「安売り王一代」安田隆夫 文藝春秋 2015年 ②(後半) /「思春期の心を開く力」八ツ塚実 朱鷺書房 1990年 ②【再掲載 2017.11】 [読書記録 一般]
今回は、9月14日に続いて、安田隆夫さんの
「安売り王一代」の紹介 2回目 後半です。
出版社の案内には、
「26期連続増収増益という前代未聞の偉業を成し遂げたドン・キホーテ。だが、創業者、
安田隆夫の人生はまさに失敗と苦難の連続だった。『逆張り』『権限委譲』『夜の市場』
をキーワードにのし上がった男の波乱万丈の一代記!」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「住民や社会にどう受け取られるか」
・「2007.1 ホームセンタードイト 10 長崎屋買収」
- 浜松に残っていた長崎屋も(長崎屋)MEGAドンキ・ホーテに変わりました。
・「ビジョナリーカンパニー(長期にわたり繁栄し続ける会社)
ビジョンと理念に基づく経営をしておりカリスマ経営者を必要としない」
・「距離感の達人になれ」
もう一つ、再掲載となりますが、八ツ塚実さんの
「思春期の心を開く力」②を載せます。
「人間学」で知られる八ツ塚さん、わたしは大好きです。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「安売り王一代」安田隆夫 文藝春秋 2015年 ②(後半)

◇禍福はあざなえる縄のごとし
突如勃発した住民反対運動
1999夏 小金井公園店
住民が「夜11時閉店」受け入れ
創業以来の経営危機
利益の5%
環境対応コスト
ミッドナイトヘルパー
災い転じて福となす
2000.6~ 大店法 → 大店立地法(大規模小売店舗立地法)
|
◎ 「住民や社会にどう受け取られるか」
ITバブル崩壊でも逆張りして攻め込む
採用も 花の2000年入社組
名実ともに全国デビューを果たす
柔軟な都知事 石頭の労働大臣
「やるときはやる」「絶対に勝つ」
放火事件発生
歪曲報道
3名の犠牲者
圧縮陳列のせいではない
初めて流した涙
遺族に背中を押される
世界一安全・安心楽しい業態へ
◇ビジョナリーカンパニーへの挑戦
中食がほしい
「オリジン東秀」23.62%株
小型DS「ピカソ」
ショッピングセンター「パウ」
TOB失敗
ドイト 長崎屋を相次いで買収
2007.1 ホームセンタードイト
10 長崎屋買収
2008.6 メガドンキ
楽しくない会社では絶対売れない
「教育するな」「信じて頼め」
雑草集団がミラクルを起こす
ビジョナリーカンパニー(長期にわたり繁栄し続ける会社)
ビジョンと理念に基づく経営をしておりカリスマ経営者を必要としない
「源流」へ
明確な理念とポリシー ~ 「源流」
「敗者復活」の文化
総合スーパーを再生させよう
時代遅れのチェーンストア理論
大手がドンキの真似をする時代
次は「逆張り」で勝負だ
アメリカへの挑戦
- 海外では長崎屋主導で
わざわざ中国に出て行くことはない
◇不可能を可能にする安田流「逆張り発想法」
無手勝流という最大の武器
真似は徒労である
「ボトルネックをどうぬけ出すか」
主語は自分ではなく相手に置く
真正直が一番
ORではなくANDで考える
売る側と買う側の協会をファジーにする
企業にもアポートシスが必要
ツキのない時は「見」を決め込む
見切り千両再挑戦万両
人を見抜くことはできない
距離感の達人になれ
◇波瀾万丈のドン・キホーテ人生に感謝
真のCEOは「源流」
安田財団 ラスト20年で
ドン・キホーテに世襲はなじまない
☆「思春期の心を開く力」八ツ塚実 朱鷺書房 1990年 ②【再掲載 2017.11】
<出版社の案内>
心は堅く閉ざされ、さまざまな問題が噴出するかのようにみえる時。思春期のただ
中にある子どもを見守るこころ、人間教育の場としての家庭の役割を説く。

◇生んでくれてありがとう 母と子の絆
□誕生日は母親への感謝の日「お母さん、僕を生んでくれてありがとう」
本末転倒
「命を生み出す」母の尊さ
母親への感謝
→ その後で健やかな成長を祝う
※ 誕生日は母親への感謝の日
□人間らしさの背景
※「肝心なところで確かなブレーキが利く」事が大切
父親の誕生日教育
「命がけでお前を生んでくれた」
□子供の生き方を決める親子関係
親子関係は大切。それが生き方を決める。
親子関係に亀裂が生じると教育効果は激減する
↓
金や物でいびつになり腐っていく
※まず親子の関係ありき
□誘惑のまっただ中で
深い絆
・父親は海外にいて何年も会うことはできないのに尊敬の気持ちで結ばれていた子。
・親は既に亡くなっているのにかわいがってくれた日々を胸に敬愛し続けてきた子
∥
※「心と心のつながり」が至上
中学生は雑菌・病原菌が溢れる中に生きている
↑
その中を生きていくとき、自動車教習所の練習車のように隣に乗ってブレーキを踏んで
くれる人が必要
「子育ては雑菌を排除し、親が必要以上の口出しをすることではない。大切なのはブ
レーキを踏む心を育てることだ」
※ この世の中、どこへ行っても雑菌がうようよしている
◇不登校の背景にあったもの
□日本各地の郷土玩具
教材性が高い
□禁止と命令で子供は動くのか
× 親や教師の指導の一般型は 「禁止」と「命令」
◎ 本物の指導
・受け止めずにはおられない程の心への訴えかけ
・行動に移さずにはおられない状況をつくる
□起きようとすると気が遠くなる
班編制には心を砕く - 原案づくりに介入
ノリオが心おきなく登校できる体制
□栄養失調による体の変調
医者
「…どうも教育の世界は根性主義で困る。何でもかんでも叱咤激励して事を解決しようと
する。…もっと科学的な見方をしてほしい。必ず原因があるということを原則としてほ
しい。…頑張ろうとしてもがんばれないような体調になることもある…」
例:貧血・低血圧のせい
→ 「原因をたどれ!」
医者
「学校給食にはいろいろな批判はあるが、あれが唯一の栄養補給源となっている子供もい
る…」
□子供の思いをとらえているか
「いのち」の問題
~ 若い医師 父親との話し合い
□親子の「共感志向」
「たかが弁当」だけれど…
- 「たかが○○されど○○」一つでも多くのされども作る努力を!
- 子供の心の痛みに対する態度と「たかが」から「されど」へ変えらるとき、そこは学
びの窓となるのである
□十五歳の船乗りさん
「…サボるわけにはいかん…逃げられん…」
怠け癖と闘うために
「安売り王一代」の紹介 2回目 後半です。
出版社の案内には、
「26期連続増収増益という前代未聞の偉業を成し遂げたドン・キホーテ。だが、創業者、
安田隆夫の人生はまさに失敗と苦難の連続だった。『逆張り』『権限委譲』『夜の市場』
をキーワードにのし上がった男の波乱万丈の一代記!」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「住民や社会にどう受け取られるか」
・「2007.1 ホームセンタードイト 10 長崎屋買収」
- 浜松に残っていた長崎屋も(長崎屋)MEGAドンキ・ホーテに変わりました。
・「ビジョナリーカンパニー(長期にわたり繁栄し続ける会社)
ビジョンと理念に基づく経営をしておりカリスマ経営者を必要としない」
・「距離感の達人になれ」
もう一つ、再掲載となりますが、八ツ塚実さんの
「思春期の心を開く力」②を載せます。
「人間学」で知られる八ツ塚さん、わたしは大好きです。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「安売り王一代」安田隆夫 文藝春秋 2015年 ②(後半)

◇禍福はあざなえる縄のごとし
突如勃発した住民反対運動
1999夏 小金井公園店
住民が「夜11時閉店」受け入れ
創業以来の経営危機
利益の5%
環境対応コスト
ミッドナイトヘルパー
災い転じて福となす
2000.6~ 大店法 → 大店立地法(大規模小売店舗立地法)
|
◎ 「住民や社会にどう受け取られるか」
ITバブル崩壊でも逆張りして攻め込む
採用も 花の2000年入社組
名実ともに全国デビューを果たす
柔軟な都知事 石頭の労働大臣
「やるときはやる」「絶対に勝つ」
放火事件発生
歪曲報道
3名の犠牲者
圧縮陳列のせいではない
初めて流した涙
遺族に背中を押される
世界一安全・安心楽しい業態へ
◇ビジョナリーカンパニーへの挑戦
中食がほしい
「オリジン東秀」23.62%株
小型DS「ピカソ」
ショッピングセンター「パウ」
TOB失敗
ドイト 長崎屋を相次いで買収
2007.1 ホームセンタードイト
10 長崎屋買収
2008.6 メガドンキ
楽しくない会社では絶対売れない
「教育するな」「信じて頼め」
雑草集団がミラクルを起こす
ビジョナリーカンパニー(長期にわたり繁栄し続ける会社)
ビジョンと理念に基づく経営をしておりカリスマ経営者を必要としない
「源流」へ
明確な理念とポリシー ~ 「源流」
「敗者復活」の文化
総合スーパーを再生させよう
時代遅れのチェーンストア理論
大手がドンキの真似をする時代
次は「逆張り」で勝負だ
アメリカへの挑戦
- 海外では長崎屋主導で
わざわざ中国に出て行くことはない
◇不可能を可能にする安田流「逆張り発想法」
無手勝流という最大の武器
真似は徒労である
「ボトルネックをどうぬけ出すか」
主語は自分ではなく相手に置く
真正直が一番
ORではなくANDで考える
売る側と買う側の協会をファジーにする
企業にもアポートシスが必要
ツキのない時は「見」を決め込む
見切り千両再挑戦万両
人を見抜くことはできない
距離感の達人になれ
◇波瀾万丈のドン・キホーテ人生に感謝
真のCEOは「源流」
安田財団 ラスト20年で
ドン・キホーテに世襲はなじまない
☆「思春期の心を開く力」八ツ塚実 朱鷺書房 1990年 ②【再掲載 2017.11】
<出版社の案内>
心は堅く閉ざされ、さまざまな問題が噴出するかのようにみえる時。思春期のただ
中にある子どもを見守るこころ、人間教育の場としての家庭の役割を説く。

◇生んでくれてありがとう 母と子の絆
□誕生日は母親への感謝の日「お母さん、僕を生んでくれてありがとう」
本末転倒
「命を生み出す」母の尊さ
母親への感謝
→ その後で健やかな成長を祝う
※ 誕生日は母親への感謝の日
□人間らしさの背景
※「肝心なところで確かなブレーキが利く」事が大切
父親の誕生日教育
「命がけでお前を生んでくれた」
□子供の生き方を決める親子関係
親子関係は大切。それが生き方を決める。
親子関係に亀裂が生じると教育効果は激減する
↓
金や物でいびつになり腐っていく
※まず親子の関係ありき
□誘惑のまっただ中で
深い絆
・父親は海外にいて何年も会うことはできないのに尊敬の気持ちで結ばれていた子。
・親は既に亡くなっているのにかわいがってくれた日々を胸に敬愛し続けてきた子
∥
※「心と心のつながり」が至上
中学生は雑菌・病原菌が溢れる中に生きている
↑
その中を生きていくとき、自動車教習所の練習車のように隣に乗ってブレーキを踏んで
くれる人が必要
「子育ては雑菌を排除し、親が必要以上の口出しをすることではない。大切なのはブ
レーキを踏む心を育てることだ」
※ この世の中、どこへ行っても雑菌がうようよしている
◇不登校の背景にあったもの
□日本各地の郷土玩具
教材性が高い
□禁止と命令で子供は動くのか
× 親や教師の指導の一般型は 「禁止」と「命令」
◎ 本物の指導
・受け止めずにはおられない程の心への訴えかけ
・行動に移さずにはおられない状況をつくる
□起きようとすると気が遠くなる
班編制には心を砕く - 原案づくりに介入
ノリオが心おきなく登校できる体制
□栄養失調による体の変調
医者
「…どうも教育の世界は根性主義で困る。何でもかんでも叱咤激励して事を解決しようと
する。…もっと科学的な見方をしてほしい。必ず原因があるということを原則としてほ
しい。…頑張ろうとしてもがんばれないような体調になることもある…」
例:貧血・低血圧のせい
→ 「原因をたどれ!」
医者
「学校給食にはいろいろな批判はあるが、あれが唯一の栄養補給源となっている子供もい
る…」
□子供の思いをとらえているか
「いのち」の問題
~ 若い医師 父親との話し合い
□親子の「共感志向」
「たかが弁当」だけれど…
- 「たかが○○されど○○」一つでも多くのされども作る努力を!
- 子供の心の痛みに対する態度と「たかが」から「されど」へ変えらるとき、そこは学
びの窓となるのである
□十五歳の船乗りさん
「…サボるわけにはいかん…逃げられん…」
怠け癖と闘うために
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