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岸本裕史さんはこんなことを ②-「育児の帝王学」小学館 1999年(2) /「師弟物語」佐高信 現代教養文庫 1994年 ①【再掲載 2012.8】 [読書記録 教育]

今回は、6月7日に続いて、キーワード「岸本裕史」でまとめたもの、
「岸本裕史さんはこんなことを」2回目の紹介です。


本日は、「育児の帝王学」(2)です。


出版社の案内には、


「少子化の進む現代、きょうだいによる疑似社会を体験できない子どもが、心身のたくま
 しさを育て、21世紀を担う学力の基礎を身につけるためには。具体例でわかりやすく
 示す、少子化時代の子育ての指針。」

とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「慈母厳父 → 怒母弱父」
- 親、保護者のかかわりがやはり大切ですね。


・「父親の存在感を示す + 怒母からの脱皮」


・「夫婦が互いに尊敬している
夫婦間に、親しみと尊厳がないと夫婦間の愛情は長続きしない
夫婦それぞれが確固とした生き方を!」


・「土と水と風と緑に親しませる」



もう一つ、再掲載となりますが、佐高信さんの
「師弟物語」②を載せます。
意外な師弟関係を知ることができました。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆岸本裕史さんはこんなことを ②-「育児の帝王学」小学館 1999年(2)

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◇逞しい子どもに育てるために
 
□父親は父親らしくなる  

 慈母厳父 → 怒母弱父 = 母ヒステリック 父黙ったまま



□父親の存在感を示す

 ① ときどき抱き上げる


 ② 穏やかにそして厳しく戒める


 ③ 近所を散歩する
    ドライブよりは散歩


 ④ 子どもに手紙を書く
    子どもの枕元に → 身近な存在


 ⑤ 子どもの優れた面を知る
 


□怒母からの脱皮

 ① 父親の仕事は認め悪口は言わない


 ② 手伝わせて褒める


 ③ 汚いところの掃除をやらせる

   湯垢とり 便器掃除 台所のヘドロとり どぶ掃除


 ④ したこと自体を評価する


 ⑤ スキンシップを心がける
 


□大切なのは慈しみの心 



□夫婦が互いに尊敬している

 夫婦 親しみと尊厳がないと夫婦間の愛情は長続きしない



◎ 夫婦それぞれが確固とした生き方を
 


□子どもへの本当の配慮とは

 貝原益軒「和俗童子訓」
  ◎ 厚着をさせず冬でも脇の大きく開いた服装をさせなさい
- 汗腺の数に差
 


□土と水と風と緑に親しませる



□子どもの喧嘩は悪事ではない



□時には背伸びをさせてみる

 小さい子の買い物
   いろいろなことをやらせる



□よく働いた昔の子 

 「よく遊びよく働きよく学ぶ子」が必要に



□まずパジャマの後始末から 

 後始末をやらない男は責任をとらない

→ 他人のせいにしがち



□後始末は美的センスの芽

 ◎しつけの鉄則 

   ① 無限の優しさと微笑みを称えてしつける


   ② 親は手を下さず,子ども自身にやらせる


   ③ 三か月間毎日続けさせときどき褒めたり励ましたりする
 


□汚いところを綺麗にする

  汚物の処理



快い挨拶を心がける



□近所の大人たちとの接し方
    近所の人たちが喜ぶようなことを
 










☆「師弟物語」佐高信 現代教養文庫 1994年 ①【再掲載 2012.8】

◇はじめに
教育は出会い - 師と弟子の運命的な出会い

城山三郎と師・山田雄三 求めるものに師はその姿を現す


<ぶらない師>

◇「先生はよそうよ 」  

□木下恵介(1912浜松市生 映画監督)&山田太一(1934浅草生 シナリオライター)

1961年夏 山田太一は木下恵介の助監督に


 木下 脚本の口述筆記


木下

 「今はどうもせっかちで刺激的で押しつけがましい映画が多い」
     
  それよりやっぱり大衆の持っている善意を語り合い、握手するようなものをつくるべ
 きだ      

        |

 ◎ 劇的効果のために不自然なことはしない → 流れがきれい

   ↓

 山田  ◎ 「落ちこぼれている現実の孤独を拾い上げる」

 
 木下 1933(昭和8) 中学出で松竹へ

軍隊 → 1943 内地へ 監督へ
「人間の命をさまざまに描く」


 木下 「自分のような若造の話をちゃんと聞いてくれた」





◇自己と日本人に厳しく

□穂積五一(1902愛知生アジア学生文化協会理事長)とアジア留学生

アジア留学生の父 
  「過去に日本がやったことを考えれば…」





◇「政治家になるのは大変だよ」

□大平正芳(1910香川生 元首相)と加藤紘一(1939山形生 政治家)

 加藤紘一 東大法-外務省


 大平正芳の師は陽明学者・安岡正篤

宏池会も安岡の命名




◇男の艶がある企業再建の神さま

□早川種三(1897年仙台生 東京電機 日本特殊鋼)と林信義(1933福岡生 東京製粉)

 企業再建の神さま 早川種三


 茶屋遊びと山登り 慶應大

「男は女に振られんとダメだよ」


 早川 思想は放っておくべきだ

再建すると手放す ~ 社会貢献できる企業か?




◇名付け親の願い

□矢代静一(1927東京生 劇作家)と遙くらら(神奈川県生 女優)

 山崎久美子 → 遙くらら 宝塚

同期生に阪田寛夫の娘・大浦みずき

矢代静一の娘・毬谷友子(宝塚)
西田敏行とミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」




◇親鳥が鄙を抱きかかえるかのように

□乾恒雄(1910大阪生 オリエントリース)と宮内義彦(1935兵庫生 オリックス社長)

 アメリカのUSツーリング社に学んでスタート


 恩人ショーン・フェルド





<出藍の誉れ>

◇教えるときは破門するとき

□佐瀬勇次(1919千葉生 理事長)と米長邦雄(1943山梨県生 名人)


 さわやか流
   米長の三人の兄は東大  「兄貴たちは頭が悪いから東大へ行った」


 将棋界 25歳までに4段になれずプロを諦める人が2割




◇美人浮世絵師の誕生

□稲垣史生(1912富山県生 時代考証家・小説家)と杉浦日向子(1958米子生)

 杉浦の大相撲ファン
  「歌舞伎はウソばっかり」

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