(1)「中学生の読書案内」日本の子どもの本研究会 国土社 1983年 ②(下) (2)東井義雄さんの言葉②【再掲載】 [読書記録 教育]
「『本』にこだわる社会科」
「私たちの顔には,口は一つであるのに耳が二つということは,口で言うことよりも,よ
くよく聞いた上にも聞いてやりなさいということではないだろうか。
「愛ということは価値あることのように思われる。が,相手を分かってやるという知恵の
裏付けがないと,簡単に『憎』に変わってしまう危険性をもっているといえないだろう
か。」
今回は 1月30日日に続いて 子どもの本研究会による
「中学生の読書案内」2回目(下)を紹介します
出版社の案内には
「『本』好きの子どもを育てるために。長年にわたる読書教育の実践の成果!」
とあります
今回紹介分から強く印象に残っている言葉は…
・「マンガをどうとらえるか」
・「集団読書の研究授業」
・「不読者と多読者の二極分化とその対策」
もう一つ 再掲載となりますが
「東井義雄さんの言葉②」を紹介します
勉強になる言葉ばかりです
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまち 浜松
山田卓司さんのすばらしい作品が
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください
(1)「中学生の読書案内」日本の子どもの本研究会 国土社 1983年 ②(下)
<読書の広がりと深まり>
◇社会科は本好きな子を育てる
□「本」にこだわる社会科
「子どもの読書を見直そう」 代田昇 岩崎書店
「人間の歴史」 イリン 岩波書店
「古代への情熱」 シュリーマン 岩波書店
「埋もれた世界」 ホワイト 岩波書店
◇科学読み物の読書を考える
「シートンの自然観察」 藤原英司訳 どうぶつ社
「科学のアルバム」 あかね書房 全100巻
「ジュニア写真動物記」 平凡社 全30巻
「ロウソクの科学」 ファラデー 岩波文庫
「せいめいのれきし」 バートン 岩波書店
「原生林のコウモリ」 遠藤公男
「望遠鏡をつくる人びと」 森本雅樹
「人間アリ象」 ウエイル 福音館書店
◇マンガをどうとらえるか
「新しい中学生のための読書教育」 黒沢浩 国土社
「日本経済入門」 石ノ森章太郎 日本経済新聞社
「長い道」 柏原兵三 「少年時代」
「ブッダ」 手塚治虫 潮出版社
「まんが道」 藤子不二男 中央公論社
「風の谷のナウシカ」 宮崎駿 徳間書店
「光る風」 山上たつひこ 朝日ソノラマ
「カムイ伝」 白土三平 小学館
「火の鳥」 手塚治虫 角川書店
◇子どもの読書を支える 教師の読書
楽しい教師同士の読書発表会
職員の校内研修で
課題意識にこたえる読書会
集団読書の研究授業
「ベロ出しチョンマ」
教師と子どもに広がる読書
<学校と地域を結ぶ指導>
◇PTA読書会をすすめる
中学生の読書と家庭
「読書を通して家庭を理解する」
PTA読書会
◇親子読書で子どもが見えてくる
親子読書会 「なかよし文庫」月一回 続けていくことが大切
◇中学生の読書教育とその課題
不読者と多読者の二極分化とその対策
読書教育の計画と方法
読書習慣を付けるとき
読書環境の整備と工夫
本の知識を十分に
生活のリズムに合わせる
「幽霊を見た10の話」 フィリッパ・ピアス 岩波書店
(2)東井義雄さんの言葉②【再掲載】
◇東井義雄「村を育てる学力」から学ぶ
□P111
「ほんものだけが子どものいのちにふれていき,子どものいのちに影響を与えることがで
きるのだ」
□要点
① 子供の心を開く 子どもをそのまま抱きとる 子ども理解の連続
② 教科の論理と生活の論理 一度子どもの生活を通さなければならない
③ 自己教育力を育てる 生きがいを育てる~考える作文
□「私たちの仕事はまず何よりも子どもを愛することから始まる。それは子どもの生活を
大事にしてやること,子どもの生活をもっと美しいもの,もっと本当のもの,もっと
力強いものに太らせてやることだと言えないだろうか。」
□「私は愛に立つ学習を念ずる。ものを自分に引き寄せ,自分のものとして考える身構え
と実践的な知恵,賢さを念じる。」
◇東井語録
□ 私たちの顔には,口は一つであるのに耳が二つということは,口で言うことよりも,
よくよく聞いた上にも聞いてやりなさいということではないだろうか。
□ 愛ということは価値あることのように思われる。が,相手を分かってやるという知恵
の裏付けがないと,簡単に「憎」に変わってしまう危険性をもっているといえないだろ
うか。
∥
□ 「こちらはこんなに熱心に指導してやっているのに…」という思いは,既にそういう
危険性をはらんでいるのではないだろうか。
□ 子どもが教師の思うようにならないことは,ほんとうはすばらしいことであるのかも
しれない。
□ 自分は自分の主人公という自覚を育てることが自主性を育てることだと考えてきた。
□ ただ一度の自分の人生を自分で汚したり傷つけたり台無しにしてしまったりするよう
なバカだけにはどうかならないでおくれ。
◇自主性を育てる
□ 自分は自分の主人公であり,自分を創っていく責任者は自分だという自覚を育てるこ
と
▲ 親や教師がいろいろやかましく言わないで,子どもに考えさせ子どもの考えるよう
にやらせることだ。
□人間成長の物差しは「自律」の力
自律はただ自分の欲望や衝動を抑えることではなくて,パッとそれを切り替えて、も
う少し値打ちのある仕事に挑戦するエネルギーに変えていくこと。
◇どんな自分を創るか
□「私は私を創っていく責任者」
自分は自分の主人公
~ 世界でただ一人の自分を創っていく責任者
□「どうか自分で自分の人生を汚しだめにし台無しにしてしまうような人にだけはならな
いでおくれ。」
◇見えないところで
□「見えないところで見えないものが見えるところを支え生かし養いあらしめている」
◇母の思い 子の思い
□十億に十億の母あらんも
暁島敏
「十億に十億の母あらむも我が母に勝る母ありなむや」
世界でただ一人の世界一のお母さん
∥
母は仏様の名代でありどんな困った子でも愚かな子でも見捨てることができない
↓
仏様のお心をこころとして生きてくださるお母さん
美しさも教養も子どものための光とはならない
□「生い立ちの記」で目覚めたG郎君
夏休みの課題「生い立ちの記」
母 → 仏壇の引き出しから小さな包みを出しG郎君に渡す
∥
小さいかわいい爪
「 あんたが生まれてきてくれたとき,両手にも両足にもゆびがちゃんとそろった男の子
として生まれてきてくれた。こんな立派な男の子を仏さまが授けてくださったと思うと,
嬉しくて嬉しくて仏様にお礼を申さずにはいられなかった。
そして,仏さまに喜んでいただけるような良い子に育てさせていただきますとお約束
せずにはいられなかった。それからお母さんは,あんたの最初の十本の爪をお母さんの
一番の宝物にしてきたのよ。」
「私たちの顔には,口は一つであるのに耳が二つということは,口で言うことよりも,よ
くよく聞いた上にも聞いてやりなさいということではないだろうか。
「愛ということは価値あることのように思われる。が,相手を分かってやるという知恵の
裏付けがないと,簡単に『憎』に変わってしまう危険性をもっているといえないだろう
か。」
今回は 1月30日日に続いて 子どもの本研究会による
「中学生の読書案内」2回目(下)を紹介します
出版社の案内には
「『本』好きの子どもを育てるために。長年にわたる読書教育の実践の成果!」
とあります
今回紹介分から強く印象に残っている言葉は…
・「マンガをどうとらえるか」
・「集団読書の研究授業」
・「不読者と多読者の二極分化とその対策」
もう一つ 再掲載となりますが
「東井義雄さんの言葉②」を紹介します
勉強になる言葉ばかりです
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまち 浜松
山田卓司さんのすばらしい作品が
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください
(1)「中学生の読書案内」日本の子どもの本研究会 国土社 1983年 ②(下)
<読書の広がりと深まり>
◇社会科は本好きな子を育てる
□「本」にこだわる社会科
「子どもの読書を見直そう」 代田昇 岩崎書店
「人間の歴史」 イリン 岩波書店
「古代への情熱」 シュリーマン 岩波書店
「埋もれた世界」 ホワイト 岩波書店
◇科学読み物の読書を考える
「シートンの自然観察」 藤原英司訳 どうぶつ社
「科学のアルバム」 あかね書房 全100巻
「ジュニア写真動物記」 平凡社 全30巻
「ロウソクの科学」 ファラデー 岩波文庫
「せいめいのれきし」 バートン 岩波書店
「原生林のコウモリ」 遠藤公男
「望遠鏡をつくる人びと」 森本雅樹
「人間アリ象」 ウエイル 福音館書店
◇マンガをどうとらえるか
「新しい中学生のための読書教育」 黒沢浩 国土社
「日本経済入門」 石ノ森章太郎 日本経済新聞社
「長い道」 柏原兵三 「少年時代」
「ブッダ」 手塚治虫 潮出版社
「まんが道」 藤子不二男 中央公論社
「風の谷のナウシカ」 宮崎駿 徳間書店
「光る風」 山上たつひこ 朝日ソノラマ
「カムイ伝」 白土三平 小学館
「火の鳥」 手塚治虫 角川書店
◇子どもの読書を支える 教師の読書
楽しい教師同士の読書発表会
職員の校内研修で
課題意識にこたえる読書会
集団読書の研究授業
「ベロ出しチョンマ」
教師と子どもに広がる読書
<学校と地域を結ぶ指導>
◇PTA読書会をすすめる
中学生の読書と家庭
「読書を通して家庭を理解する」
PTA読書会
◇親子読書で子どもが見えてくる
親子読書会 「なかよし文庫」月一回 続けていくことが大切
◇中学生の読書教育とその課題
不読者と多読者の二極分化とその対策
読書教育の計画と方法
読書習慣を付けるとき
読書環境の整備と工夫
本の知識を十分に
生活のリズムに合わせる
「幽霊を見た10の話」 フィリッパ・ピアス 岩波書店
(2)東井義雄さんの言葉②【再掲載】
◇東井義雄「村を育てる学力」から学ぶ
□P111
「ほんものだけが子どものいのちにふれていき,子どものいのちに影響を与えることがで
きるのだ」
□要点
① 子供の心を開く 子どもをそのまま抱きとる 子ども理解の連続
② 教科の論理と生活の論理 一度子どもの生活を通さなければならない
③ 自己教育力を育てる 生きがいを育てる~考える作文
□「私たちの仕事はまず何よりも子どもを愛することから始まる。それは子どもの生活を
大事にしてやること,子どもの生活をもっと美しいもの,もっと本当のもの,もっと
力強いものに太らせてやることだと言えないだろうか。」
□「私は愛に立つ学習を念ずる。ものを自分に引き寄せ,自分のものとして考える身構え
と実践的な知恵,賢さを念じる。」
◇東井語録
□ 私たちの顔には,口は一つであるのに耳が二つということは,口で言うことよりも,
よくよく聞いた上にも聞いてやりなさいということではないだろうか。
□ 愛ということは価値あることのように思われる。が,相手を分かってやるという知恵
の裏付けがないと,簡単に「憎」に変わってしまう危険性をもっているといえないだろ
うか。
∥
□ 「こちらはこんなに熱心に指導してやっているのに…」という思いは,既にそういう
危険性をはらんでいるのではないだろうか。
□ 子どもが教師の思うようにならないことは,ほんとうはすばらしいことであるのかも
しれない。
□ 自分は自分の主人公という自覚を育てることが自主性を育てることだと考えてきた。
□ ただ一度の自分の人生を自分で汚したり傷つけたり台無しにしてしまったりするよう
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◇自主性を育てる
□ 自分は自分の主人公であり,自分を創っていく責任者は自分だという自覚を育てるこ
と
▲ 親や教師がいろいろやかましく言わないで,子どもに考えさせ子どもの考えるよう
にやらせることだ。
□人間成長の物差しは「自律」の力
自律はただ自分の欲望や衝動を抑えることではなくて,パッとそれを切り替えて、も
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□「私は私を創っていく責任者」
自分は自分の主人公
~ 世界でただ一人の自分を創っていく責任者
□「どうか自分で自分の人生を汚しだめにし台無しにしてしまうような人にだけはならな
いでおくれ。」
◇見えないところで
□「見えないところで見えないものが見えるところを支え生かし養いあらしめている」
◇母の思い 子の思い
□十億に十億の母あらんも
暁島敏
「十億に十億の母あらむも我が母に勝る母ありなむや」
世界でただ一人の世界一のお母さん
∥
母は仏様の名代でありどんな困った子でも愚かな子でも見捨てることができない
↓
仏様のお心をこころとして生きてくださるお母さん
美しさも教養も子どものための光とはならない
□「生い立ちの記」で目覚めたG郎君
夏休みの課題「生い立ちの記」
母 → 仏壇の引き出しから小さな包みを出しG郎君に渡す
∥
小さいかわいい爪
「 あんたが生まれてきてくれたとき,両手にも両足にもゆびがちゃんとそろった男の子
として生まれてきてくれた。こんな立派な男の子を仏さまが授けてくださったと思うと,
嬉しくて嬉しくて仏様にお礼を申さずにはいられなかった。
そして,仏さまに喜んでいただけるような良い子に育てさせていただきますとお約束
せずにはいられなかった。それからお母さんは,あんたの最初の十本の爪をお母さんの
一番の宝物にしてきたのよ。」
おはようございます^^
口一つ、耳二つ・・・聞き上手に憧れます。わたくしはどうも上手くない(__;
by mimimomo (2017-02-04 07:24)
mimimomoさん ありがとうございます
この言葉を意識しているのですが つい口が出てしまいます
by ハマコウ (2017-02-04 21:52)