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「野菜づくりQ&A」藤田智 NHK出版 2014年 /「一斉授業の復権」久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑩【再掲載 2014.9】 [読書記録 一般]

今日は7月29日、月曜日です。


今回は、藤田智さんの
「野菜づくりQ&A」を紹介します。


夏野菜の収穫も一段落ついたところなのですが。


出版社の案内には、


「野菜栽培のお悩み解決!  菜園ライフが楽しくなる
 野菜を育てているうちに、次から次へとわき上がってくる疑問の数々。
 初心者からベテランまでの『なぜ?』を解決してくれるヒントが、こ
 の本の中には必ず見つかるはずです。有機栽培やプランター栽培の、
 Q&Aも満載。初心者でもすぐに野菜づくりが始められる栽培カレン
 ダー付き。」


とあります。


わたしが必要と思ったところをメモしたものです。




もう一つ、再掲載になりますが、久保齋さんの
「一斉授業の復権」⑩を載せます。
一斉授業の指導のあり方が再び見直されることを私は期待します。



☆「野菜づくりQ&A」藤田智 NHK出版 2014年

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◇インゲン
つるなし   - ~55日
つるあり   - 支柱 2か月で収穫
防鳥     - 種まき後不織布ベタがけ


◇エダマメ
極早生    - 早生がオススメ
種まき後   - 80~90日でエダマメ 130日で大豆
防虫ネット  - 肥料は少なめ


◇エンドウ
秋  10月下旬~11月上旬直播き 
   → 15~20㎝で冬越し


◇オクラ
一昼夜水につけてからまく
7~10㎝が食べ頃 - 早めに!
下の葉をとる    - 風通し(60㎝以内の株間の場合)


◇カボチャ
地ばえ   - 2m×2m(一株)
人工授粉 - 40~45日前後が収穫適期(日付ラベルを)
   20~25日後 収穫できそうだが我慢


◇キュウリ
接ぎ木 … 生育旺盛 収穫期も長い
  整枝  … 下から5節までのわき芽はすべて取り除く 
6節より上は葉を1~2枚つけて先端を切る
一番果~3番果 若どりを!(小指~10㎝)
かぶが疲れない
  支柱の上まできたら先端を摘心して押さえる
  うどん粉病(白)べと病(黄色い斑点)  
曲がり果 = かぶの老化


◇スイカ・メロン
スイカのつるの整枝
    - 1株1~2個(大) 4果(小玉)
実の下にワラやスチロール 
    - 受粉後35~40日(小玉) 40~45日(大玉)
プリンスメロン 1株6~9個


◇トマト
接ぎ木苗  病害虫に強い 連作障害が出にくい 収量多い
苗の選び方 ①葉の色が濃い
②節目が詰まってかっちり
③病気でない
④双葉が残っている
⑤一組の花芽が付くか花が咲いている
⑥根がしっかり張っている
誘引  - 8の字
わき芽 すべて取る → 風通しをよくする


◇ナス
更新剪定 1 すべての枝を1/2~1/3の高さで剪定
2 スコップで根切り 半径30~40㎝の円
3 1㎡当たり30gの化成肥料


◇ピーマン
一番果は早めにとる


◇落花生
花が咲き始めたら  1㎡30gの化成肥料+小熊手で中耕
収穫 9月下旬~10月中旬~11月上旬


◇サトイモ
月に1回追肥と土寄せ


◇ジャガイモ
切り口乾燥  2~3日陰干し
秋じゃがはSサイズを切らずに植える
芽かき 5~6本出たら1~2本に
10~15㎝の時に(1か月)


◇ダイコン
株間は30㎝で
マルチなし 60㎝の畝幅に1列
マルチ有り 70~80㎝に2列
種まきより 60~70日後が収穫


◇ニンジン
ペレット粒   水切れに注意
発芽がポイント 覆土は薄く
種まき ~120日
 





☆「一斉授業の復権」久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑩【再掲載 2014.9】

[出版社の案内]
学力低下・学級崩壊を救うのは一斉授業だ!学力を真に鍛え、子ども一
人ひとりをいきいきさせる、その驚くべき“教育力”を示す理論と実践
の書。

1.jpg


◇言葉を征する者は授業を征する
  授業中は丁寧語,大人には敬語を 
馴れ合いの親子関係 
→ そのまま教師に対してもなれなれしくする
「授業中は教師が仕切ります。遊び時間は自由にどうぞ」

  「こうもり男」と「ささやき女」の授業妨害
  ヒントまがいのささやきが飛び交うクラスではだめ

  「話す」から「語る」へ,「聞く」から「尋ねる」へ
はなす  しゃべる     きく 聴く
話す 聞く
語る 尋ねる

  4人の生活班を学習班に
   - 国社算理の4教科分担「語りと尋ね」
 

<新しい学力観の嘘>
◇新しい学力観のもたらしたもの
「ゆとりと充実」ではなく,「言う通りの忠実」

  パンドラの箱は開かれた

  「新しい学力観の4つの過ち」
 ① 小学生の学力的自立を困難にするほどの教育内容の削減を行
    い,低学力化を促進した。

 ②「個性の尊重」という美名のもとに個の成長を保障しない体験
    至上主義のがさつな教育をはびこらせた。

   ③「指導すべきでない,支援すべきだ」という間違った指導理念
    と態度主義の評価は子どもから「できる」喜びとやる気を奪っ
    た。

   ④ 子どもの興味から授業を創るという嘘と幻想を振りまき,教
    師の尊厳を傷つけ,一斉授業の技を萎えさせた。


◇学力的自立という観点から
  学力的自立を意図的に押しとどめる教育課程 

  知識のネットワークをつくる


◇個性尊重という名の教育放棄
教えられない子どもの悲しさ

  「知識を与えず,響き合わず,教育せず」


◇「指導ではなく支援を」の誤り
  できないから楽しくない 
    「楽しい体育」?

  できる喜びをすべての子どもに

  日々の努力と少しの勇気
  マットの仕組み 「視点の移動」 
    天井 → かべ → マット

  公開授業で正しい学力観を広める

  偶然の所産は教育ではない
  図工 → がらくた遊びになってしまった
   
  図工の不易
① 課題,材料,手法を限定し,同じ土俵で作品を作らせる。
     (限定と指導)

    ② 新しい手法について丁寧に学習させる。(学習)

    ③ 制作についての思いや考えをつぶやかせ,交流させ,共通
     な世界をもたせ,そこで個のイメージをふくらませ合いを組
     織する。              (言語化による交流)

    ④ 作品製作の途中でも子どもの作品を取り上げ,評価し,参
     考にさせる。 (中間評価と交流)

    ⑤ できた作品を見せ合いながら自分の好きなところなどを発
     表し鑑賞と交流をする。   (自己評価・相互評価と鑑賞)

    ⑥ 同じ材料,同じ手法で2回取り組ませ,手法に習熟させる
     とともに工夫させる。(習熟と工夫)
           
    ※ 日本の図工に欠けているのは習熟 2回目を
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