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「よい自治体とは何か?」尾藤剛 大久保豊 金融財政事情研究会 2015年 /「もどかしい親と歯がゆい若者の国・日本」クライン孝子 祥伝社 1998年 ①【再掲載 2012.8】 [読書記録 一般]

今回は、尾藤剛さん、大久保豊さんの
「よい自治体とは何か」を紹介します。



出版社の案内には、

「衰退の危機に瀕する地方自治の再生と自立に向けた第一歩は、各自治体の財
 政力を相対評価し、強み・弱みを定量的(客観的)・論理的に分析し、将来
 を正しく予測することにある。企業融資審査で培った知見をもとに、全国
 1700余の自治体をスコアリングし、『よい自治体』のあり方を示すことで、
 ステークホルダー(住民、地元金融機関等)の“Voice”を促す画期の
 書。」

とあります。



あくまで「財政」の視点からですが。



もう一つ、再掲載になりますが、
「もどかしい親と歯がゆい若者の国・日本」①を載せます。
- 小学校入学の可否を見分ける基準は「一時間の授業をじっと椅子に座って
 聞けるか」
親だけの子ではなく、社会の子でもあるという視点がなくなりつつあるように
わたしは感じます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「よい自治体とは何か?」尾藤剛 大久保豊 金融財政事情研究会 2015年

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◇はじめに
 大久保豊
    日本リスクデータバンク㈱


◇健全な自治体に戻る最強のチャンス
  拡大する自治体間の財政格差
 
  静かに増え続ける銀行の地方自治体向け貸し出し 

  デフォルトリスクから目を背けることができる構造
 
  地方自治体のリスク分析を妨げる公会計
 
  誰が財政規律を担うのか


◇どのように地方財政を分析するのか
  決算状況調べ
 (1)分析に使用できる情報とは
  決算状況調べ 新地方向会計制度 人口動態率の補足情報
 
  (2)総務省によるものさし 「健全化判断基準」 
  ① 地方交付税制度と総務省 
      ② 財政健全派と健全化判断比率
 ③ 健全化判断基準の限界 
      ④ 財政力指数 
      ⑤ 信用格付
 
  (3)地方自治体を評価する物差しとは?
 
  (4)何をもって「よい自治体」とするか?
 
  (5)「よい自治体」の特徴を捉える財務指標
  ・資金収支の健全性(=借入の返済能力)
  ・財政の自立性(=自主財源の大きさ)
  ・人口減少への対応力(=人口動態)
 ・行政効率化の状況(=行政の改善余地)


◇スコアリングでわかる「よい自治体」の姿
  上位20団体
1位 岡崎市  
   6位 知立市 
   7位 東海市
   8位 武豊町  
   9位 湖西市  
   11位 安城市  
14位 小牧市  
17位 豊橋市
 19位清水町


◇未来のために今必要なこと  
2040年推計
1位 東海市  
4位 大府市  
   5位 幸田町  
   8位 大久手市
10位 武豊町  
   13位 西尾市
   14位 長泉町
   16位 豊山町
18位 豊田市  
   20位 刈谷市


◇2012年度評価ランキング
  都道府県 
    28位 静岡県 スコア 2.80   
    愛知県 10位
 
  静岡県 10位 浜松市 スコア 1.37
 
  愛知県 1位 岡崎市 0.44  8位 豊橋市 0.73







☆「もどかしい親と歯がゆい若者の国・日本」クライン孝子 祥伝社 1998年 ①【再掲載 2012.8】

[出版社の案内] 
何が日本をダメにしたのか?信頼を回復したドイツ、急落する日本。その根本
の原因は“教育”にあった。
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◇前書き

□情けない国日本の地盤沈下
  ←→ ドイツの国際的信用

 
□原因は教育
  受験戦争,いじめ,校内暴力,凶悪化,犯罪の低年齢化
↑↓
大 若者の価値観,バランスを欠く

 
□ドイツ  
  ①学校教育 ②社会教育 ③家庭教育の三者がバランスよく健全に機能

 
□日本   
  ◎ 家庭教育と社会教育をなおざりにして一切合切を学校に押しつけて
   いる   
 


◇あまりにもウブでナイーブな日本人
 
□ドイツ人から見た「日本の若者」観とは?
日本人の若者 
   -「脳天気」
     ~ 純粋培養で無菌室で育ったよう

     ・すぐに人を信じる
       ~ 世の中に押し流されている
・外の厳しい事情を知らない、疎い

 
□世界に醜態  
  山一証券社長記者会見
世界の感覚とのズレ
     ~ 恥の上塗り
   
 
□人間ではなく馬を育てた日本の教育
まっしぐらに目的地 = 調教

何一つ決定的な処断ができず悪戯に責任逃れに終始


□嘘をつくことを教えるドイツの家庭教育
  - 嘘をつく方便も
 
 
□エジプトのテロ事件に見る日独の反応の差
 事件後も旅行をキャンセルしないドイツ人 
・テロなんてどこでも起こる
・テロ集団が図に乗るだけ

  ◎ 自分に責任を持ち自分の責任において行動する


▲ドイツの教育が抱える最大の問題は?
難問山積 日本は治安がいい
 


◇なぜドイツの若者は大人なのか

□日本の若者のあまりに非常識
「敵が責めてきたら逃げる」と答える日本の青年
欠如:勇気,責任,義務を果たすこと,犠牲を払う心構え

「南京の真実」をどう見るか
中国の落ち度-民衆を放って逃げる

  中国側は自らの過失を伏せたまま,すべて日本に罪をなすりつけ
= ◎ 今こそ中国の厚顔さを学ぶべき
  中国こそチベットの大虐殺~100万人?

   日本を世界音痴にした戦後
     ◎ 水と安全はただ?

 
□人間教育の総仕上げとしての兵役義務
平和国家スイスで 
    地下の一室に保存食倉

◎平和も平和憲法も絵に描いた餅 
    = 安全保障と危機管理は命の次に大切
 
  ドイツ
    1954.4再軍備化
すっかり変貌した軍隊の性格と役割
兵役維持
      理由 ①犯罪の急増
②自然対策
③紛争地域で手を貸す 外国軍隊への協力
     
  兵役もしくはボランティア活動で
 


◇なぜドイツの子供にはゆとりがあるのか

□日本の教育の現状はどう見られているか
「日本の教育はモデルにしたくない」
カネ中心…カネ崇拝の教育
    社会全体がブランド志向の価値観

◎ 日本の人材は先細り

 
□小学生でも留年があり得るドイツ
3つの原則
    ① 教育の機会均等
 ② 学校は学習の場
③ 能力に応じた措置

 
□ドイツにおける大学への道
小学校入学の可否を見分ける基準とは
= 一時間の授業をじっと椅子に座って聞けるか

   小学校4年修了時でコースの振り分け
① ハウプト・シューレ(5年)
② リアル・シューレ(6年)
③ ギムナジューム(9年)

     ◎ 誰でもギムナジュームに入学することはできる。
     ◎ お金持ちの子弟に用意された抜け道
私立の全寮制ギムナジューム

  日本人とドイツ人,考え方の根本的差異
    学校だけが人生のすべてではない
  ドイツ人の誇りを支えるマイスター制度

  二元実習制度
ドイツに国立大学が一つもない理由
州の地方分権制度 = 州単位の小さな政府
  ・いかに州の力が強いか
・地方による学力格差

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