(1)「論語人気」の意味するもの 加地伸行大阪大学名誉教授 (出典不明) ① (2)「幸せをつかむ7つの法則」丹波哲郎 日本文芸社 ②(2/2) 1999年【再掲載 2012.4】 [読書記録 一般]
今回は、加地伸行さんの
「『論語人気』の意味するもの」の紹介 1回目です。
もう一つ、再掲載となりますが、丹波哲郎さんの
「幸せをつかむ7つの法則」②を紹介します。
このごろ、身近な方が続いて亡くなられ、
生の大切さを感じ、死後の行方が気になっています。
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(1)「論語人気」の意味するもの 加地伸行大阪大学名誉教授 (出典不明) ①
◇「恋愛話より人生論を」
聞けば、近ごろ「論語」がよく読まれているという。それも若い男性や小学生くらいの
子を持つお母さんたちだという。
これには驚いた。
爺さん連中が読むというのなら分るが、思いもかけない層に「論語」の読者が増えてい
るとなると、これはやはりなにか理由がなくてはなるまい。
となると、私に思いあたる節がある。
以前、大阪大学に勤務していた関係で、大阪大学の記念事業「懐徳堂講座」の古典講座
「論語」を講師として担当したことがあった。
因みに、懐徳堂とは江戸時代に大阪にあった漢学塾のことである。
そのとぎ、年配の女性受講者と帰りの方角がいっしょだったので、話しながら帰ったことがあった。
いろいろと話したが、ふとたずねてみた。どうして「論語」講座を受講しているのですか、と。
すると、こういう答が反ってきた。
これまでいろいろな文化講座を受講してきた。そのほとんどは女性向けということで「源氏物語」とか「和泉式部日記」とかであった。
これらは恋愛ものであり、はじめはおもしろかった。
しかし、一年経っても三年経っても恋愛苗ばっかりであって、だんだん薄っぺらく感じ
るようになってきた。
人生には恋愛以外にいろいろなことがある。もちろんそれに関わるいろいろなできごと
がある。
そのとき、迷いや悩みが生れるが、それに対して「源氏」や「和泉」は応えてくれない。
そういう不満を感じていたとき、たまたま「論語」講座が開かれているのを知り受講するようになった、と。
だいたい以上のような話であった。私はなるほどと思い、さらにたずねてみた。
で、「論語」はどうですか、と。
すると、すぐに返事があった。
すごくおもしろい。
現代のいろいろを問題に対して応えてくれている。
そのことを通じていろいろなことを考えさせてくれる」と。
この女性はなかなかしっかりした方であり、特別かもしれない。
しかし、恋愛話よりも人生論を、という希望者は案外多いのではなかろうか。
事実、私が「論語」を講義していたとき、受講者のみなさんは非常に熱心であり、そこ
らの学生などとても足元にも及ばない。
受講者はそれぞれ深い人生経験があり、世の中のさまざまなできごとを見てきておられ
るわけだ。
その経験と「論語」の話とがぶつかり、混ざりあって、なにかを得ておられるのであろ
う。
(2)「幸せをつかむ7つの法則」丹波哲郎 日本文芸社 ②(2/2) 1999年【再掲載 2012.4】
◇完璧を目指さない
□不完全な自分を前向きに認める
百人が百人満足する完璧さなんてあり得ない
→ 自分が満足するかどうか = 他人と協力
□優等生ほど幸せになれない理由
個性がない
自分なりの得意技を
日本画家 加山又造氏
「真剣に生きていれば,そのうちどうしようもないくらいその人らしさ,個人差が自
然ににじみ出てくるものだ」
□他力本願的な生き方の勧め
いいタイミングでパスやトスがないと …
人の助けを生かす
□ほどほどに生きる知恵
□時には助けを求めてみよう
□完璧よりいい加減の法が難しい
いい加減な人は人の失敗をいつまでもとがめない
∥
リラックスと集中
◇素直に生きる
□人の気持ちを裏読みしない
「素直」 … 話を熱心に聞き,返ってくる答えも素直でストレート
素直じゃない人 → 反感を買う
□世間の目を気にせず生きる
不確かな目を気にするばからしさ
□泣きたい時には泣いていい
人間の基本 = 喜怒哀楽
泣くのも大切 = 泣いてすっきり
□明るく素直に温かく生きる
「幸せになりたかったら,明るく素直に温かく生きなさい」
自分の表情チェック
~ 笑顔
脳波の伝染
「顔にはタテのしわではなく横のしわを刻め」
目尻に笑いじわを
□素直に生きると得をする
知らないことを聞く
知ったかぶりの仮面にならない
|
知らないことを自慢する輩は恥知らず
□正直者は本当に馬鹿を見るのか?
人徳 ~ 最初から毒を含んでいない
◇自分を幸せにするのは自分
□幸せを先送りにしない
「今日食べたご飯がおいしかった」とささやかな感動を
幸せを実感する癖を付けると,今度は無意識に幸せの方向へ自分を突き動かす力が生ま
れる
↓
幸せを実感する体質を作っておく
・小さな幸せは自分の足下に結構転がっている
□時にはプレゼントする
他人にも自分にもおみやげを買う
~ 自分にご褒美をあげられる人に!
□どんな人生でも選んだのは自分自身
□ときめく心を忘れずに
いくつになっても恋する心は忘れずに
~ ときめく心
ホルモン プロラクチン,エストロゲン
→ 脳が活発になる
□人柄や内面はその人の顔に出る
クラス会
30秒で好き嫌いが = 顔は名刺
□自分で自分をプロデュースする
いくつもの立場の顔
□幸せな死への向かい方
思うに任せない4つ = 生老病死
「『論語人気』の意味するもの」の紹介 1回目です。
もう一つ、再掲載となりますが、丹波哲郎さんの
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このごろ、身近な方が続いて亡くなられ、
生の大切さを感じ、死後の行方が気になっています。
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(1)「論語人気」の意味するもの 加地伸行大阪大学名誉教授 (出典不明) ①
◇「恋愛話より人生論を」
聞けば、近ごろ「論語」がよく読まれているという。それも若い男性や小学生くらいの
子を持つお母さんたちだという。
これには驚いた。
爺さん連中が読むというのなら分るが、思いもかけない層に「論語」の読者が増えてい
るとなると、これはやはりなにか理由がなくてはなるまい。
となると、私に思いあたる節がある。
以前、大阪大学に勤務していた関係で、大阪大学の記念事業「懐徳堂講座」の古典講座
「論語」を講師として担当したことがあった。
因みに、懐徳堂とは江戸時代に大阪にあった漢学塾のことである。
そのとぎ、年配の女性受講者と帰りの方角がいっしょだったので、話しながら帰ったことがあった。
いろいろと話したが、ふとたずねてみた。どうして「論語」講座を受講しているのですか、と。
すると、こういう答が反ってきた。
これまでいろいろな文化講座を受講してきた。そのほとんどは女性向けということで「源氏物語」とか「和泉式部日記」とかであった。
これらは恋愛ものであり、はじめはおもしろかった。
しかし、一年経っても三年経っても恋愛苗ばっかりであって、だんだん薄っぺらく感じ
るようになってきた。
人生には恋愛以外にいろいろなことがある。もちろんそれに関わるいろいろなできごと
がある。
そのとき、迷いや悩みが生れるが、それに対して「源氏」や「和泉」は応えてくれない。
そういう不満を感じていたとき、たまたま「論語」講座が開かれているのを知り受講するようになった、と。
だいたい以上のような話であった。私はなるほどと思い、さらにたずねてみた。
で、「論語」はどうですか、と。
すると、すぐに返事があった。
すごくおもしろい。
現代のいろいろを問題に対して応えてくれている。
そのことを通じていろいろなことを考えさせてくれる」と。
この女性はなかなかしっかりした方であり、特別かもしれない。
しかし、恋愛話よりも人生論を、という希望者は案外多いのではなかろうか。
事実、私が「論語」を講義していたとき、受講者のみなさんは非常に熱心であり、そこ
らの学生などとても足元にも及ばない。
受講者はそれぞれ深い人生経験があり、世の中のさまざまなできごとを見てきておられ
るわけだ。
その経験と「論語」の話とがぶつかり、混ざりあって、なにかを得ておられるのであろ
う。
(2)「幸せをつかむ7つの法則」丹波哲郎 日本文芸社 ②(2/2) 1999年【再掲載 2012.4】
◇完璧を目指さない
□不完全な自分を前向きに認める
百人が百人満足する完璧さなんてあり得ない
→ 自分が満足するかどうか = 他人と協力
□優等生ほど幸せになれない理由
個性がない
自分なりの得意技を
日本画家 加山又造氏
「真剣に生きていれば,そのうちどうしようもないくらいその人らしさ,個人差が自
然ににじみ出てくるものだ」
□他力本願的な生き方の勧め
いいタイミングでパスやトスがないと …
人の助けを生かす
□ほどほどに生きる知恵
□時には助けを求めてみよう
□完璧よりいい加減の法が難しい
いい加減な人は人の失敗をいつまでもとがめない
∥
リラックスと集中
◇素直に生きる
□人の気持ちを裏読みしない
「素直」 … 話を熱心に聞き,返ってくる答えも素直でストレート
素直じゃない人 → 反感を買う
□世間の目を気にせず生きる
不確かな目を気にするばからしさ
□泣きたい時には泣いていい
人間の基本 = 喜怒哀楽
泣くのも大切 = 泣いてすっきり
□明るく素直に温かく生きる
「幸せになりたかったら,明るく素直に温かく生きなさい」
自分の表情チェック
~ 笑顔
脳波の伝染
「顔にはタテのしわではなく横のしわを刻め」
目尻に笑いじわを
□素直に生きると得をする
知らないことを聞く
知ったかぶりの仮面にならない
|
知らないことを自慢する輩は恥知らず
□正直者は本当に馬鹿を見るのか?
人徳 ~ 最初から毒を含んでいない
◇自分を幸せにするのは自分
□幸せを先送りにしない
「今日食べたご飯がおいしかった」とささやかな感動を
幸せを実感する癖を付けると,今度は無意識に幸せの方向へ自分を突き動かす力が生ま
れる
↓
幸せを実感する体質を作っておく
・小さな幸せは自分の足下に結構転がっている
□時にはプレゼントする
他人にも自分にもおみやげを買う
~ 自分にご褒美をあげられる人に!
□どんな人生でも選んだのは自分自身
□ときめく心を忘れずに
いくつになっても恋する心は忘れずに
~ ときめく心
ホルモン プロラクチン,エストロゲン
→ 脳が活発になる
□人柄や内面はその人の顔に出る
クラス会
30秒で好き嫌いが = 顔は名刺
□自分で自分をプロデュースする
いくつもの立場の顔
□幸せな死への向かい方
思うに任せない4つ = 生老病死
2020-04-06 04:13
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