山折哲雄さんはこんなことを ⑤-「生、死、神秘体験 立花隆対話篇」 書籍情報社 1994年 /「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ③【再掲載 2015.3】 [読書記録 宗教]
今日は7月2日、火曜日です。
今回は6月24日に続いて、
「山折哲雄さんはこんなことを」5回目、
「生、死、神秘体験 立花隆対話篇」の紹介です。
出版社の案内には、
「生命とは何か、死とは何か…。脳死、臨死体験など人の生と死に重大
な関心を持ち続けてきた著者が、現代の生と死の問題の代表的論客た
ち10人と、さまざまな角度から生と死をめぐる対話を交わす。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「断食すると5・6日後、気持ちが非常に澄んできて、五感が非常に
敏感になる」
・「究極の環境問題は飢餓の問題」
・「日本人の宗教は『あれもこれも」の多神教的・汎神教的であり、
浅い」
もう一つ、再掲載になりますが、飯田稔さんの
「職員室の経営学」③を載せます。
朝起きると、外はくもり。
久しぶりに5時すぎから畑で作業しました。
投稿も遅くなりました。
☆山折哲雄さんはこんなことを ⑤-「生、死、神秘体験 立花隆対話篇」 書籍情報社 1994年
◇立花隆と山折哲雄との対話より
□浄土教
往生について考察をめぐらせた一派
源信「往生要集」死のテキスト
地獄感・極楽感
修行
木喰(五穀断ち木の根木の実)・断食・死
- 断食
5・6日後 気持ちが非常に澄んでくる
= 五感が非常に敏感に
□宇宙論ブーム
= 新宗教運動
□宗教
¡コスモロジー
「世界というのはこうなっているんだ」体系
- 科学が科学的に与えようとしたコスモロジーは一般の人に
とっては,昔、宗教が与えてくれたような綺麗な説明を与え
てくれない
- 宗教への揺り戻し
¡救済
□日本人の宗教
「あれもこれも」
多神教的・汎神教的=浅い
□インド
四住期
「人生には四つの段階があり,その四つを順次経過して死ぬこ
とができた人間が一番幸せ」
学生期・修行期
師について勉強し,先祖から伝えられている家の儀礼や社会
の慣習を身につけさせる
禁欲生活
家長期
結婚して家長になる
林住期
家族と離れ自由気ままに
芸術、宗教。乞食も
~ 巡礼して歩く
→ 家族共同体のところに帰っていく
遊行期
= 聖者の道
100人に一人 1000人に一人
□環境問題
究極の環境問題は飢餓の問題
「断食」が選択しうる道
◎ 世界の大宗教が断食を重視
←→ 現在は貧乏人が断食
反近代,反科学,反西欧的な心情は簡単に国境を越える
- 日本は宗教を殺していない(無原則)
宗教の共存
☆「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ③【再掲載 2015.3】
[出版社の内容紹介]
今から10余年前、多くの人は“学校の活性化”を口にした。そして今、
大きな教育改革の時を迎えた。しかし、教育内容、方法などだけでな
く、最も変わらなければならないのは、教師その人ではないか。
学制130年、いつか強固にできてしまった教師の体質。職員室を中心に
つくられた、教師の人間関係や行動様式。これがまた、“学校の常識は
世間の非常識”と批判の対象になっている。本書は、教職の抱える問題
点、教師に気づいてほしいことなど、率直に書いた連載に、当面する教
育問題を書き加えるとともに、各章とも手直しして一冊にまとめたもの
である。
◇校長室の開き具合
人柄や経営力の表れ
校長室の開放
机上に最新の教育書
◇制度の理解・組織の対応
学校を訪れる人
分かっている学校、分かっていない学校
学校として考える
◇仕事を背負い込む人・分ける人
三つの主任のタイプ
① 自分で仕事を背負い込んで,主任の責任とばかりに仕事を処
理していくタイプ
② メンバーで仕事を分担しあいながら協力・共同で仕事を処理
していくタイプ
A 仕事を分担し合う時最も厄介そうな仕事をさっさと引き
受けるタイプ
B 仕事を分担し合う時厄介そうな事柄を誰かに引き受けさ
せようとするタイプ
③ 面倒な仕事は引き受けて
これは他人には任せられないと…
◎粉骨砕身することだけが主任の役割ではない。肩の力を抜くべき。
= 相手に合わせた手の打ち方
◇社会人対社会人
保護者との話し合い
協力とは五分と五分
協調と対話
教師の姿勢のレントゲン
今回は6月24日に続いて、
「山折哲雄さんはこんなことを」5回目、
「生、死、神秘体験 立花隆対話篇」の紹介です。
出版社の案内には、
「生命とは何か、死とは何か…。脳死、臨死体験など人の生と死に重大
な関心を持ち続けてきた著者が、現代の生と死の問題の代表的論客た
ち10人と、さまざまな角度から生と死をめぐる対話を交わす。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「断食すると5・6日後、気持ちが非常に澄んできて、五感が非常に
敏感になる」
・「究極の環境問題は飢餓の問題」
・「日本人の宗教は『あれもこれも」の多神教的・汎神教的であり、
浅い」
もう一つ、再掲載になりますが、飯田稔さんの
「職員室の経営学」③を載せます。
朝起きると、外はくもり。
久しぶりに5時すぎから畑で作業しました。
投稿も遅くなりました。
☆山折哲雄さんはこんなことを ⑤-「生、死、神秘体験 立花隆対話篇」 書籍情報社 1994年
◇立花隆と山折哲雄との対話より
□浄土教
往生について考察をめぐらせた一派
源信「往生要集」死のテキスト
地獄感・極楽感
修行
木喰(五穀断ち木の根木の実)・断食・死
- 断食
5・6日後 気持ちが非常に澄んでくる
= 五感が非常に敏感に
□宇宙論ブーム
= 新宗教運動
□宗教
¡コスモロジー
「世界というのはこうなっているんだ」体系
- 科学が科学的に与えようとしたコスモロジーは一般の人に
とっては,昔、宗教が与えてくれたような綺麗な説明を与え
てくれない
- 宗教への揺り戻し
¡救済
□日本人の宗教
「あれもこれも」
多神教的・汎神教的=浅い
□インド
四住期
「人生には四つの段階があり,その四つを順次経過して死ぬこ
とができた人間が一番幸せ」
学生期・修行期
師について勉強し,先祖から伝えられている家の儀礼や社会
の慣習を身につけさせる
禁欲生活
家長期
結婚して家長になる
林住期
家族と離れ自由気ままに
芸術、宗教。乞食も
~ 巡礼して歩く
→ 家族共同体のところに帰っていく
遊行期
= 聖者の道
100人に一人 1000人に一人
□環境問題
究極の環境問題は飢餓の問題
「断食」が選択しうる道
◎ 世界の大宗教が断食を重視
←→ 現在は貧乏人が断食
反近代,反科学,反西欧的な心情は簡単に国境を越える
- 日本は宗教を殺していない(無原則)
宗教の共存
☆「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ③【再掲載 2015.3】
[出版社の内容紹介]
今から10余年前、多くの人は“学校の活性化”を口にした。そして今、
大きな教育改革の時を迎えた。しかし、教育内容、方法などだけでな
く、最も変わらなければならないのは、教師その人ではないか。
学制130年、いつか強固にできてしまった教師の体質。職員室を中心に
つくられた、教師の人間関係や行動様式。これがまた、“学校の常識は
世間の非常識”と批判の対象になっている。本書は、教職の抱える問題
点、教師に気づいてほしいことなど、率直に書いた連載に、当面する教
育問題を書き加えるとともに、各章とも手直しして一冊にまとめたもの
である。
◇校長室の開き具合
人柄や経営力の表れ
校長室の開放
机上に最新の教育書
◇制度の理解・組織の対応
学校を訪れる人
分かっている学校、分かっていない学校
学校として考える
◇仕事を背負い込む人・分ける人
三つの主任のタイプ
① 自分で仕事を背負い込んで,主任の責任とばかりに仕事を処
理していくタイプ
② メンバーで仕事を分担しあいながら協力・共同で仕事を処理
していくタイプ
A 仕事を分担し合う時最も厄介そうな仕事をさっさと引き
受けるタイプ
B 仕事を分担し合う時厄介そうな事柄を誰かに引き受けさ
せようとするタイプ
③ 面倒な仕事は引き受けて
これは他人には任せられないと…
◎粉骨砕身することだけが主任の役割ではない。肩の力を抜くべき。
= 相手に合わせた手の打ち方
◇社会人対社会人
保護者との話し合い
協力とは五分と五分
協調と対話
教師の姿勢のレントゲン
三つの主任のタイプ、部下の能力を見極めて仕事を分担し、いったんまかせたら信用して最後までやらせる覚悟が必要ではと思います。
by いっぷく (2024-07-02 22:18)
いっぷくさん ありがとうございます。
その覚悟が大切ですね。
わたしは、自分で処理してしまいがちでしたが、
相手のにとって良いのかと考えるべきでした。
by ハマコウ (2024-07-03 05:51)