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「たとえ世界は終わっても その先の日本を生きる君たちへ」橋本治 集英社新書 2017年 ② [読書記録 一般]

今回は、11月2日に続いて橋本治さんの
「たとえ世界は終わってもその先の日本を生きる君たちへ」2回目を紹介します。




出版社の案内には、


「『イギリスのEU離脱決定』と『ドナルド・トランプのアメリカ大統領選当選』を見て、
 成長と拡大を求め続ける資本主義経済の終焉を確信したという橋本治。資本主義の終わ
 りとは何か?その後を我々はどう生きるべきなのか?『昭和の終わりと同時に日本経済は
 飽和した』『貿易なんて西洋人の陰謀に過ぎない』『国民はクビにできないので、企業
 経営感覚の政治家は容易に差別主義者になる』など、政治や経済といった枠を超えて次
 世代に語りかけるメッセージ。」


とあります。







今回紹介文より強く印象に残った言葉は…

・「帝国主義とは『高圧的なセールスマン』」
= 物を作りすぎたから、無理矢理売ろうとした」


・「ユダヤ人の軌跡がヨーロッパの覇権の軌跡
   = ヨーロッパがユダヤ人に金貸しを押しつけた」


・「経済と欲望は『飽和』に達したら終わる
  = 人間は飽きる」


・「大切『大きい物を目指さずに、小さいままで生きてゆく』」








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☆「たとえ世界は終わっても その先の日本を生きる君たちへ」橋本治 集英社新書 2017年 ②

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◇ヨーロッパという謎を解く 

□帝国って何?
 
 イギリス 
   ワールドカップ4つ 
     ①スコットランド ②ウェールズ ③アイルランド ④イングランド

   オリンピックは1つ
 


 ヨーロッパは1つにまとまれない
 


 ヨーロッパを取り囲む「自分自身」のカベ
 


 19世紀、帝国主義とは「高圧的なセールスマン」
物を作りすぎたから、無理矢理売ろうとした
 


 ヨーロッパはおびえていた
東洋に関して感じた「恐怖」「目立ち主義」恐怖心
 


 大航海時代はなぜ?
 
  アラビア商人(オスマントルコ)の「値上げ攻勢」に耐えられなくなったヨーロッ
 パ人が、追いつめられて「大航海」に乗り出した 
 


 新大陸が「発見」されてしまう意味

  アメリカ大陸の住民は、ヨーロッパ人の歌の中にある「人間」にはあてはまらない「異
 文化は遅れている」の始まり
 
  「暗黒大陸」 - 人種差別の発明
 


 ユダヤ人の軌跡がヨーロッパの覇権の軌跡
   ヨーロッパがユダヤ人に金貸しを押しつけた
 


 ナチスを生み出した「闇金ウシジマくん」的構造
   アメリカ - 第一次世界大戦 - ヨーロッパに金を貸す    








◇経済は飽和したら終わるものだ

昭和とは「復興経済」の時代だった



 経済と欲望は「飽和」に達したら終わる
  人間は飽きる



 飽和を覆い隠す「技術革新」という幻



 金融経済はゾンビだ 
経済なんて本来「実体」がなきゃおかしいのに「実体経済」と「金融経済」を分ける



「小さなもの」でも生きてゆく可能性
今の金融・投資 = 隙をねらうゲームか軽業

バーチャル

  大切「大きい物を目指さずに、小さいままで生きてゆく」            

   ×「なにか得になることを考えよう」                    

   ○「この先どうする」


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コメント 2

ニッキー

ここ何日か、いきなりのエラー表示でご訪問が出来ませんでした(_ _)
理由はわかりませんが、今日から突然訪問が出来るようになりました(°_°)
また宜しくお願いします( ^ω^ )
by ニッキー (2019-11-06 07:08) 

ハマコウ

ニッキーさん ありがとうございます。
エラー表示、よく出ますよね。
これからもよろしくおねがいします。
by ハマコウ (2019-11-06 20:01) 

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