「適応障害のことがよく分かる本」貝谷久宣 講談社 2018年 ⑥(最終) /「新聞のほん」岸尾祐二 リブリオ出版 1991年 ①(上)【再掲載 2017.3】 [読書記録 一般]
今日は5月30日、木曜日です。
今回は、5月27日に続いて貝谷久宣さんの
「適応障害のことがよくわかる本」の紹介6回目 最終です。
出版社の案内には、
「適応障害はストレスに適応できずに起こる、こころの病気のひとつ。環
境の変化に適応できず、心身にさまざまな症状が現れます。抑うつと不
安が主症状で、原因となるストレスが除かれれば、症状がなくなります。
また、うつ病や不安症などの精神疾患というほどではない状態につけら
れる病名という側面も。本書は、症例も多く紹介しながら原因、診断、
治療法を徹底解説。誤解されやすい、こころの病の理解を深めるために
役立つ一冊です」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「精神療法には、自分を勇気づける『支持療法』、ものごとのとらえ
方を変える『認知療法』、慣れの認知を期待する『暴露療法』など
がある」
・「生活療法で生活リズムを整える。お勧めの運動は散歩・掃除だ。
起床・朝食・昼食・夕食・就寝の5つの時間を外さないことが大
切。」
・「適応障害は一時の寄り道といえ、回復は新しい自分のスタートだ
といえる」
・「何より大切なのは本人の『よくなりたい』という気持ち」
もう一つ、再掲載になりますが、岸尾佑二さんの
「新聞のほん」①を載せます。
☆「適応障害のことがよく分かる本」貝谷久宣 講談社 2018年 ⑥(最終)
◇精神療法と生活療法で再スタート
□精神療法
カウンセリングを中心に
受診先
・精神科 ・心療内科 ・プライマリーケアクリニック
・メンタルクリニック
□精神療法
自分を勇気づける「支持療法」
自分を知る
介入
~ 賞賛 保証 勇気づけ 合理化 助言
→ 自尊心、自我意識、適応力
□精神療法
ものごとのとらえ方を変える「認知療法」
認知を変える
自動思考 → 認知
◎認知の変え方
ノートに整理する
どう思ったのか
・私の人格まで失望した
~ そんな証拠ある?
・私はすごく怒っている
~ 感性に振り回されていない?
・私をバカにする言い方
~ 他の見方はできない?
・私の言うことに耳を貸さない
~ 白黒思考ではないか?
・一生許せない
~ この先どうなる?
こんな風に考える
・私の言うことを聞いてくれることもある
・私のすべてを否定したわけではない
新しい認知療法「マインドフルネス」
マインドフルネス認知療法
- ヨガ
□精神療法
慣れの認知を期待する「暴露療法」
PTSDの治療に多く用いられる
ストレスに向き合う
~ あえてストレス状況に身を置く方法(=回避は逆効果)
・その場に行く
・記録する
手書き → 読み直す
□生活療法
日常的に自分でできる具体的な方法
生活リズムを整える
◎ 起床後に朝の光を浴びる
自分で起きる
◎ 活動と休養のメリハリを!
× お菓子の買いだめ(その都度)
◎ 寝る前にリラックス
× 深夜に明るい光はダメ
× VDT病に注意
◎お勧めの運動
散歩・掃除
◎5つの時間を外さない
起床・朝食・昼食・夕食・就寝
(できる範囲内で)
□周囲の人
~ 励ますことより休ませることを考える
□回復
回復は新しい自分のスタート!
◎適応障害は一時の寄り道
□回復
大切なのは本人の「よくなりたい」気持ち
◇貝谷久宣
1943年名古屋市生 医療法人和楽会理事
1993年 なごやメンタルクリニック
1997年赤坂クリニック理事長
☆「新聞のほん」岸尾祐二 リブリオ出版 1991年 ①(上)【再掲載 2017.3】
[出版社の案内]
これ、まるごと1冊新聞の本。おとなが読むものだとばかり思っていた
新聞をてってい的に大かいぼうしたら、あらふしぎ、子どもにだってわ
かる、楽しめる。ぜんぶ読めなくたってだいじょうぶ。写真や見だしを
集めたり、おもしろ広告や4コママンガをさがしたり…。まずは新聞と
友だちになっちゃう。この本は新聞と楽しくつきあうためのアイデアを
はじめ、新聞ができるまで、通信社や特派員の仕事の紹介などなど、新
聞につよくなる情報がぎっしりつまってる。子どもは、もちろん、おと
なだってわくわくしちゃう新聞探険の本。
◇新聞を開いてみよう
[政治] [経済] [国際] [社会] [スポーツ] [科学]
[家庭] [芸能] [地方] [投書] [世論調査] [広告]
[社説] [コラム] [4コママンガ] [天気] [テレビ欄]
◇新聞と仲よくなろう
1 見出しをキャッチ
○ おもしろ見出しを探そう
○ 驚き見出しを探そう
○ 見出しのカット
地紋見つけ
2 写真をキャッチ
○ 驚き写真を探そう
○ おもしろ写真を探そう
○ きれいな写真を探そう
○ 何かなと思う写真を探そう
○ 人物の写真を探そう
3 数字をキャッチ
○大きい数を探そう
○単位を探そう
○グラフを見つけよう
4 イラストをキャッチ
○広告でマンガ
○クイズにできる絵を
○地図を探そう
5 おもしろキャッチ
○広告クイズ
○おもしろ広告を探そう
○?広告を探そう
6 4コママンガをキャッチ
○何を言いたいのだろう
○「 」を入れよう
7 テレビ欄をキャッチ
○外国語が使われている番組に丸を付けよう
8 新聞の間違いをキャッチ
○誤報
○写真の違い
○不確か
今回は、5月27日に続いて貝谷久宣さんの
「適応障害のことがよくわかる本」の紹介6回目 最終です。
出版社の案内には、
「適応障害はストレスに適応できずに起こる、こころの病気のひとつ。環
境の変化に適応できず、心身にさまざまな症状が現れます。抑うつと不
安が主症状で、原因となるストレスが除かれれば、症状がなくなります。
また、うつ病や不安症などの精神疾患というほどではない状態につけら
れる病名という側面も。本書は、症例も多く紹介しながら原因、診断、
治療法を徹底解説。誤解されやすい、こころの病の理解を深めるために
役立つ一冊です」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「精神療法には、自分を勇気づける『支持療法』、ものごとのとらえ
方を変える『認知療法』、慣れの認知を期待する『暴露療法』など
がある」
・「生活療法で生活リズムを整える。お勧めの運動は散歩・掃除だ。
起床・朝食・昼食・夕食・就寝の5つの時間を外さないことが大
切。」
・「適応障害は一時の寄り道といえ、回復は新しい自分のスタートだ
といえる」
・「何より大切なのは本人の『よくなりたい』という気持ち」
もう一つ、再掲載になりますが、岸尾佑二さんの
「新聞のほん」①を載せます。
☆「適応障害のことがよく分かる本」貝谷久宣 講談社 2018年 ⑥(最終)
◇精神療法と生活療法で再スタート
□精神療法
カウンセリングを中心に
受診先
・精神科 ・心療内科 ・プライマリーケアクリニック
・メンタルクリニック
□精神療法
自分を勇気づける「支持療法」
自分を知る
介入
~ 賞賛 保証 勇気づけ 合理化 助言
→ 自尊心、自我意識、適応力
□精神療法
ものごとのとらえ方を変える「認知療法」
認知を変える
自動思考 → 認知
◎認知の変え方
ノートに整理する
どう思ったのか
・私の人格まで失望した
~ そんな証拠ある?
・私はすごく怒っている
~ 感性に振り回されていない?
・私をバカにする言い方
~ 他の見方はできない?
・私の言うことに耳を貸さない
~ 白黒思考ではないか?
・一生許せない
~ この先どうなる?
こんな風に考える
・私の言うことを聞いてくれることもある
・私のすべてを否定したわけではない
新しい認知療法「マインドフルネス」
マインドフルネス認知療法
- ヨガ
□精神療法
慣れの認知を期待する「暴露療法」
PTSDの治療に多く用いられる
ストレスに向き合う
~ あえてストレス状況に身を置く方法(=回避は逆効果)
・その場に行く
・記録する
手書き → 読み直す
□生活療法
日常的に自分でできる具体的な方法
生活リズムを整える
◎ 起床後に朝の光を浴びる
自分で起きる
◎ 活動と休養のメリハリを!
× お菓子の買いだめ(その都度)
◎ 寝る前にリラックス
× 深夜に明るい光はダメ
× VDT病に注意
◎お勧めの運動
散歩・掃除
◎5つの時間を外さない
起床・朝食・昼食・夕食・就寝
(できる範囲内で)
□周囲の人
~ 励ますことより休ませることを考える
□回復
回復は新しい自分のスタート!
◎適応障害は一時の寄り道
□回復
大切なのは本人の「よくなりたい」気持ち
◇貝谷久宣
1943年名古屋市生 医療法人和楽会理事
1993年 なごやメンタルクリニック
1997年赤坂クリニック理事長
☆「新聞のほん」岸尾祐二 リブリオ出版 1991年 ①(上)【再掲載 2017.3】
[出版社の案内]
これ、まるごと1冊新聞の本。おとなが読むものだとばかり思っていた
新聞をてってい的に大かいぼうしたら、あらふしぎ、子どもにだってわ
かる、楽しめる。ぜんぶ読めなくたってだいじょうぶ。写真や見だしを
集めたり、おもしろ広告や4コママンガをさがしたり…。まずは新聞と
友だちになっちゃう。この本は新聞と楽しくつきあうためのアイデアを
はじめ、新聞ができるまで、通信社や特派員の仕事の紹介などなど、新
聞につよくなる情報がぎっしりつまってる。子どもは、もちろん、おと
なだってわくわくしちゃう新聞探険の本。
◇新聞を開いてみよう
[政治] [経済] [国際] [社会] [スポーツ] [科学]
[家庭] [芸能] [地方] [投書] [世論調査] [広告]
[社説] [コラム] [4コママンガ] [天気] [テレビ欄]
◇新聞と仲よくなろう
1 見出しをキャッチ
○ おもしろ見出しを探そう
○ 驚き見出しを探そう
○ 見出しのカット
地紋見つけ
2 写真をキャッチ
○ 驚き写真を探そう
○ おもしろ写真を探そう
○ きれいな写真を探そう
○ 何かなと思う写真を探そう
○ 人物の写真を探そう
3 数字をキャッチ
○大きい数を探そう
○単位を探そう
○グラフを見つけよう
4 イラストをキャッチ
○広告でマンガ
○クイズにできる絵を
○地図を探そう
5 おもしろキャッチ
○広告クイズ
○おもしろ広告を探そう
○?広告を探そう
6 4コママンガをキャッチ
○何を言いたいのだろう
○「 」を入れよう
7 テレビ欄をキャッチ
○外国語が使われている番組に丸を付けよう
8 新聞の間違いをキャッチ
○誤報
○写真の違い
○不確か
2024-05-30 04:00
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コメント(2)
精神疾患は周囲に本人の辛さがわかりにくいので対応も遅れがちですね。
by いっぷく (2024-05-30 23:07)
いっぷくさん ありがとうございます。
苦しんでいることは一人ひとりそれぞれに違うので、
辛さを理解するのは難しいことですね。
つい励ましてしまいがちなので気をつけています。
ストレスに悩まされるとき、わたしは
「困ったことは起こらない すべてはよくなる 嫌なことは考えない」
とつぶやくようにしています。
少しは楽になるような気がします。
by ハマコウ (2024-05-31 05:34)