(1)「人生は廻る輪のように」E・キューブラー・ロス 角川書店 1998年 ⑤ (2)「動的平衡」福岡伸一 木楽舎 2009年【再掲載記事 2011年5月】 [読書記録 一般]
「死亡宣告後
Ⅰ 空中浮遊 エーテル状の微妙な形 『完全性』
Ⅱ 肉体を置き去りにして別の次元に入る = 死後の世界
Ⅲ 守護天使に導かれて次の段階へ」
今回は、3月10日に続いて、E・キューブラー・ロスさんの
「人生は廻る輪のように」の紹介5回目です。
臨死研究『死ぬ瞬間』で知られたキューブーラー・ロスさんの自伝です。
出版社の案内には、
「スイスで過ごした少女時代、国際平和義勇軍での難民救済活動、ナチス強制収容所で出
会った蝶の壁画の謎、父の反対を押し切り医師の道へ、結婚とアメリカへの移住、末期
医療と死の科学への取り組み、大ベストセラー『死ぬ瞬間』の執筆、チャネリング、夫
との別離、体外離脱体験、詐欺及び殺人未遂被害、ヒーリングセンターの設立、放火に
よるすべての焼失…。20世紀を駆け抜けた精神科医の愛とたたかいの記録。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「臨死体験の共通性
死を苦痛と思わず二度とこちら側に帰ってきたいと思わなかった」
・「天国でもあり地獄でもある
神が人間に与えた最高の贈り物は自由意志による自由選択である」
- 地獄に行かされるのではなく、自分で選んで地獄に行くということですね。
・「どんな奉仕をしてきたか ~ 無条件の愛」
・「神秘体験をする準備さえできていれば、人はそれを体験する」
もう一つ、2011年5月の記事の再掲載となりますが、福岡伸一さんの
「動的平衡」を紹介します。
読み直して、新型コロナウィルスのことを思ってしまいました。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)「人生は廻る輪のように」E・キューブラー・ロス 角川書店 1998年 ⑤
<野牛の部>
◇ジェフィー
ジェフィーの物語
9歳の白血病
自転車に乗る
弟のダギーとの約束(大人には秘密)
↑
他の医師が耳を傾けるまで10年
◇死後のいのち
~1973年 ラ・ラビータ小児病院 瀕死の子の生から死への移行
精神衛生クリニック「ファミリーサービスセンター」の雇われ院長
→ 経営の問題で辞職
「生死以降」ワークショップ
1970年代前半 ムワリムとロス 2万人の患者に面接
臨死体験の共通性
死を苦痛と思わず二度とこちら側に帰ってきたいと思わなかった
死亡宣告後
Ⅰ 空中浮遊 エーテル状の微妙な形 「完全性」
Ⅱ 肉体を置き去りにして別の次元に入る = 死後の世界
どこでも移動可
守護天使、ガイドとの出会い
包む愛
Ⅲ 守護天使に導かれて次の段階へ
トンネル 門の通過 - まぶしい光
光 ~ あたたかさ エネルギー 精神 愛
圧倒的な愛に包まれる
Ⅳ「至上の本源」愛の本源
からだ → 霊的エネルギーそのものに
全体性
存在の完全性
「ライフ・リヴュー」(生涯の回顧-走馬燈のように)
あらゆる人の命のつながり合い
天国でもあり地獄でもある
|
神が人間に与えた最高の贈り物は自由意志による自由選択である
∥
責任 「どんな奉仕をしてきたか」~無条件の愛
真の無条件の愛
「人生は洗濯機の中でもまれる石のようなものだ。粉砕されて出てくるか、磨かれて出て
くるか、結局はその人が選択している」
◇第28章 証拠物件
人生は時間と共に展開していくが、教訓はその人が必要とするときにやってくる
|
神秘体験をする準備さえできていれば、人はそれを体験する
◇異界とのチャネリング
1976 サンディエゴ
ジェイBとマーサB夫妻
ソウルメイト・セレイム エスコンディードの家
マリオ
夫マニーとのトラブル
1976 父の日 マニーは離婚を決意
↓
エスコンディードのトレーラーハウスに移った 50歳での再出発
|
ヒーリングセンター
(2)「動的平衡」福岡伸一 木楽舎 2009年【再掲載記事 2011年5月】
◇記憶とは何か?
□人間は過去をおぼろげにしか記憶できない。
□記憶はビデオテープのようなものではなく、「想起した瞬間に作り出される何ものか」である。
記憶物質というものは体内にはなく、記憶は、おそらく、細胞の外側(細胞と細胞の
間)にあるだろう。
□タンパク質の新陳代謝速度が体内時計の秒針である。
↓
3歳よりも30歳の方が体内時計の1年が早い
「年をとると1年が早く過ぎるのは『分母が大きくなるから』ではない。タンパク質の代
謝回転が遅くなり、その結果1年の感じ方は徐々に長くなっていく。にもかかわらず、
実際の物理的時間はいつも同じスピードでついていく。
だからこそ、自分ではまだ1年たっていると思えない、半年くらいかなと思ったその時
には、すでに、もう1年が過ぎ去ってしまっている。そして、わたしたちは愕然となる。」
◇「空耳」と「空目」
□空目もある。
空目
= 幻視のことではなく、本当は偶然の結果なのに、そこに特別なパターンを見てしま
うこと。
(例)
◎虹 … 色は連続しているが、私たちは七色と色を切断して見てしまっている。
◎天上のシミに霊? ← 魚、蟹のランダムな模様に人面
↑
人間の脳はランダムなものの中に何らかのパターンを見つけ出さずにはいられない。
特に、人の顔に似たものには敏感。
= 不思議なバイアスが人間の脳に
脳のクセ
- 進化の過程では瞬時のパターン化が役立ったのかもしれない
◇汝とは汝の食べたものである
□骨を調べれば食べ物が分かる
□食物は情報を内包している
消化とは … タンパク質 → アミノ酸
タンパク質を文章とすると、アミノ酸は文字
① 腹ごなれがいいように食物を小さく砕くこと
② 情報を解体すること
他者の情報が入ると、自身の情報と干渉、衝突して、アレルギー、アトピー等の
トラブルが生じると考えられる
※ 生命活動とはアミノ酸という文字の不断のアナグラム(並び替え)
= 新たなタンパク質の合成+自身のタンパク質の分解
□コラーゲン添加食品の空虚
口から取り入れたコラーゲンは消化器官内でバラバラのアミノ酸になる
→ 身体全体に散らばり、そこで新しいタンパク質に
= ほとんどコラーゲンにはならない
◇ダイエットの科学
□「ドカ食い」より「チビチビ食べ」の方が太らない
= インシュリンができるだけでないように、だましだまし食べると太りにくい
スローな食べ物(よく噛む)を選んでスローに食べる
◇ES細胞の不思議
□ES細胞
- 空気が読めない、が、増えることをやめない細胞
分化の時計を止めたままでいられる細胞
○○細胞になる専門化へのプログラム一時停止
一方で増殖は限りなく
□ガン細胞とES細胞の共通点
自分の分際を見失い、しかし、無限に増殖することをやめない
表裏一体の関係
□ES細胞テクノロジーの内側はまったくのブラックボックス
○メカニズムは理解されていない
○コントロールできない
◇ヒトと病原体との戦い
□うつる病気とうつらない病気
病原体がうつるのは基本的に同種間 「種の壁」
= 鍵と鍵穴が同じでないとうつらない
カニバリズム(人食)忌避の理由もそこに
かつてのニューギニアのクールー病
□細菌 コッホ
抗生物質が決め手
微生物が産出し、他の微生物の増殖を抑制する物質の総称 = 抗生物質
ペニシリン → ブドウ球菌
ストレプトマイシン → 結核
↓
しかし、耐性をもった細菌の登場 多剤耐性菌
→ いたちごっこ
□ウィルス (細菌よりかなり小さい 非細胞)
ウィルスは生物と無生物の間
個体差なし しかし自己複製能力
種を超えるウィルスの登場
ワクチンが決め手
インフルエンザウィルス
生存戦略は大胆で巧妙 鍵をつくりかえる
↓
他の種にも
□プリオン (最小ウィルスの1/1000の大きさ)
伝達性スポンジ脳症
細菌でもウィルスでもない病原体
30分煮沸、2か月冷凍しても死なない
様々な薬品に強い抵抗
宿主に免疫反応起こらない
(ワクチン作れず)
◇動的な平衡とは?
□動的な平衡とは何か?
ルドルフ・シェーンハイマー
※ 生体を構成している分子はすべて高速で分解され、食物として摂取した分子と置き換
えられている。身体のあらゆる組織・細胞は常に作り替えられ更新続けられている。
□「生きている」 = 「流れそのもの」
流れること、生きていることが「動的平衡」
□生命とは何か?
「生命とは動的な平衡状態にあるシステムである」
↓
シェーンハイマーの動的平行論に立ち返る必要がある。
現在△
遺伝子組み換え → 期待通りでない
臓器移植 → 有効、延命につながらず
ES細胞 → 未知、増殖を制御できない
クローン羊ドリー → 早死
∥
生命を機械論的に操作する営みへの警鐘か
□アンチ・アンチ・エイジングこそ、エイジングと共存する最も賢いあり方だ
「生きている」とは「動的な平衡」によって、「エントロピー増大の法則」と折り合いを
つけているということ
= すべての生物が必ず死ぬというのは、実に利他的なシステムである。これによって、
致命的な秩序の崩壊が起こる前に秩序は別の個体に移行しリセットされる
◇あとがきより
「生命、自然、環境 - そこで起こるすべての現象の核心を解くキーワード、それが動
的平衡だとわたしは思う」
Ⅰ 空中浮遊 エーテル状の微妙な形 『完全性』
Ⅱ 肉体を置き去りにして別の次元に入る = 死後の世界
Ⅲ 守護天使に導かれて次の段階へ」
今回は、3月10日に続いて、E・キューブラー・ロスさんの
「人生は廻る輪のように」の紹介5回目です。
臨死研究『死ぬ瞬間』で知られたキューブーラー・ロスさんの自伝です。
出版社の案内には、
「スイスで過ごした少女時代、国際平和義勇軍での難民救済活動、ナチス強制収容所で出
会った蝶の壁画の謎、父の反対を押し切り医師の道へ、結婚とアメリカへの移住、末期
医療と死の科学への取り組み、大ベストセラー『死ぬ瞬間』の執筆、チャネリング、夫
との別離、体外離脱体験、詐欺及び殺人未遂被害、ヒーリングセンターの設立、放火に
よるすべての焼失…。20世紀を駆け抜けた精神科医の愛とたたかいの記録。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「臨死体験の共通性
死を苦痛と思わず二度とこちら側に帰ってきたいと思わなかった」
・「天国でもあり地獄でもある
神が人間に与えた最高の贈り物は自由意志による自由選択である」
- 地獄に行かされるのではなく、自分で選んで地獄に行くということですね。
・「どんな奉仕をしてきたか ~ 無条件の愛」
・「神秘体験をする準備さえできていれば、人はそれを体験する」
もう一つ、2011年5月の記事の再掲載となりますが、福岡伸一さんの
「動的平衡」を紹介します。
読み直して、新型コロナウィルスのことを思ってしまいました。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)「人生は廻る輪のように」E・キューブラー・ロス 角川書店 1998年 ⑤
<野牛の部>
◇ジェフィー
ジェフィーの物語
9歳の白血病
自転車に乗る
弟のダギーとの約束(大人には秘密)
↑
他の医師が耳を傾けるまで10年
◇死後のいのち
~1973年 ラ・ラビータ小児病院 瀕死の子の生から死への移行
精神衛生クリニック「ファミリーサービスセンター」の雇われ院長
→ 経営の問題で辞職
「生死以降」ワークショップ
1970年代前半 ムワリムとロス 2万人の患者に面接
臨死体験の共通性
死を苦痛と思わず二度とこちら側に帰ってきたいと思わなかった
死亡宣告後
Ⅰ 空中浮遊 エーテル状の微妙な形 「完全性」
Ⅱ 肉体を置き去りにして別の次元に入る = 死後の世界
どこでも移動可
守護天使、ガイドとの出会い
包む愛
Ⅲ 守護天使に導かれて次の段階へ
トンネル 門の通過 - まぶしい光
光 ~ あたたかさ エネルギー 精神 愛
圧倒的な愛に包まれる
Ⅳ「至上の本源」愛の本源
からだ → 霊的エネルギーそのものに
全体性
存在の完全性
「ライフ・リヴュー」(生涯の回顧-走馬燈のように)
あらゆる人の命のつながり合い
天国でもあり地獄でもある
|
神が人間に与えた最高の贈り物は自由意志による自由選択である
∥
責任 「どんな奉仕をしてきたか」~無条件の愛
真の無条件の愛
「人生は洗濯機の中でもまれる石のようなものだ。粉砕されて出てくるか、磨かれて出て
くるか、結局はその人が選択している」
◇第28章 証拠物件
人生は時間と共に展開していくが、教訓はその人が必要とするときにやってくる
|
神秘体験をする準備さえできていれば、人はそれを体験する
◇異界とのチャネリング
1976 サンディエゴ
ジェイBとマーサB夫妻
ソウルメイト・セレイム エスコンディードの家
マリオ
夫マニーとのトラブル
1976 父の日 マニーは離婚を決意
↓
エスコンディードのトレーラーハウスに移った 50歳での再出発
|
ヒーリングセンター
(2)「動的平衡」福岡伸一 木楽舎 2009年【再掲載記事 2011年5月】
◇記憶とは何か?
□人間は過去をおぼろげにしか記憶できない。
□記憶はビデオテープのようなものではなく、「想起した瞬間に作り出される何ものか」である。
記憶物質というものは体内にはなく、記憶は、おそらく、細胞の外側(細胞と細胞の
間)にあるだろう。
□タンパク質の新陳代謝速度が体内時計の秒針である。
↓
3歳よりも30歳の方が体内時計の1年が早い
「年をとると1年が早く過ぎるのは『分母が大きくなるから』ではない。タンパク質の代
謝回転が遅くなり、その結果1年の感じ方は徐々に長くなっていく。にもかかわらず、
実際の物理的時間はいつも同じスピードでついていく。
だからこそ、自分ではまだ1年たっていると思えない、半年くらいかなと思ったその時
には、すでに、もう1年が過ぎ去ってしまっている。そして、わたしたちは愕然となる。」
◇「空耳」と「空目」
□空目もある。
空目
= 幻視のことではなく、本当は偶然の結果なのに、そこに特別なパターンを見てしま
うこと。
(例)
◎虹 … 色は連続しているが、私たちは七色と色を切断して見てしまっている。
◎天上のシミに霊? ← 魚、蟹のランダムな模様に人面
↑
人間の脳はランダムなものの中に何らかのパターンを見つけ出さずにはいられない。
特に、人の顔に似たものには敏感。
= 不思議なバイアスが人間の脳に
脳のクセ
- 進化の過程では瞬時のパターン化が役立ったのかもしれない
◇汝とは汝の食べたものである
□骨を調べれば食べ物が分かる
□食物は情報を内包している
消化とは … タンパク質 → アミノ酸
タンパク質を文章とすると、アミノ酸は文字
① 腹ごなれがいいように食物を小さく砕くこと
② 情報を解体すること
他者の情報が入ると、自身の情報と干渉、衝突して、アレルギー、アトピー等の
トラブルが生じると考えられる
※ 生命活動とはアミノ酸という文字の不断のアナグラム(並び替え)
= 新たなタンパク質の合成+自身のタンパク質の分解
□コラーゲン添加食品の空虚
口から取り入れたコラーゲンは消化器官内でバラバラのアミノ酸になる
→ 身体全体に散らばり、そこで新しいタンパク質に
= ほとんどコラーゲンにはならない
◇ダイエットの科学
□「ドカ食い」より「チビチビ食べ」の方が太らない
= インシュリンができるだけでないように、だましだまし食べると太りにくい
スローな食べ物(よく噛む)を選んでスローに食べる
◇ES細胞の不思議
□ES細胞
- 空気が読めない、が、増えることをやめない細胞
分化の時計を止めたままでいられる細胞
○○細胞になる専門化へのプログラム一時停止
一方で増殖は限りなく
□ガン細胞とES細胞の共通点
自分の分際を見失い、しかし、無限に増殖することをやめない
表裏一体の関係
□ES細胞テクノロジーの内側はまったくのブラックボックス
○メカニズムは理解されていない
○コントロールできない
◇ヒトと病原体との戦い
□うつる病気とうつらない病気
病原体がうつるのは基本的に同種間 「種の壁」
= 鍵と鍵穴が同じでないとうつらない
カニバリズム(人食)忌避の理由もそこに
かつてのニューギニアのクールー病
□細菌 コッホ
抗生物質が決め手
微生物が産出し、他の微生物の増殖を抑制する物質の総称 = 抗生物質
ペニシリン → ブドウ球菌
ストレプトマイシン → 結核
↓
しかし、耐性をもった細菌の登場 多剤耐性菌
→ いたちごっこ
□ウィルス (細菌よりかなり小さい 非細胞)
ウィルスは生物と無生物の間
個体差なし しかし自己複製能力
種を超えるウィルスの登場
ワクチンが決め手
インフルエンザウィルス
生存戦略は大胆で巧妙 鍵をつくりかえる
↓
他の種にも
□プリオン (最小ウィルスの1/1000の大きさ)
伝達性スポンジ脳症
細菌でもウィルスでもない病原体
30分煮沸、2か月冷凍しても死なない
様々な薬品に強い抵抗
宿主に免疫反応起こらない
(ワクチン作れず)
◇動的な平衡とは?
□動的な平衡とは何か?
ルドルフ・シェーンハイマー
※ 生体を構成している分子はすべて高速で分解され、食物として摂取した分子と置き換
えられている。身体のあらゆる組織・細胞は常に作り替えられ更新続けられている。
□「生きている」 = 「流れそのもの」
流れること、生きていることが「動的平衡」
□生命とは何か?
「生命とは動的な平衡状態にあるシステムである」
↓
シェーンハイマーの動的平行論に立ち返る必要がある。
現在△
遺伝子組み換え → 期待通りでない
臓器移植 → 有効、延命につながらず
ES細胞 → 未知、増殖を制御できない
クローン羊ドリー → 早死
∥
生命を機械論的に操作する営みへの警鐘か
□アンチ・アンチ・エイジングこそ、エイジングと共存する最も賢いあり方だ
「生きている」とは「動的な平衡」によって、「エントロピー増大の法則」と折り合いを
つけているということ
= すべての生物が必ず死ぬというのは、実に利他的なシステムである。これによって、
致命的な秩序の崩壊が起こる前に秩序は別の個体に移行しリセットされる
◇あとがきより
「生命、自然、環境 - そこで起こるすべての現象の核心を解くキーワード、それが動
的平衡だとわたしは思う」
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