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「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ⑥(最終) [読書記録 教育]

今回は、6月23日に続いて、平井雷太さんの、
「セルフラーニング どの子にも学力がつく」6回目の紹介 最終です。




出版社の案内には、


「著者はプリント教材によって、子どもがすすんで学び、学力がつくユニークな『セルフ
 ラーニング』(らくだ学習法)の教室を主宰しています。現在までに学んだ生徒数はお
 よそ3000人、全国で50近い教室ができています。そのノウハウを説いた小社『セルフ
 ラーニング』は初版から15年ロングセラーとなってきましたが、このたび待望の新版
 が完成しました。子どもの自発性や学力低下論争、教育改革への提言を盛り込み、装丁
 を一新。気鋭の社会学者宮台真司氏の強力な推薦をいただきました。著者による『らく
 だ学習法』(実業之日本社・筑紫哲也氏推薦)と合わせて、ぜひお願いいたします。」


とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「『褒めること』をアメとして使わない」


・「自分のリズムを発見する」


・「『押しつけない・強制しない・命令しない』子育て 」


・「初めてのことができるためには『できない』と思わないこと」


・「できないことができるようになるのはある日突然です」




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☆「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ⑥(最終)

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◇「自分から進んで学ぶ子」が育たないのはなぜか

 - 学校・塾のあり方への疑問


1 公文式のプラスとマイナス

  先生も楽 生徒も楽


  子どもたちを信頼しない公文のやり方 
    先生は採点マシーン?





2 アメとムチのくだらなさ

  一時的効果しかない


  褒めないことの意味 
   「褒めること」をアメとして使わない





3 速くできること・競争させること

□岸本式とのちがい  

  岸本式 ~ 計算力 


  らくだ式 ~ 競争にならない

  一人一人が自分でストップウォッチ


  自分のリズムを発見する 
    情報収集のためのストップウォッチ





4 自由教育の問題点

 「自由教育」は教師の自己満足?
イギリスのサマーヒル・スクール(創設者ASニイル)


  計算力の大切さ  
    毎日こつこつしかない





5 具体的な実効をもった「教育改革」を!

  90年代の教育改革
    1989年新学力観の指導要領


  ゆとり教育と学力低下論争
「分数できない大学生」1999 市川伸一「学力低下論争」2002


  教育改革は学習意欲を高めたか
    苅谷剛彦「階層化日本と教育危機」2001



平井は疑問


  セルフラーニングの核心力









◇セルフラーニング 子育ての意識

1「押しつけない・強制しない・命令しない」子育て 

  子どものあとから付いていったおかげで登れました


  どんなに良くない状況が起きても是は次に進むためのステップです
ポイントを





2 教材力がなくてもセルフラーニングはできる

  慧太がらくだの学習をやめる


  三重県児童専門書店「メリーゴーランド」増田善昭
 初めてのことができるためには「できない」と思わないこと


  仕事として担っていることの意味


  できないことができるようになるのはある日突然です





3 自己決定力が育つための適切な援助とは

   「子どもが自分で決める」ために大人にできること








◇あとがき-しんばんに当たって

 「すぺーすらくだ」 → 「スクールらくだ」




<らくだ教材はP71~73>
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