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「これで安心医療体操」足助次朗 足助 照子 太陽出版 2003年 ② / 「日本をめぐって」網野善彦著作対談集 講談社 2002年 ①【再掲載 2012.8】 [読書記録 一般]

今回は、8月7日に続いて、わたしの教育ノートから、足助次朗さんの
「これで安心医療体操」2回目の紹介です。





出版社の案内には、


「東洋医学が目的とする、大病を小病に変え、生命を完全燃焼させて自然安楽死に導く技
 法『足助式体操』を紹介。内臓の働きを高め、ストレスを解消し、活力が湧いてくる…
 寝ながらできる、医者が学ぶべき歴史的治療法。」



とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「毎日手を大腸に当てる習慣を!」


・「まず動くこと + 新鮮な水を補給すること」


・「(水を) よく噛んで飲むようにする! + 就寝時に4合(720ml)の水を飲む!」


・「ミネラルウォーターで目を洗う習慣を付けると老眼になりにくい」


・「体操前に200mlの水 - 終了後に200mlの水」





もう一つ、再掲載となりますが、
「日本をめぐって」網野善彦著作対談集①を載せます。
網野さんの本を読むと、江戸期の農民のイメージが変わります。
おすすめの本です。



昨日は、休みをとり、朝早くから農作業。
風が少しあり、一昨日よりは気持ちよく作業できました。
朝食後は、お墓掃除をしました。
その後、親戚知人に収穫したサツマイモを届けに行きました。
3時間かかって帰宅。マスクごしの会話は少しぎこちなくなりました。
夕方は、妻と今朝とってきたサツマイモのひげ抜き。
健康的な一日を過ごしました。




本日も休みをとっております。




☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー










☆「これで安心医療体操」足助次朗 足助 照子 太陽出版 2003年 ②

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◇3章 腸が健康の決め手

□腸の構造と働き

小腸  十二指腸 ~ 空腸及び回腸 
      5-7m 
      食物の消化と吸収

  大腸  盲腸 結腸 直腸    
      1.5m
      水分吸収 固形老廃物
 


□腸は健康のバロメーター
   
 固く感じるところ → 指圧
   
 ◎ 毎日手を大腸に当てる習慣を!  



□腸に関連した病気

 薬剤作用により新鮮な血液の再生と供給を疎外してしまう恐れ



□農薬や添加物の害






◇4章 生命エネルギーと肉体年齢

□生命エネルギー不足が病気を引き起こす

 まず動くこと 

 新鮮な水を補給すること



□水が生命エネルギーを発生させる

 ① 空気を吸うことで発生するエネルギー

 ② 食物摂取によるエネルギー

 ③ 皮膚で発生するエネルギー(日光)
 


□水の大切さを知った体験

 よく噛んで飲むようにする!
   
 就寝時に4合(720ml)の水を飲む!
 
    ←→ 体内に発生したガスを完全に止めるだけの酸素の量の違い    

 ① 咳が出る時には少量のミネラルウォーターを噛むようにして飲むと止まる

 ② 便秘症には700~800mlをぐい飲みすると良い

 ③ 下痢を止めるには1000ml程度の水を数回に分けて良く噛んで飲む

 ④ ミネラルウォーターで目を洗う習慣を付けると老眼になりにくい







<足助式体操の特徴と基本体操>

◇体操を始めるに当たって

□飲料水 

 体操前に200mlの水 - 終了後に200mlの水







◇基本となる運動(1)

1 足首の回転運動(準備運動) 心臓強化 血圧の改善

  仰向けバンザイ 両足をそろえる

→ そろえたまま大きく3回右から左 左から右 10回

 

2 寝たまま歩く運動  疲労回復

  仰向けバンザイ両足そろえる

→ 片方の足を上に 片方を床に着ける
(膝が曲がらないように交互に)

 

3 足の8の字運動  腹筋力・大腿筋の柔軟

  仰向けバンザイ

→ 膝を曲げず 両足首で8の字 左から右

同             右から左

  → 45°上げ 横に8の字 

  →  同 縦に8の字

 

4 股関節の回転運動

  仰向け両手下げる

  → 片膝曲げたまま股関節を中心にして片足を回す

→ 反対も!












☆「日本をめぐって」網野善彦著作対談集 講談社 2002年 ①【再掲載 2012.8】

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◇田中優子

□田中優子

 1952年 横浜生 法政大教授 日本近世文化・アジア比較文化

「海」「村」「農」の実体をめぐって



□霞ヶ関四十八津 

 「海夫」海民ネットワーク


 村に二種類
   「制度の村」と「生活の村」 

    住民は百姓と水呑(頭振)
→ 水呑が非常に多いところは都市

 

□「自給自足の農村」の幻想 

 養蚕と女性

 中世の「惣」の自主性 
  → 組結講ネットワーク

 飢饉は都市的なところにまず起こる

 

□海のネットワーク、人のネットワーク

 「バテレン追放例」
    ① イエズス会の領地が広がっていくから

② 日本人奴隷化

   |

 江戸期 意外に広く活発な都市的な世界だった

     寺子中 寺子屋の卒業生の連、同窓会、結社

 

□江戸の人々の潜在力と洗練された感覚

 インドから縞木綿と更紗と絣



百姓が秈から大工まで「百姓は皆総合商社だ」

百姓が最初から売るつもりで生産






◇「日本」から世界に光を当てる
 
□樺山紘一

 1941年 東京生 国立西洋美術館長

 

□新しい枠組みをつくり出す 
    
 関ヶ原の戦い = 東と西の対立の決着

 16世紀まで海を通じての自由奔放な動き
  → 陸中心
  
 

□地域社会に即した時代区分も! 

 

□「日本」を問うことで国家を問い直す

 日本 1300年余り同じ国名と王朝

 川北稔 戦後歴史学の欠陥

「一国史観・進歩史観・ヨーロッパ中心史観・生産重視史観・農村主義史観」

 

□新たな遠近法 

 古代中世近世近代区分 

「逃亡」か「移動」か






◇日本の虚像を壊す 成田龍一
 
□成田龍一

 1951生 日本女子大教授 日本近現代史
  
 

□歴史学は確実に変わりつつある
  
 

□「日本国」を相対化する 

 1970年代の地域史

 → 考古学が文献史学にパンチ
  
 

□国民国家を超えた地域史
  
 

□百姓の持つ幅広い能力

 樹木の文化 = 栗、柿、漆   


 百姓は皆が半職人的能力を持っていた
  
 

□虚像をいかに壊すか
  
 

□全く違う近代史へ

 「日本」の虚像を作った明治
  
 

□「大きな物語」に代わるものとは?
    
 × 西尾幹二「歴史は物語である」
  
 

□在野研究者との交流 そして自己批判






◇歴史の常識を問い直す 三浦雅士 1946青森生 文芸評論家
 
□壮年期を迎えた人類   
  
 

□日本は単一国家か? 

 分裂国家の連立する列島
   

 頼朝 当初は完全な東国政権・独立国家を作ろうとしていた 

→ しかし、朝廷と和睦 = 二重構造
  
 

□古代・近代の放つ強烈な国家意志 

「日本を論じるときには古代と近代が一番論じやすい」
     
 → 西尾幹二『国家の歴史』


 古代の日本国の国家意識は強烈
畿内中心に6本、太宰府中心に1本の道

道幅十数メートル、側溝を持ち舗装された直線道路



 ※ 国家は本気で班田収受しようとしたが全く足りなかった
明治政府も強烈な国家意識
  
 

□進歩史観への疑問  

 「近代化とは何か?」

 「変化することが本当に進歩なのか?」

 「礼節のために衣食を調達する」

 

□百姓は農民ではない 

 戸籍 ~ 日本・韓国・台湾 ~ 律令


 戸籍 → 租税徴収 → 定住化 「瑞穂の国のイデオロギー」
  
 

□江戸はいつ切り捨てられたか? 

 明治政府が江戸を切り捨てた
柳田国男・宮本常一が民俗学的研究の流れを作った

山中共古は切り捨てた



 ※ 西欧中心の進歩史観

江戸中期以降の本の流通量は大変なものだった


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コメント 6

いっぷく

健康維持には腸の調子を整えることが大事とはいろいろな人が言っていますね。手首に腸のツボがあるらしく、時間があるときは指圧するようにしています。
by いっぷく (2020-08-13 08:51) 

影風響

今日は訪問頂き有難う御座います。
 最近オイラ、本を読むように心がけているんですよね。
ヤッパ電子媒体も便利で良いですが、一枚一枚ページをめくって
読むって良いですね。
 何より読んでいて、色々な考え方や知らなかった事が多くて
読んでいると自分の心境の変化が分かりますもん。
by 影風響 (2020-08-13 09:24) 

ハマコウ

いっぷくさん ありがとうございます。

年に二、三回、夕方になると急に肩がはり、頭痛がして気分が悪くなるときがあります。少し休み、便を出すとよくなることが多いのですが、そんなとき、腸の調子の大切さを思い出します。
by ハマコウ (2020-08-13 11:19) 

ハマコウ

影風響さん、ありがとうございます。
読書はよいものですね。
本を読んでいて自分の状態がわかることはありますね。

わたしの場合、どうしても教育もの、郷土もの、歴史もの、宗教ものなどかたいものばかり読んでしまいます。学生時代の頃のように、のんびりと物語の世界に浸りたいと思うのですが、なかなか手が向かいません。
by ハマコウ (2020-08-13 11:23) 

yokomi

 今回も興味深い本を紹介されていますね。就寝時に4合の水を飲むというのは夜間頻尿の私にはちょっと冒険です(^_^;) 水を多く飲むことは肌にも良いことのようです。以前テレビでフランスのモデル事務所の方が水をより多く飲んでもらえるよう工夫している...と放送していました。
 「日本をめぐって」をも探してみます(^_^;)
by yokomi (2020-08-14 22:53) 

ハマコウ

yokomiさん ありがとうございます。

汗をよくかいてしまうので、わたしは寝る前と起きてすぐにコップ一杯の水をとるようにしています。飲み過ぎには気をつけています。
健康の本が気になっています。

by ハマコウ (2020-08-15 06:07) 

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