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「塾長が教える塾に行かなくていい勉強法」井上哲夫 エル書房 2009年 ① /「梅原猛の授業 仏になろう」梅原猛 朝日新聞社 2006年 ①(前半)【再掲載 2015.8】 [読書記録 教育]

今回は、井上哲夫さんの
「塾長が教える塾に行かなくていい勉強法」1回目の紹介です。


出版社の案内には、


「なぜ伸びる子と伸びない子がいるんだろう?塾に通ったからと言って成績が上がるとは
 限らない!?勉強したからと言って成績が上がるとは限らない!?伸びる勉強法の極意を伝
 えます。」


とあります。



井上さんは、「ジーニアス井上塾」の代表。
学習塾の塾長が、効果的な勉強法について記した本です。
学習のポイントが端的に示されています。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『勉強すればいいことがある』と信じてみる」


・「少子化による推薦入試の拡大でますます勉強しにくい雰囲気に」


・「学力向上 = 素質 × 質 × 時間かける回数」


・「勉強は時間の長さが重要ではない」


・「薄い問題集を繰り返す ‐ できなかった問題をできるようにしていく」
- 多くの人が示すことです。
  一冊をじっくりということでしょうか。 


・「勉強の中に楽しみを見つけよう」





もう一つ、再掲載となりますが、梅原猛さんの
「梅原猛の授業 仏になろう」①を載せます。
梅原猛さんが亡くなられてもう三年近く経つのですね。
20年以上前、日本ペンクラブ会長をされていたころの教育講演会での言葉、
「道徳は、伝記を読むだけでいい」が強く印象に残っています。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「塾長が教える塾に行かなくていい勉強法」井上哲夫 エル書房 2009年 ①

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◇どうして勉強しなくちゃいけないの
 
 勉強すれば「いいこと」が待っているわけではない?
 
   勉強のやる気は自分で作る時代
 


 勉強してもいいことはない?
 
   「勉強すればいいことがある」と信じてみる
 


 勉強しにくい時代には
   勉強すればチャンスが広まる
 
   システム教材 
     ◎「パル」 
     ◎「基礎ミラクル」
 


 少子化
 
   推薦入試の拡大でますます勉強しにくい雰囲気に
 


 通知表のつけ方が30年前とは違います
 
   通知表は学校の先生が「関心・意欲・態度」を見て決める
 


 積極性を評価する通知表

   満点でまじめな生徒なのに5がつかない不思議
 


 偏差値って何?
 
   受験者の平均点を偏差値50として最高75最低25の範囲で学力を示す
 


 あげるコツ「他の人以上に勉強する」
 


 勉強以前の思い込み
 
   「どうせできない」という思い込みを取り除く
 
   悪い思い込みは可能性を小さくする
 


 学力向上の公式とは
 
   学力向上 = 素質 × 質 × 時間かける回数
   
   時間は長くても質を伴わないと学力は向上しない
 


 長く勉強しても成績が伸びない
 
   勉強は時間の長さが重要ではない
 


 わからないからできない?
 
   「繰り返し練習」が「わかった」を「できる」に
   
   ◎教育開発出版 Eトレ 「パル」





◇伸びること伸びない子
 
 あの子は伸びてもうちの子は伸びないんですか?
   開いた後、頭の中で何を考えますか?  

   まず考えることが大切
 


「伸びない子」が使う言葉

   「むかつく」「どうせ」「うざい」「ダメ」「関係ない」「無意味」「どうでもいい」
   「どうせ」という言葉は使わない
 


 学力が伸びない子のパターンは?
   
   ◎薄い問題集を繰り返す

    ‐ できなかった問題をできるようにしていく
 


 学力が上がっていく子の共通点
 
   「よく考え、素直に実行、繰り返す」
 


「伸びる」人たちの考え方は?

   まず行動してみる



 ライバルを見つけよう

   一人でもいられる人になろう

   「一人になることを恐れるな」



 楽しいことを見つけよう

   勉強の中に楽しみを見つけよう



 考えている間に・・・

   ◎速読教室  ◎「ISO式速読」(埼玉県磯先生)



 スランプも合格のためにある

   スランプの後に成績は伸びる











☆「梅原猛の授業 仏になろう」梅原猛 朝日新聞社 2006年 ①(前半)【再掲載 2015.8】

<出版社の案内>
仏教とは仏になることと見つけたり――半世紀以上にわたって仏教を研究してきた梅原猛
さんの結論です。「仏になる」ことは、むずかしいことではありません。そのために日々
をどう送ればいいのか。「六波羅蜜」や「十善戒」といった仏教の徳と戒を分かりやすく
語ります。『仏教』『道徳』に続く、好評「授業」シリーズ第3弾。『仏教』は仏教とは何
かをやさしく説いた基本編でしたが、『仏になろう』は仏教を生活のなかでどう生かした
らいいかの実践編です。
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◇仏教は「仏になる」ことである
  
□仏教とは仏になること
  


□だれの心にも観音がいる
如来 … 悟りを開いた  

   菩薩 … 今から仏に,努力中  

   明王 … 仏を守る
    
   天部 … 仏殿を荘厳に

   観音さま … 本当は如来になれるがならない=民衆を救うため32通りに変化

   地蔵さま … 地獄に堕ちた人を救う

   明王 … 悪を退治 自分の中にも怒りの仏 悪を怒る

   天部 … 毘沙門,大黒,弁天
  


□肉体のまま仏になる「即身成仏」 

  如来,菩薩になりたいというのが仏教

  大乗仏教 = 釈迦になるより,人を救う菩薩になろう

   真言密教-即身成仏 = 神秘術



□浄土教の理想も「仏になる」こと

  法華経-天台宗  だれでも仏になれる

天台本覚論-「山川草木悉皆成仏」(良源)=元三大師

        →  天台本覚論がもとになり鎌倉仏教が生まれた



□日本仏教は戒律を失った

  真言 … 肉体重視

禅  … 心を重視

   道元 只管打坐  
     栄西 座禅+公業 

夢想国師,大燈国師,一休さん → 頂相を祀る


日蓮宗 - 京都の商人に
  本来は天台宗と同じ法華信仰

法然の影響~南無妙法蓮華経



  立正佼成会,創価学会,国柱会(宮沢賢治)



□「仏教は仏となることと見つけよう」
    


□日本仏教は戒律を失っている
 
   → 戒律を守り「とく」を身に付けることが大切






◇仏教と道徳

□十善戒 + 六波羅蜜



□因果応報の説と道徳  
 
   聖徳太子  → 衆善奉行 善因善果,悪因悪果,因果応報



□神と仏は仲良くやってきた

  神仏習合  白山信仰 → 八幡信仰



平田神道が仏教排斥=明治維新の原動力 (水戸学)

  神さまの統合を行った - 新しい神さま

   天皇は明治維新前は仏教信仰だった

    → 天皇になれない皇子は門跡寺院の門跡になった

      |

   白隠 「戒律を守れ,六波羅蜜を身に付けろ」



□国家主義は日本の伝統ではない






◇十善戒について

□親鸞妻帯
  
  「妻をめとらないと念仏に精進できない」



  ◎ 子どもがかわいい → だから煩悩にとらわれるようになる



□戦争に反対できなかった日本仏教



□「清い」を尊ぶ神道道徳と一体に

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