SSブログ

「無印ニッポン」堤清二・三浦展 中公新書 2009年 /「間違いだらけの塾選び」杉山由美子 WAVE出版 2004年 ①【再掲載 2013.12】 [読書記録 一般]

今回は、堤清二さん、三浦展さんの
「無印ニッポン」を紹介します。





出版社の案内には、


「T型フォードの発売からリーマン・ショックまで一〇〇年。自動車の世紀だった二〇世
 紀が終わり、消費文化は大きな曲がり角を迎えている。大流通グループ『セゾン』を牽
 引し、無印良品を生み出した堤と、地域の文化の衰退を憂慮する三浦が、消費の未来、
 日本の将来を語る。『これがいい』ではなく、『これでいい』という『無印』の思想は、
 企業主導ではない個人主体の生き方を勧めるものである。本当の消費者主権とは何か。」


とあります。


今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「田中角栄は食糧の自給率を高めようとしたので,アメリカからロッキード事件で刺さ
  れたのではないか?」


・「竹中平蔵
  -テクノクラートとしては優秀なのかもしれないけれど,社会デザインがない」


・「商店街はソサエティ → ロードサイドと生活の均質化 古い社会には個人があった」


・「セゾンがなくなったからフリーターが増えた」


・「地方再建のために 国立大学の学費を0に」





もう一つ、再掲載となりますが、杉山由美子さんの
「間違いだらけの塾選び」①を載せます。
子ども人数の減少により、塾も変わってきました。




<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg






<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「無印ニッポン」堤清二・三浦展 中公新書 2009年

1.jpg

◇アメリカ型大衆消費社会の終わり
  
□自動車の世紀が百年で終わる  

 ◎人材の枯渇・石油文明の曲がり角
    
 「あれがいい」「これがいい」

   
  →「これでいい」「これで十分だ」
無印良心的価値観
     

 日本の自立

 - 田中角栄は食糧の自給率を高めようとしたので,アメリカからロッキード事件で刺
  されたのではないか?
  


□派遣切り  

 雇用システムはアメリカ化したのか 
   経営者の体質が古い
                          
   労働権・スト権を認めない


 アメリカに対するマイナスイメージ

   竹中平蔵
    ・テクノクラートとしては優秀なのかもしれないけれど,社会デザインがない


 メディアへの懸念
霞ヶ関の能力を引き出す 

   新聞の雑誌化 
     
   新聞はタテ社会 

   セゾン文化が論壇誌を潰した





◇戦後日本とアメリカ

□アメリカ体験 

 アメリカの圧倒的豊かさ

 → 日本人の欲望の肥大化


 アメリカ消費文化とソ連崩壊
   消費は自由にする 

   反親父 = 近代化
  

 地元への愛着
   商店街はソサエティ 
   
   ロードサイドと生活の均質化
                   
   ◎ 古い社会には個人があった
         

 「これでいい」という価値観と日本の今後
   ネガティブな無印 



□百貨店とファストフード

 文化のセンター(イオンモールにはない) 
   西武美術館


 社会の下流化とファストフードの発展

  - 下流の人は片手で食べられるものが好き


 生活の24時間化の恐ろしさ ファミレス=「ファミリー・レス」

   ※ 生活の24時間化が日本人の暮らしをすごくゆとりのないものにしている





◇無印ニッポン

□無印良品は反体制商品 シアーズ・ローバックのラボラトリー 
             消費者主権の反体制商品



□「じぶん新発見」



□ユニクロと無印良品 

 ジャパネスク 

 ユニクロとの共通点

 ハンズは生まれがいい  

 もてない男とキャバクラ嬢
  


□セゾンと女性とフリーター

 隷従状態の女性
   JCの男が嫌われている 
    

 セゾンがなくなったからフリーターが増えた


 セゾングループから
   保坂和志,車谷長吉,町田康
  


□都市・建築・生活

 つかしん  → 不眠都市 


 都市のイオンモール化

 ~ 内側だけ
    

 パッケージ型都市 = 物販至上主義  

  ◎ 生活を愛せなくなった日本人





◇日本のこれから

□何が失われたのか

 求めているものは多様性なのか?

   画一化の進行



□資本と労働の古くて新しい対立 
        
  55年体制-日本の企業社会自体が社会主義的になった

  労使対立はノーマル


  すべての能力を労働に振り向ける「総力戦」の貧しさ

  ケータイで24時間職場とつながっている

  - 搾取の道具


  インテリ女工哀史
  


□シンプル族と最大公約数的な情報

  上流ほどシンプル指向  

  みんな動かされたがっている
  


□日本の経営再考  

  消費から共費へ 

  ユニクロ的経営 
    伊勢丹の営業力の源泉
  

  
□地方再建のために

 国立大学の学費を0に 

 専門学校を無料化 

 ワークライフバランス
    
 個性を失った日本企業 誇り 











☆「間違いだらけの塾選び」杉山由美子 WAVE出版 2004年 ①【再掲載 2013.12】


<出版社の案内>
母の目で取材した「親業」定番書。公立の中高一貫校対策など、合格率だけに頼らない塾
業界の最新事情がわかります
1.jpg


◇受験事情

 日能研,四谷,サピックス




◇どんな塾がいいの

□マトリックス  
   
 ① 総合塾  
   
 ② 補習塾  
   
 ③ 進学塾  
   
 ④ ドリル塾


 
□四谷大塚と日能研が二大巨頭,サピックスが追い上げる

『四谷大塚の予習シリーズ』がよい 
  4年 週3回 

   5年 週3回

   6年 週5回

 
  <予習シリーズ + 日曜テスト + 公開模試>


 
□都市型ママを魅了する しどう会LEF(学習指導会)

 「しどう会」
     楽しい授業,単科制,家庭学習指導が丁寧,四谷大塚YTネット

    
 親と子のニーズが優先
   ◎ 志望校は自分で決める


                  

 母親教育が行き届いている 

 - 講習会,個人面談
  

 
□超エリートが売りのサピックス  
   
 名物講師:霜山幸夫さん
  

 
□合格100%を目指す啓明社  
   
 予習主義,オリジナルテキスト,456年3年間コースのみ            
   
 日曜テストは月1回   
  

 
□市進  
   
 長時間拘束しない,専任講師が多い,家庭学習に驚き,オリジナルテキスト   

   
 8時まで
  小4で週2回  国算  2学期より選択で理科社会一日コースも
  
   授業時間120分

小む5~6で週3回 1日2科目120分

人材育成に力を注いでいる





◇中学受験をリードする進学塾
 
□日能研 
   
 分業システム 


 
□リーズナブルで親切な桐杏学園  
   
 独自テキスト,熱心な講師


 
□明るく元気 
   
 早稲田アカデミー 四谷大塚YTネット


 
□ベテラン  
   
 ENA国立学園
   1クラス30人以下


 
□少人数制アットホーム 
   
 栄光ゼミナール  経営上手


 
□小規模専門塾の台頭


 
□関西では  
  
 浜学園 希学園 日能研  個人塾




◇塾では何をどのように教えているか

□選択科目ができるか,志望校別コースを選べるか,進路指導がしっかりしているか


 
□費用 
 
  日能研  週3回  21800円

 
  四谷大塚 週4回  39600円  オプションつけると


  桐杏学園 週2回  25000円 4万円以上


市進        28000円 4年生-2万

                                                                                  早アカデミ   39000円 5年生-4万 


※ オリジナルテキスト
四谷大塚の予習シリーズ 全標(日能研)  受験全解(みくに出版)


 
□現代の子に必要なのは体系付けたきちんとした知識

nice!(146)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

nice! 146

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。