教育技術「体育」② [読書記録 教育]
今回は、わたしの教育ノートから、5月28日に続いて、
キーワード「教育技術-体育」②を紹介します。
高田典衛さんの「体育嫌いをつくらない体育授業」をまとめたものです。
長くなりますが、時間の余裕があればおつきあいください。
体育授業の基本を教えてくれます。
自分の現在の指導と照らしました。
時間配分に気をつけなければ行けないと反省します。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ウォーミングアップ → 柔軟運動 → 補助運動」
・「授業中の観察(見とり)には、観察しようとする強い意志と見る位置が大切」
・「整理運動は 矯正運動 → クーリング・ダウン → 学習を顧みる(振り返り)」
・「考える体育には、小黒板,掲示板の準備をする。また、一人残らず全員で見る聞く学
習規律をつけることが大切」
☆学校休業中の子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆教育技術「体育」 ②
◇「体育嫌いをつくらない体育授業」高田典衛 第一法規 1981年
□発達特性
① 運動機能は指導によって変容する
② 運動機能は子供の時期に伸長する
③ 運動機能は他の機能にも影響する
□準備運動
① 体を温める運動(ウォーミングアップ)
② 身体を柔らかくする運動(柔軟運動)
③ 主運動に慣れさせる運動(補助運動)
↓
自主的にやらせる
□授業中の観察
観察しようとする強い意志
子供がよく見える位置にいるかどうか が必要
□整理運動
① 姿勢を整える (矯正運動)
② 呼吸を静める (クーリング・ダウン)
③ 学習を顧みる
□単元
① ゆとりを与える遊技化
② 希望を高める自己挑戦
③ 楽しさを広げる集団化
□展開
1 教師も一緒に 参加,師範,補助
2 事故を防ぐ
原因
① 学習規律の不徹底 見学者の扱い
② 指導内容の不適切
③ 予防管理の不十分
3 段階的指導
4 考える体育
小黒板,掲示板,一人残らず全員で見る聞く学習規律を
5 グループ学習
□基本の運動
低・中に受け入れやすく,しかも楽しい遊びであること,それが子供にとって価値の高
い運動でなければならないことだ。
① 直立姿勢の運動 歩・走・跳
② 変形姿勢の運動 腕が主体(はう・転がる等)
③ 高低移動の運動 登坂・飛び降り・滑り降り・ぶら下がり等
④ ものを操作する運動 ボール・縄・棒・小石・布等
⑤ 動きに対応する運動 水・音(ダンス)・人(おに)
∥
人間として必要な5種類の運動
四つ足歩行,高さへの挑戦等
□ゲーム
集団化され,ゲーム化された運動遊び
集団化の態度
「リレー」
「ボールゲーム」一人一人がボール操作になじむのをじっくり待つ
出だしから形の整ったチームゲームはしない
□体操
体力作り運動
① リズミカルな動きを高める運動
② タイミングの良い動きを高める運動
③ 素早い動きを高める運動
④ 力強い動きを高める運動
⑤ 動きを持続する能力を高める運動
※教え方
一人一人を調査・診断して,進歩を認めながら進める
・持久走,お手玉拾い,ボール体操
・カエル逆立ち,棒体操
□スポーツ
競争遊技の運動(競技)
1 個人的スポーツ 器械運動 陸上運動 水泳
2 集団的スポーツ ボール運動
※注意
① けがに注意する
② マナーを大切にする
③ 学び合いを重視する
④ ゲームを主体に進める
マナー
① 礼に始まり礼に終わる
② 一人一人が真剣に取り組む
③ 友人を助けて仕事を分担する
□ダンス
① 一緒に踊る
② 子供を注視する
③ 見て語り合う
④ 設備を整える → 踊る楽しさ
□評価
① 多様な観点からの総合的な評価
態度,技能,自分なりの前進(真剣な取り組み)
② 子供の進歩を認める形成的評価
到達すべき目標に向かって真剣に努力し,その成果が進歩という形で発揮された
とき
③ 記述や面談を加えた最終の評価
※ 長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。
キーワード「教育技術-体育」②を紹介します。
高田典衛さんの「体育嫌いをつくらない体育授業」をまとめたものです。
長くなりますが、時間の余裕があればおつきあいください。
体育授業の基本を教えてくれます。
自分の現在の指導と照らしました。
時間配分に気をつけなければ行けないと反省します。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ウォーミングアップ → 柔軟運動 → 補助運動」
・「授業中の観察(見とり)には、観察しようとする強い意志と見る位置が大切」
・「整理運動は 矯正運動 → クーリング・ダウン → 学習を顧みる(振り返り)」
・「考える体育には、小黒板,掲示板の準備をする。また、一人残らず全員で見る聞く学
習規律をつけることが大切」
☆学校休業中の子供たちの学習に
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆教育技術「体育」 ②
◇「体育嫌いをつくらない体育授業」高田典衛 第一法規 1981年
□発達特性
① 運動機能は指導によって変容する
② 運動機能は子供の時期に伸長する
③ 運動機能は他の機能にも影響する
□準備運動
① 体を温める運動(ウォーミングアップ)
② 身体を柔らかくする運動(柔軟運動)
③ 主運動に慣れさせる運動(補助運動)
↓
自主的にやらせる
□授業中の観察
観察しようとする強い意志
子供がよく見える位置にいるかどうか が必要
□整理運動
① 姿勢を整える (矯正運動)
② 呼吸を静める (クーリング・ダウン)
③ 学習を顧みる
□単元
① ゆとりを与える遊技化
② 希望を高める自己挑戦
③ 楽しさを広げる集団化
□展開
1 教師も一緒に 参加,師範,補助
2 事故を防ぐ
原因
① 学習規律の不徹底 見学者の扱い
② 指導内容の不適切
③ 予防管理の不十分
3 段階的指導
4 考える体育
小黒板,掲示板,一人残らず全員で見る聞く学習規律を
5 グループ学習
□基本の運動
低・中に受け入れやすく,しかも楽しい遊びであること,それが子供にとって価値の高
い運動でなければならないことだ。
① 直立姿勢の運動 歩・走・跳
② 変形姿勢の運動 腕が主体(はう・転がる等)
③ 高低移動の運動 登坂・飛び降り・滑り降り・ぶら下がり等
④ ものを操作する運動 ボール・縄・棒・小石・布等
⑤ 動きに対応する運動 水・音(ダンス)・人(おに)
∥
人間として必要な5種類の運動
四つ足歩行,高さへの挑戦等
□ゲーム
集団化され,ゲーム化された運動遊び
集団化の態度
「リレー」
「ボールゲーム」一人一人がボール操作になじむのをじっくり待つ
出だしから形の整ったチームゲームはしない
□体操
体力作り運動
① リズミカルな動きを高める運動
② タイミングの良い動きを高める運動
③ 素早い動きを高める運動
④ 力強い動きを高める運動
⑤ 動きを持続する能力を高める運動
※教え方
一人一人を調査・診断して,進歩を認めながら進める
・持久走,お手玉拾い,ボール体操
・カエル逆立ち,棒体操
□スポーツ
競争遊技の運動(競技)
1 個人的スポーツ 器械運動 陸上運動 水泳
2 集団的スポーツ ボール運動
※注意
① けがに注意する
② マナーを大切にする
③ 学び合いを重視する
④ ゲームを主体に進める
マナー
① 礼に始まり礼に終わる
② 一人一人が真剣に取り組む
③ 友人を助けて仕事を分担する
□ダンス
① 一緒に踊る
② 子供を注視する
③ 見て語り合う
④ 設備を整える → 踊る楽しさ
□評価
① 多様な観点からの総合的な評価
態度,技能,自分なりの前進(真剣な取り組み)
② 子供の進歩を認める形成的評価
到達すべき目標に向かって真剣に努力し,その成果が進歩という形で発揮された
とき
③ 記述や面談を加えた最終の評価
※ 長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。
お世話になりました。
私はSSから他サイトに移ります。お元気で!
by zombiekong (2020-06-02 17:55)
zombiekong さん ありがとうございました。
機会があれば、またお訪ね願います。
by ハマコウ (2020-06-02 18:40)