯葉芝→羽毛



成長の順に羽毛・枯葉をとり育てていく



親は遠く離れて見守っている
トゲと空腹に耐えられなくなり巣立つ


 厳しさの後に苦しさ、その後にすべてのものがやってくる




◇ルソー (1712-1778)

「自然を見よ そして自然が教える道をたどっていけ自然は絶えず子どもを鍛える」

 文明が進めば進むほど不平等と差別が進行し不正と悪とが一掃はびこると考えていた




◇二宮尊徳(1789-1856)

「心の田畑さえ開墾できれば、世間の荒野を開くこと難からず」

 栃木県芳賀郡二宮町付近 「二宮陣屋」  報徳訓

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