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「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ④ /「カンブリア宮殿 村上龍×経済人社長の金言」村上龍 日本経済新聞社 2007年 ①【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]

今回は、2月3日に続いて、童門冬二さんの
「私塾の研究」4回目の紹介です。



出版社の案内には

「松下村塾、適々塾、藤樹書院など、江戸期の私塾からは有能な人材が輩出し、近代日本をつくる大きな原動力となった。なぜ若者は私塾にひかれ、いったいそこでどんな教育が行なわれたのか。本書は全国の著名な私塾20カ所を取材し、当時の状況を詳しく解説した。」

とあります。



今回紹介するのは次の塾。

森田節斎の節斎塾、日柳燕石の呑象棲、横井小楠の四時軒、清狂草堂、
平田篤胤 大和田胤行の気吹舎



いろいろな私塾があったのだと改めて思います。



もう一つ、再掲載となりますが、
「カンブリア宮殿 村上龍×経済人社長の金言」①を載せます。
なるほどと思う言葉を見つけることができます。







<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ④

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◇節斎塾(奈良県五條市)

 原理を教え続けた師・森田節斎


 天誅組の乱
   大和五條 1863年8月17日から18日の政変

背後に学者の森田節斎


 44歳まで独身を通した秀才
   頼山陽に師事 → 京都で塾

44歳で29歳の琴を妻にした


 原理を教え応用を教えず
吉田松陰 → 米船へ

   森田は止める 
     吉田松陰「森田は疎豪無策の学者」

   佐久間象山は勧める


 尊皇精神が続いていた五條
五條市内 栄山寺 藤原南家の氏寺 長慶天皇が行宮

農兵隊をつくる


 五條を出て愚庵を名乗る
五條政府と称す 

   → 節斎 五條を出て琴と別れる

紀州那賀郡荒見村で愚中庵塾


 森田節斎の史跡
   明治元年,節斎死去




◇呑象棲(ドンドウロウ 香川県琴平町)

 志士たちを引きつけたばくち打ち


 門人を教えない塾
   長州系の志士のほとんどが訪れた

主人はヤクザの日柳燕石(クサナギ エンセキ)

志士のアジト


 勤皇心を持ったばくち打ち
大富豪・加賀屋惣兵衛の一人息子 

   本姓「草薙」  → 畏れ多いと「日柳」と改めた
  

 無学社歴の孤独な抵抗心
   ばくち打ちをやめず
  

 亡命者・高杉晋作の訪れ 
燕石 積極攘夷論者 高杉と同じ


 森田節斎との交流
   日柳 三楽「飲む・打つ・買う」




◇四時軒(熊本市)

 明治精神を育てた論策家・横井小楠


 横井小楠の史跡
   楠木正成への尊敬心 
     小楠 = 小さな楠公

     小楠公 ~ 正成の子・正行

   実学・政教一致


 酒癖の悪さが招いた不運


 越前藩に受け入れられた政治構想


「思」と「理」への到達




◇清狂草堂(山口県大島町)
  
 異種間交流
  「立志の詩」の教育者 


 毛利家両船
   吉川家と小早川家(毛利家の両川)




◇気吹舎(秋田市)

 平田篤胤 大和田胤行


 本居宣長没後の門人を名乗る


 農庶民層重視
   平田国学  
     勉学に明け暮れる日々
独自の「もののあはれ」の解釈
天保12年江戸追放


 平田篤胤の史跡 
   手形山・赤沼













☆「カンブリア宮殿 村上龍×経済人社長の金言」村上龍 日本経済新聞社 2007年 ①【再掲載 2013.7】

<出版社の案内>

この人たちと働きたい。「良い経営者」22人の資質と人間的魅力に迫る。
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◇永森重信(日本電産社長)

 社員にやる気を出せる経営者が本物 

 IQ差は5倍 

 EQ差は100倍



◇張富士夫(トヨタ自動車会長)

 成果主義は、上司がいかに部下を適材適所に配置し使いこなすかが大事

 半分は上司の問題 
   「コンチクショー」と食い下がる強さをもつ



◇吉田英明(縄文アソシエイツ代表取締役) 

 欧米のリーダーはピラミッドの頂点

日本で考えなくてはいけないリーダーは逆三角形の底辺で支える人
   
 日本の社会は「武士道と資本主義」 ←→「プロティスタンリズムの倫理と資本主義の精神」
 渋澤栄一「論語と算盤」



◇小笹公也(オンテックス会長)

 自分が頑張らないと社員がこのままで終わってしまう

一つでも大きなステージに全員一緒に上がっていく

オザサ塗装 → ㈱オザサリフォーム → オンテックス



◇宋文州(ソフトブレーン創業者)

 社員が必死になって結果を出しても喜ばない
  → 社員に楽をさせながら成果を出せるのがうれしい

新人研修で最初に受けるのは「会社の辞め方」



◇稲盛和夫(京セラ名誉会長)

 欲望や野望の達成を目的に経営者になると社員が被害者になってしまう

 自己犠牲を払える人に経営者になってほしい



◇福井威夫(本田技研工業社長) 

 ホンダのために働くと考えること自体、すでにホンダウェイじゃない

本音で楽しまないと本当の仕事はできない 

 自分のために働く



◇工藤恭孝(ジュンク堂書店社長)

 個性が強い社員だから放任主義

「マンガしか読まなくなった大学生」ではなくて、
 「マンガしか読まない人まで大学に行くようになった」



◇田中邦彦(くらコーポレーション社長)

 組織は正直さが要  
   教育の前にトップ、すべての責任はトップにある
  
 「日本が駄目になっているのは、トップに責任感なり能力、誠実さがないから」 



◇高須武男(バンダイ・ナムコホールディングス社長)

 社員一人一人のモチベーションが大切



◇坂根正弘(コマツ会長)

 絶対に譲らないところを頑固にもつ 
 
 負けていい部分も



◇丹羽宇一郎(伊藤忠商事会長)

 エリートは高い志と倫理観、そして犠牲の精神をもつこと



◇小笹芳英(リンクアンドモチベーション社長)
学生が求めているのは必ずしも待遇ではない



◇松浦元男(樹研工業社長)

一番大切なのは社員にチャンスを作ること

「お金持ちになることを考えてはいけません」

 「有名になることを考えてはいけません」

 「偉くなろうと思ってはいけません」


   - 結果であってこれを目的にするととんでもないことになる

        ∥

     人が離れていく    

 1935年生 愛知大学卒 世界最小百分の一グラムの歯車


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