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「子どもの自尊感情を高め教育的ニーズに応えた支援・指導法の工夫」2013年 [読書記録 教育]

今回は、講演会から、
「子どもの自尊感情を高め教育的ニーズに応えた支援・指導法の工夫」を紹介します。


7年前の特別支援研修会でのIYさんの講話の概要ですが、大変勉強になりました。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『自分ばかり注意される』という言葉」


・「交流学級で  朝の会・給食・帰りの会」


・「○をつけるには…1 ヒントを出す 2 赤で書きなぞらせる
  = とにかくほめる (家庭にも知らせる)」


・「止めたいときは『~だからやめてくださいね』
  不安が強いときは『みんなのやるのを見ていましょう やれそうなら入ろうね』」


・「役割分担 → お父さん役のコーディネーター  厳しくなることも」




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☆「子どもの自尊感情を高め教育的ニーズに応えた支援・指導法の工夫」2013年 発達支援研修会 於:天竜壬生ホール

◇入級児童
  
 自信をなくしている  
    挑戦しない 「自分ばかり注意される」という言葉      



自尊感情を高めたい



(1)学校体制づくり

 ① 交流学校 

  ・クラス名簿(アイウエオ順混合)

・個人用ホルダー

  ・めあても掲示

・配付物も通級教室でもらう

・運動会学習発表会も



お客さんでなく仲間として



 ② 交流学習

一日の半分は交流学級


  交流学級で  
   朝の会・給食・帰りの会






(2)支援・指導法の工夫

 ① ほめる

   小ステップ   ○付け・シール

 
  ○をつけるには… 
     1 ヒントを出す 

     2 赤で書きなぞらせる
 
     = とにかくほめる 
(家庭にも知らせる)



 ② A児 文字の読み書きが苦手

  3年生のめあて = 拾い読みでなく文節読み

   ・ノート、プリントに×を付けない

     → 赤丸・青○

   ・テスト・プリント 

     → 少しずつ = 折って小題ずつ

一折りできたら少し開かせて

   ・交流学級友達とのかかわり

   親切の押し売り

  共感的に聞く → 手足

落ち着かせてから謝らせる


  
 ③ B児 集団活動が苦手

  一人で好きなことをさせる = 読書


不安感が強い → 信頼関係づくり


「一人でできることを増やす」
カードで確認 → 黒板に貼る

     ・朝の支度 
     ・帰りの支度 
     ・プールの前 
     ・プールの後
・休み時間にしていいこと
       10分休みと20分休み
・こんなときどうするか
     ・ぽかぽか言葉
    

  交流学級での活動 
体育係となって

  
  止めたいときは
    「~だからやめてくださいね」


  不安が強いときは
「みんなのやるのを見ていましょう やれそうなら入ろうね」



失敗をさせない

できたことだけ
    

  友達とのかかわり
こだわり マイルール

   「注意するのは先生の仕事」 1回だけ







◇成果と課題

 ○ 職員が情報を教えてくれる

 ○ 役割分担 
   お父さん役のコーディネーター  厳しくなることも

 ▲ 人とかかわることが苦手
  
 ・できたら通常教室に戻したい
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