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「日本の地名がわかる事典」浅井建爾 日本実業出版社 1998年 ⑥ [読書記録 一般]

今回は、11月28日に続いて、浅井健爾さんの
「日本の地名がわかる事典」の紹介6回目です。




出版社の案内には、


「日本にある地名の一つひとつに由来がある。地名に秘められた幾千もの物語-地形、歴
 史、人物、故事、市町村合併など一言では語り尽くせない地名誕生の秘話・由来。楽
 しみながら博識になれる知的ガイドブック。」


とあります。





今回紹介文より強く印象に残った言葉は…

・「京都・大阪は近畿ではない」


・「前は近く後ろは遠い」


・「普通は上が北で下が南」
「しかし京都からの位置関係も」


・「大内裏から羅城門を見て  
 - 東側を左京  右側を右京」





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☆「日本の地名がわかる事典」浅井建爾 日本実業出版社 1998年 ⑥

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<位置方角にちなむ地名>

◇京都・大阪は近畿ではない

□明治初年まで「畿内七道」が行政区分法

畿内五畿 = 山城・大和・摂津・和泉・河内

  七道  = 東海道・北陸道・山陽道・山陰道・南海道・西海道






◇前は近く後ろは遠い

□越前-越後   
    
 越の国 - 越前(福井) 越中(冨山) 越後(新潟)



□吉備の国

 備前(岡山東)  備中(岡山西)  備後(広島東)



□筑紫国

 筑前   筑後



□豊の国

 豊前   豊後



□肥の国

 肥前   肥後



□出羽国

 羽前   羽後






◇上と下

□普通は上が北で下が南



□しかし京都からの位置関係も

 上野(群馬)に対する下野(栃木)


 上越 下越


 上総 下総(海路から見て)


 下北半島 上北






◇右が左京区、左が右京区

□河川の右岸・左岸と同じ

 大内裏から羅城門を見て  
   - 東側を左京  右側を右京






◇方角地名

□郡名の20%近くに東西南北

  郡が分化されたから



□東西南北そろった郡名も

 青森県   北津軽・南津軽・東津軽・西津軽


 愛媛県   北宇和・南宇和・東宇和・西宇和



□町村名 

 宮崎県   東郷町・西郷町・北郷町・南郷町



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コメント 2

HOLDON

地名って日本の文化そのものですね~
無知な私、読んでみたくなりました。

by HOLDON (2019-12-04 06:46) 

ハマコウ

HOLDONさん ありがとうございます。

はじめて知ること、なるほどと思うこと、そうだったのかと気づくことが詰まった本でした。
近くの地名も気にかかるようになりました。
by ハマコウ (2019-12-04 17:56) 

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