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日記・自学 ① 「どの子も書きたくなる作文指導のアイディア58」 石田佐久馬 小学館 1995年(1) [読書記録 教育]

今回から、わたしの「読書ノート」要約より、
キーワード「日記・自学」紹介を紹介します。


1回目の今回は、石田佐久馬さんの、
「どの子も書きたくなる作文指導のアイディア」 の紹介1回目です。



出版社の案内には、


「『先生、作文って面白いね』 子どもたち誰もが持っている書く意欲を上手に刺激すれば、
 どの子もワクワク、いきいき、喜んで作文を書くようになる。そのアイディアの数々を
 第一人者が解り易く紹介。」


とあります。





今回は、「日記の題材」についてです。

30年来、受け持っている子どもたちに、宿題として毎日「日記」を課題としています。

「自由題」のときもあるのですが、
指定された方が書きやすいということでしばしば指定しています。
おもしろい題を与えるとおもしろい文章と出合えることもあります。

自分を見つめる日記はいいものです。
子どもたちも、続けていると文章にかくことに慣れていきます。





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☆日記・自学 ① 「どの子も書きたくなる作文指導のアイディア58」 石田佐久馬 小学館 1995年(1)



◇日記(日記の題材)
  
① 普通日記 


② 作ってしまいました日記 


③ ○○さんの日記(家族になりきって)


④ おしゃべり日記(会話文だけで) 


⑤ ○○観察日記(生き物・それ以外で)


⑥ 食べ物日記(今日食べたもの) 


⑦ 笑った日記(今日一番笑ったこと)


⑧ 今日の大発見 


⑨ 今日の大活躍 


⑩ 今日の大失敗




(例)
  「今日の宿題は○○日記です。」

  「長さはノート三行以上です。」 






◇「どの子も書きたくなる作文指導のアイディア58」 石田佐久馬 小学館 1995年(1)
 
1.jpg

□もしも作文 

 もしも(あなたが) 
   … 校長,魚,ライオン,松の木だったら

↑ ← その立場になって事実を直視
 


□変身作文  

 擬人化 3から4年から 生活圏内にある題材

 作品の善し悪しよりもいかに自由に子どもの想像が豊かに広がるか
 


□続き話づくり 

 物語の続きを(国語の単元の=ハマコウ註)



□吹き出し法 

 話し言葉を吹き出しに書く



□未来を書く 

 想像・推定・願望
 


□絵解き法  

 挿し絵や絵はがき、ポスターの絵などその内容を読んで想像したことを文章に書く
 


□一枚の写真から 

 写真から読みとれるもの感じ取れることを自分の言葉で書く



□「木」という字から

 想像作文・連想作文のたぐい
・一つの木について書く

・辞書で調べて書く

・二つの木を比べて書く

・好き嫌いを書く

・仮定法で書く(例:もし木が車の形をしていたら)
 


□なりきり日記

 作中人物の立場になっての思いや考えを日記風に書く

例:おみつ 兵十 ごんになりきって



□地図を書く 

 読みとったことをもとに地図を書く



□やってみたいいたずら 

 欲求不満の解消
 


□史上遠足(ウソの作文)

 日程表をもとにして空想して作文を書く


 例:修学旅行 遠足
 


□行ってみたいところ

 夢の旅行日記  
   文章をはっきりさせると共にその理由を詳しく書くようにする。        

例 : 「こんな家に住みたい」
 


□お父さんあのね

「先生あのね」 → 「お母さんあのね」 → 「お父さんあのね」

 ・相手意識を育てる

 ・心的表情を大切にする

 ・センテンス意識を明確にする

 ・TPO(時・所・状況)をきちんと書く


 「読み手」から必ず「返事」の文を書き添えてもらうようにすべき
 


□手紙作文  

 人の書いたものが分かる楽しさ,それにもまして自分の書いたものが人に分かってもら
えたときの喜び



返事


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