「超定番 授業づくりの基礎基本」八木正一・上條晴夫 学事出版 2005年 ④ /大西忠治さんはこんなことを ③-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ③【再掲載 2020.2】 [読書記録 教育]
今回は、1月23日に続いて八木正一さん、上條晴夫さんの
「超定番 授業づくりの基礎基本」の紹介 4回目です。
出版社の案内には
「授業づくりの歴史や、授業設計の方法や授業づくりの基礎技術、研究授業の
方法、授業記録の方法における、授業づくりをする上で欠かせない基礎・基
本知識をまとめる。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「 導入-10分 展開-30分 終末- 5分」
・「資料提示は飛び道具」
・「45分間で3つの発問が適当」
・「授業の分節化のメリット」
もう一つ、再掲載になりますが、要約にもお名前が記されている
「大西忠治さんはこんなことを」③を載せます。
わたしも先輩から教えられた「板書」の仕方。
「基本のキ」が分かります。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「超定番 授業づくりの基礎基本」八木正一・上條晴夫 学事出版 2005年 ④
<授業づくりの方法>
◇授業設計の方法(3)
3 導入・展開・終末
(1) 授業の文節化
導入 学習内容へと誘う 10分
展開 学習者と主な学習内容を展開する 30分
終末 学習のまとめの活動をさせる 5分
(2) 導入の役割と工夫
資料提示 = 飛び道具
① 具体性
… 五感 実物-模型 > 映像録音 > 文書
② 意外性
… 準備に時間がかかるもの
③ 必要性
… 「ハテナ」の要素
(3) 展開の役割と工夫
大西忠治
① あいまい
② 教材の中に誤答 → 発問
◎ 45分間で3つの発問が適当
(4) 終末の役割と工夫
講義型 - 「要約」でまとめる
問答型 - 1多数決 2 参りました 3 自分の考え
問題解決型- 振り返り
(5) 分節化のメリット
① 3分刻みは構成がしやすい
② 時間配分しやすい
③ 例外的なことにも対応できる
4 授業プランの条件
(1) 指導案の本質(大西忠治)
① 教材をどのように分析し把握したのか
② 分析把握からどのような指導助言を導き出し、それをどのような
順序にどのようなウェイトの配分の上でこどもたちにむけて発して
いくか
③ その指導言により子どもはどういう方向に向かって思考し、行動し、
理解し、反応するか子どもの反応の予想を立てることが中心になる
|
◎ 指導言
= 指示・発問・説明・助言など
◎「何を」「どの順序にやって」「どれだけを子どものものにするか」
(2) 教材分析
教師 A こどもに何を学ばせるかの確定
B 教材選びと教材を解釈すること
(例)作文の作品分析
※亀村五郎『こどもを励ます赤ペンの書き方』百合出版
① 材料選び「ねうちのあるもの」
② 主題の統一性
③ 構成(順序よく)
④ わかりやすさ(描写/会話)
⑤ 意見のあること
(3) 柱となる指導言
指導言を書き出し、柱を探す
柱となる指導言
← それを中心に発問
(4) 子どもたちの反応予想
五七五作文
= 教師の質問に五七五のリズムで答える
(5) 単元計画
単元計画
= 教材(教えるべきもの)の並べ方
☆大西忠治さんはこんなことを ③-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ③【再掲載 2020.2】
◇板書
板書 - 自分で工夫するしかない
板書の文字 - 字は記号 正確さ・伝達性
練習 - 分かりやすい文字は楷書
板書とスピード
しゃべるスピードで板書する
省略法の板書でカバーする
板書の種類
① 表現的板書
スピード要求
② 構成的板書
文字作品 説明的文章
③ 体系的板書
体系的板書を基本として計画的に取り入れる。
① 板書計画
② チョークの色
③ 字の大きさ高さ位置
④ 順序と時間
板書とチョーク
赤 - 2.3カ所 重要な言葉や注意すべき言葉
緑・青 - 線 枠 カット 図式の彩り
黄
はりもの
スピードアップ
紙黒板 = 画用紙に黒板塗料
◇決める・評価する
一度にたくさんつくらない
必要なときにつくる
管理的に締め付けない
発言・話し合い・作業の時の「とりきめ」
授業が分からないとき … 「分かりません,もう一度」
話し合いの時 … 「やめ」ですぐやめる
合図ですぐ始めすぐ終わる
作業中 … 合図でやめる 一回だけ「延長」も
授業における小さな取り決め
先生が教室に入る前に席に着く
違反への辛抱強い対処を続けること
「冷徹さ」を見せつける
根拠と合意のない「取り決め」はしない
討論授業の取り決め
「賛成」「反対」「別の意見」の三つの立場をはっきりさせる
班の話し合い 「4分を1単位」もしくは6分
授業中の合図と小道具
指示棒で
合図が能率とゲーム的要素
授業における評価
◎「ほめる」「叱る」 より 「正しい」「誤り」
↓
誤りの指摘をおそれない子供を育てたい
人間は間違うものであり誤るものである
「超定番 授業づくりの基礎基本」の紹介 4回目です。
出版社の案内には
「授業づくりの歴史や、授業設計の方法や授業づくりの基礎技術、研究授業の
方法、授業記録の方法における、授業づくりをする上で欠かせない基礎・基
本知識をまとめる。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「 導入-10分 展開-30分 終末- 5分」
・「資料提示は飛び道具」
・「45分間で3つの発問が適当」
・「授業の分節化のメリット」
もう一つ、再掲載になりますが、要約にもお名前が記されている
「大西忠治さんはこんなことを」③を載せます。
わたしも先輩から教えられた「板書」の仕方。
「基本のキ」が分かります。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「超定番 授業づくりの基礎基本」八木正一・上條晴夫 学事出版 2005年 ④
<授業づくりの方法>
◇授業設計の方法(3)
3 導入・展開・終末
(1) 授業の文節化
導入 学習内容へと誘う 10分
展開 学習者と主な学習内容を展開する 30分
終末 学習のまとめの活動をさせる 5分
(2) 導入の役割と工夫
資料提示 = 飛び道具
① 具体性
… 五感 実物-模型 > 映像録音 > 文書
② 意外性
… 準備に時間がかかるもの
③ 必要性
… 「ハテナ」の要素
(3) 展開の役割と工夫
大西忠治
① あいまい
② 教材の中に誤答 → 発問
◎ 45分間で3つの発問が適当
(4) 終末の役割と工夫
講義型 - 「要約」でまとめる
問答型 - 1多数決 2 参りました 3 自分の考え
問題解決型- 振り返り
(5) 分節化のメリット
① 3分刻みは構成がしやすい
② 時間配分しやすい
③ 例外的なことにも対応できる
4 授業プランの条件
(1) 指導案の本質(大西忠治)
① 教材をどのように分析し把握したのか
② 分析把握からどのような指導助言を導き出し、それをどのような
順序にどのようなウェイトの配分の上でこどもたちにむけて発して
いくか
③ その指導言により子どもはどういう方向に向かって思考し、行動し、
理解し、反応するか子どもの反応の予想を立てることが中心になる
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◎ 指導言
= 指示・発問・説明・助言など
◎「何を」「どの順序にやって」「どれだけを子どものものにするか」
(2) 教材分析
教師 A こどもに何を学ばせるかの確定
B 教材選びと教材を解釈すること
(例)作文の作品分析
※亀村五郎『こどもを励ます赤ペンの書き方』百合出版
① 材料選び「ねうちのあるもの」
② 主題の統一性
③ 構成(順序よく)
④ わかりやすさ(描写/会話)
⑤ 意見のあること
(3) 柱となる指導言
指導言を書き出し、柱を探す
柱となる指導言
← それを中心に発問
(4) 子どもたちの反応予想
五七五作文
= 教師の質問に五七五のリズムで答える
(5) 単元計画
単元計画
= 教材(教えるべきもの)の並べ方
☆大西忠治さんはこんなことを ③-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ③【再掲載 2020.2】
◇板書
板書 - 自分で工夫するしかない
板書の文字 - 字は記号 正確さ・伝達性
練習 - 分かりやすい文字は楷書
板書とスピード
しゃべるスピードで板書する
省略法の板書でカバーする
板書の種類
① 表現的板書
スピード要求
② 構成的板書
文字作品 説明的文章
③ 体系的板書
体系的板書を基本として計画的に取り入れる。
① 板書計画
② チョークの色
③ 字の大きさ高さ位置
④ 順序と時間
板書とチョーク
赤 - 2.3カ所 重要な言葉や注意すべき言葉
緑・青 - 線 枠 カット 図式の彩り
黄
はりもの
スピードアップ
紙黒板 = 画用紙に黒板塗料
◇決める・評価する
一度にたくさんつくらない
必要なときにつくる
管理的に締め付けない
発言・話し合い・作業の時の「とりきめ」
授業が分からないとき … 「分かりません,もう一度」
話し合いの時 … 「やめ」ですぐやめる
合図ですぐ始めすぐ終わる
作業中 … 合図でやめる 一回だけ「延長」も
授業における小さな取り決め
先生が教室に入る前に席に着く
違反への辛抱強い対処を続けること
「冷徹さ」を見せつける
根拠と合意のない「取り決め」はしない
討論授業の取り決め
「賛成」「反対」「別の意見」の三つの立場をはっきりさせる
班の話し合い 「4分を1単位」もしくは6分
授業中の合図と小道具
指示棒で
合図が能率とゲーム的要素
授業における評価
◎「ほめる」「叱る」 より 「正しい」「誤り」
↓
誤りの指摘をおそれない子供を育てたい
人間は間違うものであり誤るものである
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