キーワード「学級経営」26 [読書記録 教育]
今回は、8月7日に続き、わたしの教育ノートから
キーワード「学級経営」26回目の紹介です。
今回は、上條晴夫さんの
「実践子供ウォッチング」を紹介します。
出版社の案内には、
「子どもたちは、その姿勢・しぐさ・動作などに込めて、言葉にならないさまざまなサイ
ン・メッセージを発信しています。それらを見のがさず、しっかり受けとめてやれるセ
ンスを教師が磨き、子どもたちとのコミュニケーションを豊かに育むためのヒントを本
書のなかに見いだすことができるでしょう。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「(後押しの思想の)ポイント
1 猫背になっていないか
2 腰が後ろにつきだしたようになっていないか」
・「子供の呼吸に合わせる」
・「飽きのサイン」
・「集中力のサイン
1 目・耳・身体(向き)
2 ツーンと抜けるような静かさ
3 目標=『音を消します』」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「学級経営」26
◇「実践子供ウォッチング」上條晴夫 民衆社 1993年
□後押しの思想
背中にその子の「いま」を見る
Gパターン
幼児がえりの不登校 = 育て直しが必要
「押す」援助と「引っ張る」援助
後押しという意識
◎ポイント
1 猫背になっていないか
2 腰が後ろにつきだしたようになっていないか
□呼吸と運動
子供の呼吸に合わせる
呼吸と運動には法則がある
息を吸いながら殴ることはできない
運動は息を吐きながらやる
□沈黙の授業
言葉を消すことで対話が始まる
完全黙秘 = 内向的
手振り身振り表情だけの「沈黙の授業」を
□「どうしてかぜひいちゃったの」
病気をサインとして生活を見直す
「わかんない」
→ どうしてひいちゃったのと「理由」を問う
↓
生活が見えてくる
□距離
少し距離をとって叱る
少し離れて・手を腰に当てて
□飽きのサイン
① 気が散る 「目」が散る
② しせいが崩れる 「背中」が曲がる
③ 落ち着きを失う 「手」が動く
④ 動き出す 「足」が動く
□班対抗学習ゲーム
「辞書早引き競争」
① 辞書を引く
② 引けた子は立つ
③ 班のメンバー全員立ち上がったら座る
④ 班対抗 得点化
※8回戦 2回戦4回戦 作戦タイム各2分
「リレー読み」
① 指定文書を間違わずに読む
② 班でチーム 一人一文ずつ 次々に
③ 間違えたらアウト
④ 長く読めたチームが勝ち
※3回戦 ゲーム的要素を取り入れて集中力を
□グループ並びっこ競争
集団の規律ウォッチング
班の並びっこ
① 背の順
② 誕生日早い順
③ 学校に家が近い順
④ 背の低い順
⑤ 前髪の長い順
※ゲーム化 評価=スピード
観点「リーダーの動き」「メンバーの動き」
□集中力
集中力のサイン
目・耳・身体(向き)
ツーンと抜けるような静かさ
目標=「音を消します」
集中力を乱すトリガー(引き金役)
1 私語の開始
2 この動きに呼応ししゃべり始める
3 後は誰もが一気に
□「熱中先生」の手の位置と形
なってみる
男 手をパーで順手
女 手をパーで逆手
水谷豊 手をグーで腰
◇柔軟性を欠いた学級経営の問題点
□子供の発達課題と教育課題のバランスを押さえた対応の必要性
□学級崩壊
「学級がうまく機能しない状況」
1 柔軟性を欠く
2 授業の内容に不満
3 問題行動への対応の遅れ
□教師の圧倒的勉強不足
① 挨拶を自らに課す
② 一時に一事を徹底
③ 情報は自らの力で収集せよ
□教師の責任(石黒修)
① 不勉強
② 統率力に欠ける
③ 責任感に乏しい
キーワード「学級経営」26回目の紹介です。
今回は、上條晴夫さんの
「実践子供ウォッチング」を紹介します。
出版社の案内には、
「子どもたちは、その姿勢・しぐさ・動作などに込めて、言葉にならないさまざまなサイ
ン・メッセージを発信しています。それらを見のがさず、しっかり受けとめてやれるセ
ンスを教師が磨き、子どもたちとのコミュニケーションを豊かに育むためのヒントを本
書のなかに見いだすことができるでしょう。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「(後押しの思想の)ポイント
1 猫背になっていないか
2 腰が後ろにつきだしたようになっていないか」
・「子供の呼吸に合わせる」
・「飽きのサイン」
・「集中力のサイン
1 目・耳・身体(向き)
2 ツーンと抜けるような静かさ
3 目標=『音を消します』」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「学級経営」26
◇「実践子供ウォッチング」上條晴夫 民衆社 1993年
□後押しの思想
背中にその子の「いま」を見る
Gパターン
幼児がえりの不登校 = 育て直しが必要
「押す」援助と「引っ張る」援助
後押しという意識
◎ポイント
1 猫背になっていないか
2 腰が後ろにつきだしたようになっていないか
□呼吸と運動
子供の呼吸に合わせる
呼吸と運動には法則がある
息を吸いながら殴ることはできない
運動は息を吐きながらやる
□沈黙の授業
言葉を消すことで対話が始まる
完全黙秘 = 内向的
手振り身振り表情だけの「沈黙の授業」を
□「どうしてかぜひいちゃったの」
病気をサインとして生活を見直す
「わかんない」
→ どうしてひいちゃったのと「理由」を問う
↓
生活が見えてくる
□距離
少し距離をとって叱る
少し離れて・手を腰に当てて
□飽きのサイン
① 気が散る 「目」が散る
② しせいが崩れる 「背中」が曲がる
③ 落ち着きを失う 「手」が動く
④ 動き出す 「足」が動く
□班対抗学習ゲーム
「辞書早引き競争」
① 辞書を引く
② 引けた子は立つ
③ 班のメンバー全員立ち上がったら座る
④ 班対抗 得点化
※8回戦 2回戦4回戦 作戦タイム各2分
「リレー読み」
① 指定文書を間違わずに読む
② 班でチーム 一人一文ずつ 次々に
③ 間違えたらアウト
④ 長く読めたチームが勝ち
※3回戦 ゲーム的要素を取り入れて集中力を
□グループ並びっこ競争
集団の規律ウォッチング
班の並びっこ
① 背の順
② 誕生日早い順
③ 学校に家が近い順
④ 背の低い順
⑤ 前髪の長い順
※ゲーム化 評価=スピード
観点「リーダーの動き」「メンバーの動き」
□集中力
集中力のサイン
目・耳・身体(向き)
ツーンと抜けるような静かさ
目標=「音を消します」
集中力を乱すトリガー(引き金役)
1 私語の開始
2 この動きに呼応ししゃべり始める
3 後は誰もが一気に
□「熱中先生」の手の位置と形
なってみる
男 手をパーで順手
女 手をパーで逆手
水谷豊 手をグーで腰
◇柔軟性を欠いた学級経営の問題点
□子供の発達課題と教育課題のバランスを押さえた対応の必要性
□学級崩壊
「学級がうまく機能しない状況」
1 柔軟性を欠く
2 授業の内容に不満
3 問題行動への対応の遅れ
□教師の圧倒的勉強不足
① 挨拶を自らに課す
② 一時に一事を徹底
③ 情報は自らの力で収集せよ
□教師の責任(石黒修)
① 不勉強
② 統率力に欠ける
③ 責任感に乏しい
『背中にその子の「いま」を見る』やハマコウさんと同じく『子供の呼吸に合わせる』の言葉が印象的で、はっとさせられました。
by Rinko (2019-08-20 08:02)
Rinkoさん ありがとうございます。
子どもと同じように呼吸して話すと、互いに落ち着いて話すことができるように感じます。
by ハマコウ (2019-08-20 18:44)