(1)「問題は英国ではないEUなのだ」エマニュエル・トッド 文藝春秋 2016年 (2)「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 前編 2000年【再掲載】 [読書記録 一般]
今回は、エマニュエル・トッドさんの、
「問題は英国ではないEUなのだ」を紹介します。
わたしには理解できないところも多く…
出版社の案内には、
「大ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』に続く第2弾! 現代最高の知識
人、トッドの最新見解を集めた“切れ味抜群"の時事論集。テロ、移民、難民、人種差
別、経済危機、格差拡大、ポピュリズムなどテーマは多岐にわたるがいずれも『グロー
バリズムの限界』という問題につながっている。英国EU離脱、トランプ旋風も、サッ
チャー、レーガン以来の英米発祥のネオリベラリズムの歴史から、初めてその意味が見
えてくる。本書は『最良のトッド入門』でもある。知的遍歴を存分に語る第3章『トッ
ドの歴史の方法』は、他の著作では決して読めない話が満載。『トッドの予言』はいか
にして可能なのか? その謎に迫る! 日本オリジナル版。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「ネオリベラリズムがもたらした移民問題 ユーロ圏は機能不全」
・「多元的現象としての歴史的転換
家族、人口、宗教、教育に関する転換」
- 外国人がたくさん入ってくるということは、単に労働力の問題だけでなく、
「家族、人口、宗教、教育」に大きく影響してくるということでしょう。
もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「絶対幸福の尺度(後編)」を載せます。
鈴木さんの本を読むと、心が洗われるような気がします。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)「問題は英国ではないEUなのだ」エマニュエル・トッド 文藝春秋 2016年
◇日本の読者へ
□3つの局面
①1950-1980 経済成長期 欧日は米に追いつく 消費社会
②1980-2010 経済的グローバリゼーション
③2010- グローバリゼーションのダイナミズムが底をつく
米-英 グローバリゼーション・ファティーグ(病易)
□ネオリベラリズムがもたらした移民問題
ユーロ圏は機能不全
□分散-不一致に向かう先進諸国
□知的ニヒリズムとしての経済主義
□多元的現象としての歴史的転換
家族、人口、宗教、教育に関する転換
◇なぜ英国はEU離脱を選んだのか
□分散不一致の現象
グローバリゼーションに対抗して自らを再建する力
□ドイツとロシアのネイション回帰
□英のネイション回帰はより重要
□近代のリーダーとしての英国
ネイションへの回帰
□英国議会の主権回復こそ離脱の動機
□パリ-ロンドンの軸こそカギ
□西側システムの終焉
□二つのドイツ
□プチ、ブルか
□問題はポピュリズムではなくて
(2)「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 前編 2000.10発行【再掲載】
◇まえがき
一般的幸福とは、
「苦しみがなく,人や物事が自分の思い通りに動く,自分にとって都合の良いこと,うれ
しいこと」
→ 幸福を必死で求めれば求めるほど辛いことが増している
生きているのは「今ここ」だけ
聖パウロ
「内なる自分を変えることにより,すべては新たになる」
◇ありのままの天使
人は誰でも完全ではない
→ 自分でないものに自分を身売りしている
生きる = 自分らしさを取り戻し自分のありのままの本当の姿を受け入れていくこと
赤ちゃんは希望でいっぱい
「ありのままの天使」変わってはいけない,私は君が好きだ
「ありのままの天使のメッセージ」
×条件付きの愛
◎神さまの愛は無条件の愛
蝸牛(ででむし)のように
山村暮鳥の詩集
「蝸牛のようであってよい,ただ休まずに今日という道を慎んでいこう」
◇余白の天使
「余白の天使」
余白 = 間
目の前の問題から距離を取る
「ものごとが思い通りに行かないときは,いいことの種が芽を出し 始めたとき」
こころを信じると言うこと
ネルと精神科医 … 捨て犬の存在
「余白の天使」の恵み
捨て犬が余白の天使
閉めた窓 開けた窓
窓を開けるには大きな外からの援助が必要
使命を授ける
◇諦念の天使
執着 - 変えることのできるものを 変えていく勇気を
変えることのできないものを 受け入れるこころの広さを
変えることのできるものと 変えることのできないものとを見分ける叡智を
与えてください
「これがなくては幸福になれない」 - 執着
「諦念の天使」の訪れ
「外の世間の思い」と「内なる魂の思い」
∥ ∥
執着 安らぎ 充実
執着から離れ味わう幸福
内なる魂の思いを味わう訓練
= 感謝すること楽しむこと(味わい直し)
執着を諦める大きな力 = 幸福への鍵
◎いいこと探し … 良い映画・ビデオのリスト
夕映えの中の笑顔
「諦念の天使」の贈り物 ~ 人を「内なる魂の思い」に導くこと
初秋の高原の犬
S氏
「大宇宙が自分を支えてくれている。孤独ではない」
◇平和の天使 アシジの聖フランシスコ
野の花のように
聖フランシスコ
「野の花のように美しく咲きなさい,そして人々に愛を与えなさい」
イタリア映画『ブラザー・サン・シスター・ムーン』
主があなたに平安を与えられますように
小鳥たちへの説教
清貧の生活 存在するものすべてに謙虚
「謙虚とは自分の欠点を受け入れ,それらに脅かされず,生きるという希望を信じて
よろこびをもつこと」
平和を願う祈り
分裂病 ~ 他の人との比較,差別
狼を救ったフランシスコ
強さに裏打ちされた優しさ
「太陽の賛歌」
「問題は英国ではないEUなのだ」を紹介します。
わたしには理解できないところも多く…
出版社の案内には、
「大ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』に続く第2弾! 現代最高の知識
人、トッドの最新見解を集めた“切れ味抜群"の時事論集。テロ、移民、難民、人種差
別、経済危機、格差拡大、ポピュリズムなどテーマは多岐にわたるがいずれも『グロー
バリズムの限界』という問題につながっている。英国EU離脱、トランプ旋風も、サッ
チャー、レーガン以来の英米発祥のネオリベラリズムの歴史から、初めてその意味が見
えてくる。本書は『最良のトッド入門』でもある。知的遍歴を存分に語る第3章『トッ
ドの歴史の方法』は、他の著作では決して読めない話が満載。『トッドの予言』はいか
にして可能なのか? その謎に迫る! 日本オリジナル版。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「ネオリベラリズムがもたらした移民問題 ユーロ圏は機能不全」
・「多元的現象としての歴史的転換
家族、人口、宗教、教育に関する転換」
- 外国人がたくさん入ってくるということは、単に労働力の問題だけでなく、
「家族、人口、宗教、教育」に大きく影響してくるということでしょう。
もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「絶対幸福の尺度(後編)」を載せます。
鈴木さんの本を読むと、心が洗われるような気がします。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)「問題は英国ではないEUなのだ」エマニュエル・トッド 文藝春秋 2016年
◇日本の読者へ
□3つの局面
①1950-1980 経済成長期 欧日は米に追いつく 消費社会
②1980-2010 経済的グローバリゼーション
③2010- グローバリゼーションのダイナミズムが底をつく
米-英 グローバリゼーション・ファティーグ(病易)
□ネオリベラリズムがもたらした移民問題
ユーロ圏は機能不全
□分散-不一致に向かう先進諸国
□知的ニヒリズムとしての経済主義
□多元的現象としての歴史的転換
家族、人口、宗教、教育に関する転換
◇なぜ英国はEU離脱を選んだのか
□分散不一致の現象
グローバリゼーションに対抗して自らを再建する力
□ドイツとロシアのネイション回帰
□英のネイション回帰はより重要
□近代のリーダーとしての英国
ネイションへの回帰
□英国議会の主権回復こそ離脱の動機
□パリ-ロンドンの軸こそカギ
□西側システムの終焉
□二つのドイツ
□プチ、ブルか
□問題はポピュリズムではなくて
(2)「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 前編 2000.10発行【再掲載】
◇まえがき
一般的幸福とは、
「苦しみがなく,人や物事が自分の思い通りに動く,自分にとって都合の良いこと,うれ
しいこと」
→ 幸福を必死で求めれば求めるほど辛いことが増している
生きているのは「今ここ」だけ
聖パウロ
「内なる自分を変えることにより,すべては新たになる」
◇ありのままの天使
人は誰でも完全ではない
→ 自分でないものに自分を身売りしている
生きる = 自分らしさを取り戻し自分のありのままの本当の姿を受け入れていくこと
赤ちゃんは希望でいっぱい
「ありのままの天使」変わってはいけない,私は君が好きだ
「ありのままの天使のメッセージ」
×条件付きの愛
◎神さまの愛は無条件の愛
蝸牛(ででむし)のように
山村暮鳥の詩集
「蝸牛のようであってよい,ただ休まずに今日という道を慎んでいこう」
◇余白の天使
「余白の天使」
余白 = 間
目の前の問題から距離を取る
「ものごとが思い通りに行かないときは,いいことの種が芽を出し 始めたとき」
こころを信じると言うこと
ネルと精神科医 … 捨て犬の存在
「余白の天使」の恵み
捨て犬が余白の天使
閉めた窓 開けた窓
窓を開けるには大きな外からの援助が必要
使命を授ける
◇諦念の天使
執着 - 変えることのできるものを 変えていく勇気を
変えることのできないものを 受け入れるこころの広さを
変えることのできるものと 変えることのできないものとを見分ける叡智を
与えてください
「これがなくては幸福になれない」 - 執着
「諦念の天使」の訪れ
「外の世間の思い」と「内なる魂の思い」
∥ ∥
執着 安らぎ 充実
執着から離れ味わう幸福
内なる魂の思いを味わう訓練
= 感謝すること楽しむこと(味わい直し)
執着を諦める大きな力 = 幸福への鍵
◎いいこと探し … 良い映画・ビデオのリスト
夕映えの中の笑顔
「諦念の天使」の贈り物 ~ 人を「内なる魂の思い」に導くこと
初秋の高原の犬
S氏
「大宇宙が自分を支えてくれている。孤独ではない」
◇平和の天使 アシジの聖フランシスコ
野の花のように
聖フランシスコ
「野の花のように美しく咲きなさい,そして人々に愛を与えなさい」
イタリア映画『ブラザー・サン・シスター・ムーン』
主があなたに平安を与えられますように
小鳥たちへの説教
清貧の生活 存在するものすべてに謙虚
「謙虚とは自分の欠点を受け入れ,それらに脅かされず,生きるという希望を信じて
よろこびをもつこと」
平和を願う祈り
分裂病 ~ 他の人との比較,差別
狼を救ったフランシスコ
強さに裏打ちされた優しさ
「太陽の賛歌」
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