SSブログ

教育ノートから「教師」47-「無名の教師たち」 加藤秀俊 「加藤秀俊著作集」3より 1981年 ① [読書記録 教育]

「日本における最高のフィールドワーカーは宮本常一先生
『調査というものは搾取であってはならない』」




今回は 7月23日に続いて、教育ノートから「教師」47回目、
社会学者、加藤秀俊さんの「無名の教師たち」の紹介です。



実際に話すコミュニケーションの大切さを改めて思います。







今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「70歳以上のお年寄りの話がおもしろい」


・「暇さえあれば話を聴く」
- 暇さえあれば子どもたちと話をすると子どもも喜びますし自分も楽しくなります。
  「できるだけ話を!」と思うのですが、
  宿題を見たり、授業の準備、片付け、移動、児童間のトラブルの処理等に追われ、
 なかなかとれないのが自分の課題です。  


・「話を聴かせてくれる人は友人であり教師である」






<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー




<いちゆうのヒト in 浜松 vol.10>
1.jpg
毎年夏の恒例、浜松出身の講談師・田辺一邑さんの
「いちゆうのヒト in 浜松 vol.10」が、今夏も浜松市地域情報センターで開かれます。
今回は来年の大河ドラマいだてん特集「古橋廣之進と田畑政治」。
高田柊(ヨーヨー世界チャンピオン)さん、
田辺凌鶴さんの「金栗四三」、
田辺いちかさんの出演も!
時間があえば、ぜひお楽しみください。

以下のサイトに
http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422








☆教育ノートから「教師」47-「無名の教師たち」 加藤秀俊 「加藤秀俊著作集」3より 1981年 ①

1.jpg
  
◇南博ゼミ(一橋大) 

 面接技法
 
 世論調査70%
陰に隠された一人の人間の個性





◇初めてのフィールドワーク(京大)
 
 米山俊直  
   村にはいるといろいろな人と雑談 ~ 農家に泊まり込む
 
   夜  どぶろく一本さげて男たちを集めて雑談 - 記録
 
   時には雑草取りの手伝い 子供の宿題の面倒
 


 京大アメリカ派   
   河野健二 梅棹忠夫 藤岡喜愛 樋口謹一
 


 フィールドワーカー
   中尾佐助 川喜多二郎 和崎洋一 佐々木高明 谷泰
 


 KKKK団  
   川添登 小松左京 川喜多二郎 加藤秀俊
  




◇「個人史」への挑戦

「個人史」ライフ・ヒストリー
40億人には40億種類の人生がある

   多様な人間の生き方



「庶民列伝」(思想の科学研究会)
無名の人の伝記づくり

70歳以上のお年寄りの話がおもしろい



暇さえあれば話を聴く





◇生きている人間こそ教科書

「サンチェスの子どもたち」オスカー・ルイス(みすず書房)

 羅生門的方法





◇相互学習の過程

 ケーススタディ 
  「孤独な群衆」リースマン



 話を聴かせてくれる人は友人であり教師である
「インフォーマント」は無名の教師



日本における最高のフィールドワーカー 
   = 宮本常一先生
 「調査というものは搾取であってはならない」




nice!(164)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

nice! 164

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。