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「100分de名著ブックス フランクル 夜と霧」諸富祥彦 NHK出版 2013年 ③(最終) /「子ども集団を動かす魔法のワザ」杉渕鐵良 学陽書房 2010年 ①【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]

今回は、4月15日に続いて、諸富祥彦さんの
「100分de名著ブックス フランクル 夜と霧」3回目の紹介 最終です。



出版社の案内には、


「ナチスによるホロコーストを経験した心理学者フランクル。彼は強制収容所という過酷
 な状況に置かれ、絶望にあえぐ人間の様子を克明に記録しながら、それでも人生には意
 味があり、希望があることを訴え続けた。「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生
 のほうがあなたに絶望することはない」。時として容赦なく突きつけられる“運命”と
 の向き合い方を探る。姜尚中氏の特別寄稿/新規写真/読書案内などを新たに収載!」


とあります。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「3つの価値理論 ①創造価値 ②体験価値 ③態度価値」


・「まず目の前のことを夢中でやってみる」


・「トンネル(があるからこそ)まぶしさ(に)はじめて気付く」


・「人生は決してあなたに絶望しない」





もう一つ、再掲載となりますが、杉渕鐵良さんの
「子ども集団を動かす魔法のワザ」①を載せます。
別名「教育の鉄人」、杉渕さんの学級経営のエッセンスがぐっと詰まっている本です。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。








☆「100分de名著ブックス フランクル 夜と霧」諸富祥彦 NHK出版 2013年 ③

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◇運命と向き合って生きる

□生きる意味を見つける3つの手がかり

 3つの価値理論 
   ① 創造価値 

   ② 体験価値

   ③ 態度価値



□自分の仕事を全うする - 創造価値

 創造活動 - 仕事を通して

  「どれだけ最善を尽くしているか…」

 ◎ まず目の前のことを夢中でやってみる



□愛は生きる力を与える - 体験価値

 自然との触れ合い 人とのつながりの中で
   
 愛
 
 

□変えられない運命に直面して - 態度価値
   
 いかなる態度を取るか 

 さりげない言葉 思いやる気持ち

 

□例え明日死刑になろうとも





◇苦悩の先にこそ光がある

□トンネル

 まぶしさ  はじめて気付く



□苦悩は人間の「能力」の一つである

「苦悩を感じない」という苦悩
失感情症(アレキシサイシア)のつらさ



□人生の意味を問うことは最も人間的な表現である

 マズロー「高次通」人生の意味についての悩み



□理由が分からない苦しみこそ耐えがたい



□何のために誰のために苦悩するのか

 苦悩の本質
  「何のための苦悩」であり「誰のための苦悩」なのか



□「悩み方」が問題だ



□真っ平らな世の中で「垂直性」を生きよ
意味
成功 │ 失敗





□人生は決してあなたに絶望しない

 悩んで悩んで悩み抜く

 苦しんで苦しんで苦しみ抜くこと










☆「子ども集団を動かす魔法のワザ」杉渕鐵良 学陽書房 2010年 ①【再掲載 2013.7】

<出版社の案内>

子どもがみるみる素直になる! 困っていたクラスがまとまる! 元気になる! 子どもの
全力を引き出す、カリスマ教師の指導のコツ!
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◇杉渕鐵良

 1959年 東京生 現在(2010年3月)足立区立綾瀬小学校


「どの子もひとり残らず伸ばす」


「一人も落ちこぼれをつくらない」

 ◎ クラスをまとめていくこと、子どもを変えていくことができるのは、教師の覚悟と
  情熱が決め手




◇子ども集団に基本を教える魔法のワザ!(前半)
 
□基本こそがクラスを変える

  基本を全力でやることが大切 

    あいさつ、返事、学習態度



□杉渕指導モットー 

 「あたりまえのことを究極まで高める」
  
    あいさつや返事は全力で声を出させることが大事
 
       |

 ◎ 例えば返事をさせるときも子どもに全力を出させる     

一週間でも頑張って続けると → 子どもの表情、クラスの雰囲気が変わる


   
□基本をできるようにするのは教師の一番の仕事

  起立の仕方、座り方、立ち方
        (限界をひいてはいけない)


   
□教師は叱るべき時には叱るが、いつもはユーモアで

 ◎ こども一人一人に合った指導を考え、うまく子どもを誘導することが必要

  毎日、何度もそのことを繰り返したり、練習させたりすることが大切

   やり直し
    ~ ほめたり、ユーモアを交えながら面白くテンポよく


 
□「覚悟をもって」

  ユーモア満載、テンポよく、しつこく指導



1 子どもがみるみるあいさつできる子に!

子どもにあいさつを教えるには  

   「ありがとう」を言えない子

 ◎ 子どもの意識があいさつに向くのを待ってあげる余裕が大事。教師から声を掛け、
  「○○君」と名前を言ってからあいさつしよう。



2 大きな声であいさつさせるには?

   教師が手本を見せる

全員あいさつ → 個人全員 → 全員


 ◎ スピードとテンポが大事。ダラダラしていると効果なし。声を出せた子には、「○
  ○君、いいねえ」と褒める。声を出せる子を一人ずつ増やしていこう。



3 大きな返事が子どもの意識を変える!

   返事をする場面をとにかくたくさん設定する

    「出席をとります」「はい」
   
    「プリントを配ります」「はい」

「短時間掛ける多回数」
       みんなで返事をする場をたくさんつくる

   
 ◎ 一斉に返事をさせる場面をたくさん設定する  

集団の中で声を出す いい練習になる


◎ 1日に何度も返事をする場を設定しよう

    「短時間×多回数」は上達の大原則




4 子どもたちの授業態度が劇的に変わるポイント

   授業態度で困ったとき

    → 授業のスタートの仕方を変える


   授業の始まりのあいさつは全力で

    自分が歯切れよく手本を → 3回やらせればできるようになる

   
   さっさと立つことも指導のポイント 

   「起立と言われたらさっさと立ちましょう」

  さっさと立てるまで何度か練習させる

そしてあいさつまでをつなげる

「先生がみんなの前に立ったら、さっと立ち上がってあいさつしよう」

   すぐあいさつ、腰掛ける、 2秒-すぐに

 ◎ グズグズしている子を待たないですぐに始めることが大切。さっと取りかかること
  により、授業がしまってくる。



5 教科書の出し方でクラスが変わる!

   教科書の出し方一つでクラスが変わる

    気持ちを素早く切り替えられるようになる


   教科書の出し方を指導するポイント

   「パッと出せるようになりましょう」

  「国語の教科書を出してと言うから用意しておきましょう」

予告をしておく ~ 練習

数日で全員できるようになる ~ 成功体験


 ◎「パッと出せることができました。すばらしい。立派ですね」

  「次は音を出さないようにしましょう」


 ◎ 高速スタートですべての面がスピードアップする。
 
   すばやく行動できる技(段取り)を教えよう


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