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「特攻する噺家」瀧川鯉斗 ワニブックス 2021年 /「丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評」丸谷才一 都市出版 2001年 【再掲載 2013.11】 [読書記録 一般]

今回は、瀧川鯉斗さんの
「特攻する噺家」を紹介します。



鯉斗さんの師匠、瀧川鯉昇さんは浜松市の出身で、
浜松市でも落語を聞く機会がしばしばあります。
鯉斗さんの本から、鯉昇師匠のお人柄も分かったような気がします。



出版社の案内には、

「自分でもどうしようもない、腹の底からほとばしる激情に支配され、夜な夜な爆
 走を繰り返した。思い出すだけでも背筋が凍る。この当時は狂っていたとしか思
 えない。いや、間違いなく狂っていた。忖度なしの危ない自叙伝。」

とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「2004.11瀧川鯉斗  
  春風亭 → 瀧川 2005年1月」


・「前座 → 二つ目 → 色物 → 中入り → くいつき
  → ひざ前 → ひざかわり → トリ」


・「ろうそくを消す時芯をうつから芯打ち → 真打ち」




もう一つ、再掲載となりますが、丸谷才一さんの
「丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評」を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「特攻する噺家」瀧川鯉斗 ワニブックス 2021年

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◇雪とケッタマシーン
 調布生まれ
  → 北海道 
  → 名古屋 7歳
 
 雪の記憶
   悪ガキの素質 
   ケッタマシーン(自転車) 
   天白区「でら」「○○だがや」
 
 サラブレッドとJリーグ



◇それていくサッカーボール
 走り屋の本能 
   バイク通学
   原付登校 
 
 悪ガキから不良へ 
   シュートの行方「スペクター」

 たった一日の高校生活
   - タバコ 喫煙で



◇夜光虫
生まれてごめん  
   刹那の享楽 
     1982年 構成員42510人 712グループ
     2002年     21178人 1313グループ
 
 名古屋
   スペクター(天白) 
   流星 
   ホワイトパンサー(千種区) 
   白虎隊
 
 12代目総長
   ケツマク(最後尾) 
   11代タツヤ君から 2000年
 
 逃走
   平和公園 警察24時 引退願い



◇赤レンガ 
東京の家 
   赤レンガオーナー 穂高政明さん
   「ザ・ラヴ」1969「イカルスの星」
 
 芝浜   
   音楽イベントを年2回 
   落語独演会 春風亭鯉昇(瀧川鯉昇)
 
 打ち上げ 
   鯉昇
  「一度寄席をご覧なさい。それでいいなあと思ったらまたわたしんとこ
   へ来なさい」 領収書の束
赤レンガの領収書 - 寄席 20枚に
 
 弟子入り 
穂高さんも頭を下げてくれた
 
 はじめの一歩
着付けの練習 → 太鼓 
   兄弟子鯉橋兄さんについて半年近く
 
 つけまつげは取れやすい
「新聞記事」半年掛けて
    夜光虫の掟  
      先輩への敬語
      挨拶
      時間厳守
 
 こいも?
   2004.11瀧川鯉斗  
   春風亭 → 瀧川 2005年1月



◇落花生を目でかむ
 楽屋入り
   2年弱 21歳で楽屋入り
 
 熱烈な歓迎
新宿末廣亭でスタート 
   当時の落語会は下火
 
 前座の一日
楽屋での挨拶
     一度で顔と名前を覚える
お茶出し
高座返し 
     座布団をひっくり返す
     → 羽織片付け
     → めくりを返す
   1か月先輩について
着物たたみ
 
 開口一番
前座
   - 二つ目
   - 色物
   - 中入り
   - くいつき
   - ひざ前
   - ひざかわり
-トリ
 
 こちとらガチじゃい
2005.1「タイガー&ドラゴン」4月から
 
 落花生を目でかめ
中野駅前おんぼろアパート
     - 赤レンガビル
     - 新宿三丁目 3万円
   前座はバイト禁止
     協会から一日千円
   かわいがってもらえ
    - 落語家は人の懐に入るのが上手い  
かわいがってもらえる天才
 
 何があっても笑ってろ
小遊三師匠 名古屋に誘ってくれた 「何があっても笑ってろ」

 「夜這いは楽しい」

夜うるさくてすいませんでした



◇重石
高座返し

100万円
   2009.4 二つ目昇進  
     雑用がなくなり羽織袴を許される
1000円支給がなくなる

 100万円は黒紋付、羽織袴、着物、手ぬぐい500
    赤レンガのモップがけのバイト代で
 
 噺家あるある  
春風亭柳太朗兄さん雪駄のプレゼント 5万円
 
 鯉斗DEあそぼ! 落語会
 
 凍り付く
かわいがってもらう 小遊三師匠 小朝師匠
   独演会で試みた しかし…
 
 今何時でい
 
 修行の道
   入船亭扇遊師匠の元へ日参
 
 父がガンで2017.3 63歳で亡くなる
重石になってくれた人



◇初心 
師匠からの電話
2018.春 「真打ち決まったぞ」
       「そのつもりで来年まで準備しろ。おめでとう。」
   2005年から14年 2002年弟子入りから17年
   ろうそくを消す時芯をうつから芯打ち → 真打ち

 明け烏

 ほんの少しの恩返し

 戒め

 初心の喜び 








☆「丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評」丸谷才一 都市出版 2001年 【再掲載 2013.11】

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◇草思社は出版の基本の形を示す  向井敏・諸井薫
  テーマの厳選主義+中身に手をかける
  広告はうまいが装幀は今ひとつ



◇野球小説  豊田泰光・井上ひさし   
『打撃王』1942 

  『甦る熱球』1949

  『くたばれヤンキース』1958

『がんばれベアーズ』1976 

  『ナチュラル』1984

  『メジャーリーグ』1989

  『フィールド・オブ・ドリームス』1989

  『ワン・カップ・オブ・コーヒー』1991

  『タイ・カップ』1995



◇一年生の国語教科書を読む  井上ひさし・小西聖子
  教出 国1下「おじさんのかさ」 佐野洋子   

教出 国1上「あいうえおのうた」 まど・みちお
「かきくけこのうた」
 
井上ひさし ◎何回も読んで暗唱し一生覚えているものがほしい

光村 国1 「巨鯨の日」

『にほんご』(福音館書店 1979)

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