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「学級崩壊立て直し請負人」菊池省三 構成:吉崎エイジーニョ 2013年 ② /「探偵ナイトスクープ アホの遺伝子」松本修 ポプラ社 2005年 ③ (最終) 【再掲載 2012.3】 [読書記録 教育]

今回は、5月20日に続いて菊池省三さんの
「学級崩壊立て直し請負人」の紹介 2回目です。



出版社の案内には、


「北九州の地で荒れたクラスを次々に再建し、教育界の熱い注目を集める『日本一忙しい
 小学校教師』菊池省三。子どもの瞳に輝きが戻り壊れた教室が甦る、その秘密はどこに
 あるのか。『ほめ言葉のシャワー』『成長ノート』等の指導法で、自立心と他人を敬う
 心を育てる『菊池式教育観』に、かつての教え子が迫る」


とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「褒めすぎ = 異常なまでの母子一体化
  → 『公』を知らないまま『らしさ』がない子どもが育つ」


・「『空手で食える』と信じる親 ~ 荒れた学校の親の傾向
  スポーツで食えると安易に学びの機会を断とうとする
  → 『もしケガをしたら…』に気づけない」


・「昔のように先生が一斉に『さあやろう』と学級全体に言って学級が動く時代は、はっ
きり言って終わった。20年前に比べて男の子は幼く、女の子はませている。」


・「ひとりが美しい」「群れるな!集団になれ」


・「子どもは変わった 大人も変わらないと!先生も!」





もう一つ、再掲載となりますが、松本修さんの
「探偵ナイトスクープ アホの遺伝子」③を載せます。
初めて番組を観たときのショック。
以来何週か遅れの番組を静岡朝日テレビ(以前は、静岡けんみんテレビ)で楽しんでいます。
タイトルを見ただけで観た当時のことを思い出します。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。











☆「学級崩壊立て直し請負人」菊池省三 構成:吉崎エイジーニョ 2013年 ②

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◇なぜ学級が崩壊するのか - 教室は社会の縮図
 
□「孤立した親」 … 情報を得られる環境にない

 地域から孤立し、核家族である上にTVではバラエティ番組ばかり見る
    

 新聞は読まず ネットで好きなニュースばかり見る
       
       ↓

 子どもに自信をもって接することができなくなる
 
    ○?「公とは何か」「責任とは何か」
    ○ 親の情報不足が余裕のなさを招く だから言葉の力がない 褒める力もない   
○ 褒めすぎ - 異常なまでの母子一体化
          
       ↓
          
    ◎「公」を知らないまま「らしさ」がない子どもが育つ     


 
□「空手で食える」と信じる親

 北九州の荒れた学校の親の傾向

「もうウチの子は空手で勝負させますから」

  市内大会ベスト8
       

   空手、野球、サッカー  
    ←  安易に学びの機会を断とうとする
       
      ◎「もしケガをしたら…」に気づけない
   
 ※ 人間を育てる    


 
□学校のリスペクトの欠如

  リスペクトを学ぶというのは統計的に必要な道徳観のはずなのに…
   

  ※ まずは学校に「預ける」「我慢する」という観念が欠けてしまっている

   
  ※ 「子ども会」という地域教育を担ってきた機能がなくなっている
   
              |
            
            リスクを避ける
   
  ※ 親の「孤立」「情報不足」は加速している   


 
□バラバラな子どもたち

  学級目標を立てる時期が年々ずれ込んでいる
  
     |
 
  全員のゴールを一緒にしてしまうとそこに乗れない子がいる

  = 昔のように先生が一斉に「さあやろう」と学級全体に言って学級が動く時代は、
   はっきり言って終わった   

※ 20年前に比べて男の子は幼く、女の子はませている

 ◎ 教室という箱の中には30人の子どもたちが入っていますが、ただそれは箱だけの
  問題であって、人間関係・ものの考え方集団の有り様の土台そのものがない

   マイナス言葉「バカ」「死ね」「ウザイ」

よくなりたいという子どもらしい感情もあるがそれへの意見がめじろ押し


 ◎「ある程度軌道が乗ってくるとやはり子どもは子ども。根底では昔と一緒。でも、軌
  道に乗るまで時間が掛かるようになった。個々が決定的に変わった。」
   載っていない段階では「はあ」「何か」と口答えする。


 
□群れるな!集団になれ

  情報の少ない子どもたちが「誰かの なんとなく」という意思で動く

  ↓

  結果 学級が「安心して自分らしさを発揮できる集団」ではなくなっている
 
 = 群れている

   集団 … 個人が自分らしさを発揮し自立しているグループ

   群れ … 個人の考えよりもその場に流れる空気特にマイナスの空気に頼る   

  ※具体的事例

  ○教室から図書室まで列で移動 

  群れ … べちゃべちゃと友達としゃべった後でようやく並ぶ
  
    集団 … すっと列をつくることに協力できる
   
  ○休み時間トイレに行く 

  群れ … 別に行きたくもないのに友達が行くからと一緒に行く
 
    集団 … 行きたいときに一人でも行く  




◎「ひとりが美しい」

多くのいじめは群れから始まる



  ※ 日本社会の縮図

    故阿部謹也(一橋大)「世間とは何か」
◎社会という概念は日本には定着していないのではないか
        
        西洋社会 - 一人一人が自立
               一人一人が自立して意見が言える  


 
□ダメダメで押し切る先生

  今の教師の最大の問題 - 子どもたちに「押されてしまっている」こと
     

  原因「厳しさ一方で怒り続ける」
  
    = 最初から衝突するやり方

            ↓

         ※「一対多」
         ※教師が怒り続けるやり方はもう通用しない


  ◎子どもは変わった 大人も変わらないと!先生も!         
 













☆「探偵ナイトスクープ アホの遺伝子」松本修 ポプラ社 2005年 ③ (最終) 【再掲載 2012.3】

<出版社の案内>
1988年の放送開始以来、関西を中心に絶大な人気を誇る長寿お化け番組「探偵!ナイ
トスクープ」。生みの親である著者が、番組誕生の瞬間から現在(2005年=ハマコウ註)までを
初めて書き下ろした、爆笑と感動の一冊。
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◇第四章

□ディレクターが化け番組が化ける

 1991.4.5   視聴率 20.1%(シェア44.3%) 

→1991.9.6 視聴率 23.5%(54.4%)
   


□「全国アホバカ分布図」

 1991.5.24 日民放連最優秀賞 



□林シェフ

 「母乳でケーキ作り」1994.9.2 

 「巨大シジミ」1995.4.21石田D

 「靴を食べたい」1995.6.9阿部D

 「ママレンジを探して」1996.3.8石田D



□浪花のスピルバーグたち

 「大阪弁講座」1993.8.6
   チャウチャウちゃうんちゃう  

 「爆発卵」1993.12.24



□第三世代の新人たち

竹島D,岩田潤D,吉川知仁D,奈良井正巳D,池田D



□ナイトスクープはゴールデンタイムの戦士たちの供給基地

 「取り立て屋シリーズ」1995.2.3~ 
   1994.1長原成樹
   1995.4ジミー大西
   1995.10石田靖

 「大和川ボート通勤」1996.10.25池田D 

 「岐阜城を一夜攻め」1997.5

 「高知の軍艦マンション」1994.6.10



□小山演出の底に流れるもの

石田Dの影響 小山D(地味で温厚 人々に対する善意の眼差し)

 「第二の母」1992.3.6  
    


□ジム・クロウチのエイジ 
 
 「幻のゲンゴロウ」1994.9.16 

 「木登りがしたい」1990.11.10



□「爆発卵」が爆発する

 「爆発卵」1993.12.24 視聴率30% 北野D





◇第五章

□「料理の鉄人」と阪神大震災

1994.4 31% 

  石原Dが「クイズ紳助くん」へ
 
 『ダダダダーン』『大改造ビフォーアフター』

「御影の写真の子どもたち」



□上岡局長の退任 

 2000.4.21退任
    1988.3.5~ 12年2か月間

1994.4.22 上岡局長プッツン退席事件
  


□西田新局長の登場 

 局長代行制 15%台にまで 

 → 会議 「品格+知名度」


 西田局長 2001.1.26~



□上岡局長と西田局長

上岡局長 … ◎ 監督・演出者の立場  

 西田局長 … ◎ 依頼者の立場



□ナイトスクープの名作ビデオと番組の行方

現在 石田D,小山D,北川D + 西岡孝之D,湯淺耕二D,藤川明D


 能嶋D,浜田D
  「空手の母は強し」020621


 四宮D
  「四国巡礼に出た息子」030425


 ABCの鳥海久慎P,梶原英明D


 ◎「おじいちゃんはルー大柴」2003.11.21 北川D


 ◎「すばらしき車いすの旅」2001.4.6
  


□ナンセンスな大爆笑と心の治癒,解放の融合 

 = 笑いによる魂の救済





◇エピローグ

 松本修
  1949年 滋賀県生 京都大学法学部卒

1972年 朝日放送入社
ディレクター「霊感ヤマカン第六感」「ラブアタック」
プロデューサー「探偵ナイトスクープ」
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岩崎ナギ

この子供にはこれをさせる!
と親が強固に決めすぎるのは危険ですね。
by 岩崎ナギ (2021-05-24 10:29) 

ハマコウ

岩崎ナギさん ありがとうございます。

「親が強固に決めすぎるのは危険」
わたしも同様に考えます。
子どもには子どもの夢があります。それが必ずしも親の願いと同じでないことはありますね。わたしの子育てを振り返ってみても、親の願いや考えを押しつけていたかなと反省することもあります。妻が軌道修正してバランスをとっていてくれたのだなと、今、気が付きます。

by ハマコウ (2021-05-24 15:09) 

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