「京都御所西一松町物語」杉山正明 日本経済新聞出版社 2011年 ④(最終) / 有田和正さんはこんなことを ⑥【再掲載 2012.9】 [読書記録 一般]
今回は、1月25日に続いて杉山正明さんの
「京都御所西一松町物語」4回目の紹介 最終です。
出版社の案内には
「京都御所の西にある小さな街区「一松町」から定点観測すれば、京都1200年の出来事
が鮮やかによみがえる。この町の住人でもある歴史家が、ローカル&グローバルな視点
で語る、まったく新しい京都歴史読本。」
とあります。
ここ何年か、年に数回行っていた京都ですが、一昨年の暮れからいけない状況です。
時々訪ねたくなります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「恐るべき古さ 667年 誓願寺(今は新京極)」
・「兼好が語る『こかわ』 89段『奥山に猫またというもの』-小川のほとり」
・「『小河』の水上レストラン ~ 鴨川・納涼床のはしり?」
・「秀吉は時代の魔術師 パタパタと扇を仰ぐように日本をとりまとめた~急ごしらえ」
もう一つ、再掲載となりますが、わたしの教育ノートから
「有田和正さんはこんなことを」⑥を載せます。
教育実践家として知られた有田和正さん(故人)から多くのことを教わることができます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「京都御所西一松町物語」杉山正明 日本経済新聞出版社 2011年 ④(最終)
Ⅵ 過ぎし日の一条小川の記憶 京外の祈りと楽しみの場
1.はじまりは誓願寺か
恐るべき古さ
667年 誓願寺(今は新京極)
2.小川と誓願寺に関わる二人
清少納言と和泉式部
才女たちの時代
二人の女人伝説
3.女人往生の寺と和泉式部伝説
誓願寺と法然 浄土宗
和泉式部と一遍 そして謡曲
時空を超えて生きる和泉式部
4.兼好が語る「こかわ」と一条室町
89段 「奥山に猫またというもの」
小川のほとり
小川と革堂
魔女のウワサ
5.故書が伝える小川の姿
「小河」の水上レストラン
~ 鴨川・納涼床のはしり?
小川一町
~ 小川うつぼや町(靫屋町)
Ⅶ 秀吉が開いた近世京都 豪奢絢爛たる時代
1.信長から始まる次なる京への道
信長と京都
信長と一松町界隈
1559年 上洛 - 寄宿先は室町通上京うら辻
1570年 上洛(義昭を奉じて)「上京・ろ庵」に投宿
「元ろあん町」と武者小路での築城プラン
「上京ろ庵」 ~ 「半井馬廬庵」名高い医師
上京中学の北側 = 一松町の南端辺り
|
信長 自分の城計画 武者小路通辺りに
2.幻の信長の居城 そして京都御苑
一松町には一条殿と日野殿の公家屋敷
3.稀代(きたい)のイリュージョナリスト秀吉
秀吉への悪口は徳川家へのコンプレックスの裏返し
徳川・松平
~ もともと新田・足利近辺時宗の破れ坊主の流れ者
三河の土豪程度の未亡人の入り婿が始まり
|
◎ 「下民からの成り上がり」という秀吉への悪口はうさんくささをごまかすため
秀吉は時代の魔術師
パタパタと扇を仰ぐように日本をとりまとめた ~ 急ごしらえ
4.秀吉の京都大改造と聚楽第の出現
秀吉 京都大改造
伏見城 聚楽第 お土居
大航海時代というナンセンスな考え
小さな船
巨大な外城・外郭・団郭をもつ
5.聚楽第とお土居
日本史上唯一の王城を囲む壁
1591年 全長23㎞羅城-京廻ノ堤
高さ3.6~5.4m 厚さ18~20m
幻の聚楽第
上京中学・新町小学校から金箔瓦
6.京極竜子の光と影
京極家のお姫様
信長・光秀・そして秀吉
7.秀吉が憧れた京極竜子
おねと京極竜子
京極竜子と誓願寺
洛中の寺院を寺町通に移させた
Ⅷ 幕末・明治維新と御所西一帯
1.日本と世界がともども変わる時代
ペリーの世界史的意味
再び京都が政局の焦点となる
薩摩 - 相国寺からの借地 → 同志社
悲劇の皇女和宮の降嫁
2.京に吹く時代の嵐
京都守護職・松平容保(かたもり)の登場
新撰組と壬生の屯所
3.朔平門外の変 - 姉小路公知の暗殺
文久3年5月20日京都御所の北
桜田門外の変と
町田さんの推論
4.蛤御門の戦いと「ドンド焼け」
七卿落ちを逆襲する長州
Ⅸ 戦争から現代で
1.不幸と困難の始まり
5.一松町についての記憶
☆有田和正さんはこんなことを ⑥【再掲載 2012.9】
◇「学級づくりと社会科授業の改善」明治図書
□中学年・学級づくり
中学年の子供の特徴
= ○行動したとおり考える
○やりたいことが多く注意散漫
○活発な自己主張
○グループを好む
○自信に満ちあふれた子供
学級づくりの課題
①意見の対立しやすい教材の提示
②「はてな?がたくさん出て調べられる学習」
③「紙芝居,地図づくり,パノラマ,新聞づくり-活動的な学習」
↓
◎ 事実に学ぶ
◎ 足で稼ぐ社会科
□授業を深める学級づくり
(1) 問題解決的話し合いをどうつくるか
→ 知的好奇心をゆさぶる
(2) 集団思考をどう指導するか
→ 集団化の契機
集団思考を深める
□求められる授業感の転換
(1)「問い」を発見する授業
新鮮な出会いをさせる
固定観念のひっくり返し →問いを持つ子から問いを発する子に
教材や他の子供によるゆさぶり
(2)体験的な学習
見学 調査 実験 制作 操作 作業 身体表現
□中学年社会科
中学年で育てたい力
①事実を確かに見る力
②事実で考える力
③足で調べる
④個性的表現力
◇「このユーモアが明るい子を育てる」 有田和正 企画室 ①
□ユーモアは笑うことから
とにかく笑いましょう
小さな事に笑える人になろう
①母親がいつも笑う
②十分な睡眠
③朝食をきちんと採る
◎ 笑うのに理屈はいりません ただ笑えばよいのです
◎ おもしろいから笑うのではありません 笑うからおもしろいのです
◎ 悲しいから泣くのではありません 泣くから悲しいのです
笑いの練習を始めよう
明るく元気な返事をする
おもしろい話を見つけて話す
おもしろい見方をするように練習する
「すごい見方ができるね!」
◎ 子供は植物と同様太陽の方に伸びていく ほめられた方向に伸びる
「笑いを忘れたカナリア」からの脱出法
「毎朝鏡の前で笑顔を作りなさい!」
「いつまでいい夢見ているの?」
「○○ちゃんてよく笑うね」と暗示を掛ける
□三種類の笑い
① 快の笑い
口が目より先に行く = 動作を伴う
② 社交上の笑い
目と口が同時に動く
③ 緊張緩和の笑い
目が先に笑う
笑う門には福来たる
「健康ほど幸せなことはないでしょ」
「笑いのある家が幸せよね」
子供をその気にさせるお母さんの不思議な力
母親は医者、易者
◎ ユーモアは子供への最大のプレゼント
◎ 笑いは病気を治す
明るく機嫌のいい子に!
◎「君はいつも明るいね」
◎「暗示の効用」
◎「あなたっておもしろい人ね」
◎ お母さんがまず笑いの模範を!
「京都御所西一松町物語」4回目の紹介 最終です。
出版社の案内には
「京都御所の西にある小さな街区「一松町」から定点観測すれば、京都1200年の出来事
が鮮やかによみがえる。この町の住人でもある歴史家が、ローカル&グローバルな視点
で語る、まったく新しい京都歴史読本。」
とあります。
ここ何年か、年に数回行っていた京都ですが、一昨年の暮れからいけない状況です。
時々訪ねたくなります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「恐るべき古さ 667年 誓願寺(今は新京極)」
・「兼好が語る『こかわ』 89段『奥山に猫またというもの』-小川のほとり」
・「『小河』の水上レストラン ~ 鴨川・納涼床のはしり?」
・「秀吉は時代の魔術師 パタパタと扇を仰ぐように日本をとりまとめた~急ごしらえ」
もう一つ、再掲載となりますが、わたしの教育ノートから
「有田和正さんはこんなことを」⑥を載せます。
教育実践家として知られた有田和正さん(故人)から多くのことを教わることができます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「京都御所西一松町物語」杉山正明 日本経済新聞出版社 2011年 ④(最終)
Ⅵ 過ぎし日の一条小川の記憶 京外の祈りと楽しみの場
1.はじまりは誓願寺か
恐るべき古さ
667年 誓願寺(今は新京極)
2.小川と誓願寺に関わる二人
清少納言と和泉式部
才女たちの時代
二人の女人伝説
3.女人往生の寺と和泉式部伝説
誓願寺と法然 浄土宗
和泉式部と一遍 そして謡曲
時空を超えて生きる和泉式部
4.兼好が語る「こかわ」と一条室町
89段 「奥山に猫またというもの」
小川のほとり
小川と革堂
魔女のウワサ
5.故書が伝える小川の姿
「小河」の水上レストラン
~ 鴨川・納涼床のはしり?
小川一町
~ 小川うつぼや町(靫屋町)
Ⅶ 秀吉が開いた近世京都 豪奢絢爛たる時代
1.信長から始まる次なる京への道
信長と京都
信長と一松町界隈
1559年 上洛 - 寄宿先は室町通上京うら辻
1570年 上洛(義昭を奉じて)「上京・ろ庵」に投宿
「元ろあん町」と武者小路での築城プラン
「上京ろ庵」 ~ 「半井馬廬庵」名高い医師
上京中学の北側 = 一松町の南端辺り
|
信長 自分の城計画 武者小路通辺りに
2.幻の信長の居城 そして京都御苑
一松町には一条殿と日野殿の公家屋敷
3.稀代(きたい)のイリュージョナリスト秀吉
秀吉への悪口は徳川家へのコンプレックスの裏返し
徳川・松平
~ もともと新田・足利近辺時宗の破れ坊主の流れ者
三河の土豪程度の未亡人の入り婿が始まり
|
◎ 「下民からの成り上がり」という秀吉への悪口はうさんくささをごまかすため
秀吉は時代の魔術師
パタパタと扇を仰ぐように日本をとりまとめた ~ 急ごしらえ
4.秀吉の京都大改造と聚楽第の出現
秀吉 京都大改造
伏見城 聚楽第 お土居
大航海時代というナンセンスな考え
小さな船
巨大な外城・外郭・団郭をもつ
5.聚楽第とお土居
日本史上唯一の王城を囲む壁
1591年 全長23㎞羅城-京廻ノ堤
高さ3.6~5.4m 厚さ18~20m
幻の聚楽第
上京中学・新町小学校から金箔瓦
6.京極竜子の光と影
京極家のお姫様
信長・光秀・そして秀吉
7.秀吉が憧れた京極竜子
おねと京極竜子
京極竜子と誓願寺
洛中の寺院を寺町通に移させた
Ⅷ 幕末・明治維新と御所西一帯
1.日本と世界がともども変わる時代
ペリーの世界史的意味
再び京都が政局の焦点となる
薩摩 - 相国寺からの借地 → 同志社
悲劇の皇女和宮の降嫁
2.京に吹く時代の嵐
京都守護職・松平容保(かたもり)の登場
新撰組と壬生の屯所
3.朔平門外の変 - 姉小路公知の暗殺
文久3年5月20日京都御所の北
桜田門外の変と
町田さんの推論
4.蛤御門の戦いと「ドンド焼け」
七卿落ちを逆襲する長州
Ⅸ 戦争から現代で
1.不幸と困難の始まり
5.一松町についての記憶
☆有田和正さんはこんなことを ⑥【再掲載 2012.9】
◇「学級づくりと社会科授業の改善」明治図書
□中学年・学級づくり
中学年の子供の特徴
= ○行動したとおり考える
○やりたいことが多く注意散漫
○活発な自己主張
○グループを好む
○自信に満ちあふれた子供
学級づくりの課題
①意見の対立しやすい教材の提示
②「はてな?がたくさん出て調べられる学習」
③「紙芝居,地図づくり,パノラマ,新聞づくり-活動的な学習」
↓
◎ 事実に学ぶ
◎ 足で稼ぐ社会科
□授業を深める学級づくり
(1) 問題解決的話し合いをどうつくるか
→ 知的好奇心をゆさぶる
(2) 集団思考をどう指導するか
→ 集団化の契機
集団思考を深める
□求められる授業感の転換
(1)「問い」を発見する授業
新鮮な出会いをさせる
固定観念のひっくり返し →問いを持つ子から問いを発する子に
教材や他の子供によるゆさぶり
(2)体験的な学習
見学 調査 実験 制作 操作 作業 身体表現
□中学年社会科
中学年で育てたい力
①事実を確かに見る力
②事実で考える力
③足で調べる
④個性的表現力
◇「このユーモアが明るい子を育てる」 有田和正 企画室 ①
□ユーモアは笑うことから
とにかく笑いましょう
小さな事に笑える人になろう
①母親がいつも笑う
②十分な睡眠
③朝食をきちんと採る
◎ 笑うのに理屈はいりません ただ笑えばよいのです
◎ おもしろいから笑うのではありません 笑うからおもしろいのです
◎ 悲しいから泣くのではありません 泣くから悲しいのです
笑いの練習を始めよう
明るく元気な返事をする
おもしろい話を見つけて話す
おもしろい見方をするように練習する
「すごい見方ができるね!」
◎ 子供は植物と同様太陽の方に伸びていく ほめられた方向に伸びる
「笑いを忘れたカナリア」からの脱出法
「毎朝鏡の前で笑顔を作りなさい!」
「いつまでいい夢見ているの?」
「○○ちゃんてよく笑うね」と暗示を掛ける
□三種類の笑い
① 快の笑い
口が目より先に行く = 動作を伴う
② 社交上の笑い
目と口が同時に動く
③ 緊張緩和の笑い
目が先に笑う
笑う門には福来たる
「健康ほど幸せなことはないでしょ」
「笑いのある家が幸せよね」
子供をその気にさせるお母さんの不思議な力
母親は医者、易者
◎ ユーモアは子供への最大のプレゼント
◎ 笑いは病気を治す
明るく機嫌のいい子に!
◎「君はいつも明るいね」
◎「暗示の効用」
◎「あなたっておもしろい人ね」
◎ お母さんがまず笑いの模範を!
コメント 0