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「ハイライトで読む美しい日本人」齋藤孝 文藝春秋 2005年 /「スピード整理術」西山昭彦 実業之日本社 2005年【再掲載 2013.5】 [読書記録 一般]

今回は、齋藤孝さんの
「ハイライトで読む美しい日本人」を紹介します。



出版社の案内には、


「子どもっぽいのに、気遣いができて、仕事では粘りづよい!『菊と刀』から『日本の面
 影』まで、生きる力が湧いてくるテキスト集決定版。」


とあります。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「勉強とは精神的な行為である以前に,まず,身体的な行為だ」


・「注意深く心を使い分ける細かなところに目が届くということが即ち心の強さ」


・「『忘れられた日本人』 宮本常一  子どもをさがす - 他人の子どもを可愛がる」
- 岩波文庫の「忘れられた日本人」。リストに入っているだけでうれしくなります。


・「ここ(日本)は子ども天国」


・「日本的 ほどほどの無常観」


もう一つ、再掲載となりますが、西山昭彦さんの、
「スピード整理術」を紹介します。
明日から新年度が始まります。
再任用先では、特に整理整頓に心掛けていきます。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。










☆「ハイライトで読む美しい日本人」齋藤孝 文藝春秋 2005年 

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◇生きる力に直結する日本人像

 上機嫌文化



 子どもをとにかく大切にする文化 
   身体レベルで触れている安心感

   小さい者を愛おしむ,慈しむという伝統


「とにかく流す」体質(特質)



 身体から入るスタイル
勉強とは精神的な行為である以前に,まず,身体的な行為だ - 腰腹文化



 日本語が気遣いを育てる



 はかなさを愛でる心
注意深く心を使い分ける細かなところに目が届くということが即ち心の強さ

↑↓

  ◎ ウザイ ムカツク つまらない
  


 私たちの感性には千年単位の蓄積がある





◇たぐいまれなる上機嫌文化 

 「ジャポン1867年」 L.ド・ボーヴォワール 綾部友治郎訳


「日本人力車旅情」 E.Rシッドモア 恩地光夫訳


 「東洋紀行」 G.クライトナー 小谷裕華・森田明


 「日本その日その日」 E.Sモース 石川欣一訳


 「忘れられた日本人」 宮本常一  
対馬にて・女の世間 聞き書きの達人・宮本常一


 「果てしなく美しい日本」 ドナルド・キーン 足立康訳


 「日本の面影」 日本人の微笑み ラフカディオ・ハーン 池田雅之訳





◇ここは子ども天国

 「日本奥地紀行」 イザベラ・バード 高梨健吉訳
子どもへの愛情が膨大 大人も子どもっぽい


 「大君の都」 オールコック 山口光朔訳  おんぶ王国日本~おんぶタクシーゲーム


 「ニッポン」 ブルーノ・タウト 住空間が要求する行動様式


 「忘れられた日本人」 宮本常一  子どもをさがす - 他人の子どもを可愛がる





◇とにかく流す

 「菊と刀」 ルース・ベネディクト 何でも流してしまう日本人 罪の文化VS恥の文化
  

 「堕落論」 坂口安吾  カラクリを捨てて裸になれ
  

 「明治日本印象記」 A.フイッシャー 金森誠也・安藤勉   


 「日本人とユダヤ人」 イザヤ・ペンダサン 西欧 - 城壁と鍵
日本はカラのないカギ
キャンペーン型稲作 ~ スケジュールが組める

段取り力
  

 「心」停車場で ラフカディオ・ハーン 平井量一訳  
すべては涙で洗い流す
                                        
 「いきの構造」 九鬼修三   垢抜けして張りのある色っぽさ 


 「陰翳礼賛」(いんえいらいさん) 谷崎潤一郎





◇身体からはいる

 「武士の娘」 大岩美代訳 1925年米国で出版
  

 「肚-人間の重心」 デュルクハイム  日本人身体文化の核 生命力の中心としての肚


 「弓と禅」 オイゲン・ヘリゲル 1936年 究極のものに身を投げ出すスタイル
  

 「文学座の人形芝居」 和辻哲郎 息の文化の粋





◇気遣いを育てる日本語 

 「日本語」 金田一春彦
お茶が入りました~優しい表現

    「はい」と「いいえ」

    日本語が日本最大の財産

     日本語を使うこと自体が相手の気持ちや場の流れを読む力を育むトレーニング


 「日本語への希望」 金田一春彦
省かれたものを推測する言語


 「気の日本語としての変遷」 中井正一 
    言葉が目に見えないセンスを磨く
  

 「言葉争い」 柳田国男 
    言葉を潤滑油として使う楽しさ 


 「甘えの構造」 土居建郎  
    日本語が甘えという感性を育てた





◇はかなさを愛でる

 「考えるヒント」お月見 小林秀雄  
    確実に身体でつかんでいる文化


 「美しい日本の私」 川端康成 
    自然と一体化する心のあり方


 「徒然草」 吉田兼好  
    何事もほどほどに楽しむ


 「絵で見る幕末日本」 アンベール 
    不安定の中の柔らかな安定


 「果てしなく美しい日本」 四つの信仰 ドナルド・キーン 
    日本的 ほどほどの無常観


 「日本の面影」 盆踊り ラフカディオ・ハーン  
    はかなさを愛でる動き












☆「スピード整理術」西山昭彦 実業之日本社 2005年【再掲載 2013.5】

<出版社の案内>

仕事の基本はまず整理からはじまる。机の上からパソコンの中まで、あっという間に片づ
く実践ノウハウが満載!
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◇デスク整理

 ① 時間を掛けるな 
 

 ② シンプルに 
 

 ③ グッズは最小限に 
  

 ④ 整理を習慣化せよ


 ⑤ 目的は無駄を省き効率を上げる



□机上には何も置かない

 進行中の書類とパソコンのみ



□引き出しはシンプルに整理使用

 ① 上段は文具のみ 

   
 ② 中段は封筒,クリアファイル,電卓,切手

   
 ③ 下段は進行中の書類,資料





◇整理テクニック

□4区分 

 ① 至急使う物 

      
 ② 後で使う物,資料として残したいもの - 目的別ファイル

 
 ③ 不要なもの - 捨てる

      
 ④ 判断のつかないもの → 一時保管箱に(半年に一度整理)


 
□重要書類 → 目の届く所に


 
□古くなった情報はどんどん捨てる 名簿は捨てる





◇小物整理

□これだけ  
   
 ボールペン黒赤各1本,よそ行きの高級ボールペン1本,シャープペンシル1本、 蛍光ペン2色,

 消しゴム1個,修正液1本,30㎝ものさし

→ 使えなくなったらその場で捨てる





◇パソコンワークの無駄を整理する

□ビジネス文書の無駄を省こう  
   
 図解・フローチャートで皿に分かりやすく

 

□パソコンファイル整理法 
   
 パソコンデータの嘘 → バックアップを





◇ルーティンワークはその場でスッキリ

□ルーティンワークでスキルアップを目指す



□面倒くさいからこそ真っ先にやろう

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コメント 2

tomi_tomi

この整理術の本は何度も読みました! 今 はやりの断捨離のオフィスバージョンみたいで早くから提言されてましたね。ただ読んで2週間ぐらいで机上はもとに戻ってしまいます。。。
by tomi_tomi (2021-03-31 10:15) 

ハマコウ

tomi_tomiさん ありがとうございます。
わたしも読み直すと急に片付ける意欲が出て、一時的にきれいにできます。しかし、それがなかなか続きません。いっときにせよ、きれいにしようという気持ちをもてただけで花丸としています。
我が家では、退職にともなう片付けがなかなか進みません。妻の目を気にしながら少しずつ片付けています。
by ハマコウ (2021-03-31 17:04) 

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