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小浜逸郎さんはこんなことを22-「いまどきの思想 ここが問題」PHP 1998年 (1) /「笑顔で光って輝いて」小林正観 実業之日本社 2008年 ①【再掲載 2019.1】 [読書記録 教育]

今回は、2月1日に続いて、
「小浜逸郎さんはこんなことを」22回目、
「いまどきの思想 ここが問題」1回目の紹介です。




出版社の案内には


「日本人はさまざまな社会問題をどう感じ取り、思想としてどう考えているのか。本書は、
 戦後ニッポンの思想的問題点をとりあげた評論集である。テーマは戦争総括、歴史教科
 書問題、大江健三郎のノーベル賞問題、オウム、援助交際論、フェミニズム、クローン
 技術への危機意識など多岐にわたる。 例えば、昨今、物議をかもした『歴史教科書問
 題』。自虐的な歴史観を超えよ、という風潮の中、著者は、政治イデオロギーの対立と
 して考えること自体が間違いだ、と語る。慰安婦がいた、いないを論じるよりも、戦時
 に人間は何をするかわからない存在だ、という文学的想像力を育てることが先決ではな
 いのか。また、大江健三郎ノーベル賞問題とは何か。美談としてでしか報じられなかっ
 たことに、この国の批評精神の貧困さを嘆く。マスコミに流布される言説から、一歩引
 いた視点で捉え直し、自前で考える必要性を説いている。日本人の無邪気な知性を論駁
 した意欲作である。」

とあります。


案内通りの本だと感じました。
よく分からないところも実に多いのですが。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「大昔の良心主義(社会主義) VS ずぶずぶの現実主義(保守党)」


・「『教科書問題』は『教育問題』ではない」
「子供は聞こうとしない-それ以前の基本的な学校コミニュケーションの断絶をどう
  解決するか」




もう一つ、再掲載となりますが、小林正観さんの
「笑顔で光って輝いて」①を載せます。
無理強いしない、易しい本だとわたしは思いました。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆小浜逸郎さんはこんなことを22-「いまどきの思想 ここが問題」PHP 1998年 (1)

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◇「戦争責任」「教科書問題」

□敗戦の記憶を背負った世代とのギャップ

    「大昔の良心主義」  VS  「ずぶずぶの現実主義」
社会主義     保守党


□進歩派の「侵略戦争史観」 VS 保守派の「大東亜戦争史観」

 「侵略」か「自衛」かを越える視座

 「歴史教科書」を考えるなら人間そのものを論じよ

 「教科書問題」は「教育問題」ではない


 ◎ 子供は聞こうとしない
それ以前の基本的な学校コミニュケーションの断絶をどう解決するか
 


◇自虐する曖昧な私・大江健三郎批判

 ノーベル賞で美談が成立


 曖昧なのは大江自身 
   日本人の卑屈さ


 難解な文体と単純なサヨク的政治主題
晦渋な文体と教養主義的な概念

反核,障害者問題,エコロジーなどの押しつけがましい
      単純なサヨク的政治主題

 読者もさっぱり分からない評価基準
   受賞拒否理由のおかしさ

 父と子の「暗い魂の泣き叫ぶ声」
   障害者の息子を利用

 韓国人
   キム・ジハ対談の倒錯

 自虐的態度が受け入れられなくなった理由
初期作品は輝いてはいるが…
 


◇吉本とよしりん

 よしよし論争
「市民主義的な論理」の内側に立つ小林,外側に立つ吉本

 吉本に見え隠れする左翼性の残像

 ラディカルな市民社会超越は無効
麻原には思想というもののプロセスと出口がない

 小林の脱正義論は市民主義と市民の闘いの記録

 市民運動参加への動機,「共感」か「同情」か?

 







☆「笑顔で光って輝いて」小林正観 実業之日本社 2008年 ①【再掲載 2019.1】

<出版社の案内>
人生の達人・小林正観さんが嬉しく、楽しく、幸せに生きる方法を説く決定版。子育て
や病気、男女の関係など、日常生活の中で私たちが悩んだり立ち止まったりしがちなこ
とについて、正観さんからの思わず目からウロコが落ちるヒントを満載しました。
「世の中を暗い暗いと嘆くより 自ら光ってその闇照らせ」――「相手を変える」西洋
的な解決法ではなく、「私が変わる」東洋的な解決法を中心に据えた、読むうちに笑顔
が浮かび、心が明るくなる1冊です。
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◇はじめに

□解決法  
 西洋的 - わたしの外を変える = 努力・頑張る
↑↓
 東洋的 - わたしが変わる


◇強い子
□塾の先生 
 × 「受験を一所懸命頑張って合格をめざす,そのための勉強を教える塾」
↑↓
◎「挫折を味わっても絶対にめげない生徒を作る塾」

「挫折をすることがある。思うようにいかないこともある。いや,思うようにいかない
 ことが人生の大半なのだから,それにいちいちめげないで地道に淡々と積み重ねてい
 く。そういう人生の方が重要なのかもしれない」


□2種類の強い子
 1 「目標をもち,それをクリアする」
   「努力して頑張って思い通りにする」

 2 「笑顔で受け入れ,淡々と生きていく」


□やさしさ
「力の強いものが,その持っている力や権力を弱い立場のものに対して行使しないこと」

 ◎やさしい
   ~ 弱い者いじめをしないこと
  
 ◎「さん」づけで名前を呼ぶことから   

 ◎ 自分の強い立場や強い権力を振り回さない
同じ目線まで降りていって,その強権,強圧的な態度をとらないこと


□学ぶは真似ぶ


□不登校
 ◎ 不登校はなぜいけないの



◇ものの見方・とらえ方
□感謝夫人 
 三浦綾子


□感謝のレベル  
 初級(うれしさに感謝)-  中級(当たり前に感謝) -  上級(不幸に感謝)


□見方を変えてみる

 うれしい たのしい しあわせ


□魂の成長

 「死ぬまでにどれほど喜ばれる存在であるか」


□要求と感謝 

 四諦 ①苦諦 ②集諦 ③滅諦 ④道諦

 執着 執着を滅す 実践

 自分がいかに恵まれているかに気付くこと


□幸せメガネ 
 幸せメガネを身に付けよう(切り替える)
- 幸せとは何かを手に入れることではなく,ただ,自分が感じるものなのです


□アンテナを広げる 
 20人の話を聞くことで20分の感性と20個のアンテナを得られる

- アンテナを広げることでより豊かな人生になっていく


□「そうなりましたか」 
 毎日は物事のとらえ方の訓練


□義務と権利 
 義務「輪廻転生」  

 権利「感謝すること」

  ◎ 人間だけが感謝することを許されている

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