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「知的特別支援学校における不器用な子どもへの支援」TT特別支援学校小学部教諭 2013年 ②(後半) [読書記録 教育]

今回は、10月12日に続いて、TT特支学校教諭の
「知的特別支援学校における不器用な子どもへの支援」の後半を紹介します。



今回紹介文より強く印象に残った言葉は…

・「体重移動(手でチェック)」


・「勉強より先にやることがたくさんある」


・「小さなものを摘む練習」


・「手首があがるように!」






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☆「知的特別支援学校における不器用な子どもへの支援」TT特別支援学校小学部教諭 2013年 ②(後半)


≪事例研究≫
◇すり足、安定して歩けない

 ・足裏のマッサージ

 ・ボウル歩き

・片足立ち



□手で腰に触れ体重移動を感じる

 体重移動ができないから片足立ちができない

~ 体重移動(手でチェック)



□体育の準備運動



□ MBAC(不器用さのチェック)
 手先  コイン入れ12枚、ビーズひも通し12個、迷路(急がず丁寧に)、お手玉受け

ボールスキル

バランスボール トランポリン

 ※ 冊子『動きづくりのプログラム』



 ◎ 勉強より先にやることがたくさんある

 ◎ 身体的アプローチをプラスすることで子どもの理解が深まり、支援が充実する



からだからのアプローチ

 

<トランポリン>

 バランス感覚 

 → 体幹が強くなる



<バランスボール>

 バランス感覚
 
 → 体幹が強くなる



<両膝立ち>
 
 腰がしっかりする 姿勢や動きがよくなる

 正座から立ち上がる

 

<段ボールキャタピラー>

 体幹が強くなる

  - 手や足が分離した動きになる






◇「書字とはさみ」
 
□安定した姿勢

  → 明確な指示 
  
  「足をしっかり付けましょう」

「あごをひいて シーッのポーズ」

腰骨を立てる

姿勢は変化するもの



□手 

「握る」と「摘む」

 → 小さなものを摘む練習



□手首を見ると 

 ◎手首は上  ×手首がした ×肘が浮いている

 「手首があがるように!



□手先が器用になるにはまず力を入れることから

アスレチック ブランコ モグラたたき ジャングルジム タオル引き

 お盆運び ブロック 太鼓 



 手のプログラム

指を一本ずつ触れる  手形なぞり  シール貼り  

新聞ちぎり → 丸める → セロテープ貼り → 玉入れ



3本の指を使う

親指を使っているか
六角形より三角形の鉛筆

ブロッククレヨン



はさみはたてに

手首を上げて 薬指と小指を曲げる

トイレットペーパーの芯を着る練習






◇まとめ

できないことを繰り返す → 動きづくり


体力づくり → 動きづくり


学習や生活の土台


子どものとらえ方や支援が多面的に


体だけでなく心(意欲)が前向きに → 主体的な生活
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