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「読書脳」樺沢紫苑 サンマーク出版 2023年 ① /「免疫学個人授業」多田富雄 南伸坊 新潮社 1997年 ⑥【再掲載 2015.4】 [読書記録 一般]

今日は8月11日、日曜日です。


今回は、樺沢紫苑さんの
「読書脳」の紹介 1回目です。



出版社の案内には、


「AI時代こそ、『読解力』で差がつく。精神科医・樺沢紫苑の「読み
 方」大全、『思考力』『記憶力』『判断力』―すべて読書が授けてくれ
 る。
  『本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう』
  『せっかく読書をしても、記憶に残っていない』
  『凄くおもしろかったのに、少し時間がたつと内容が思い出せない』
  読んだのに覚えてないという悩みは、いつの時代も不変です。“読ん
 だはず読書”にあけくれる『読書迷子』を救済するのが、この本でお
 届けする、『記憶に残す、どんどん頭がよくなる読書術』です。
  記憶に残らない「つもり読書」は、時間の無駄! 本書では、精神科
 医である著者が、脳科学的な裏付けのある方法を公開。
  読書で得た知識をアウトプットする方法、人とシェアする方法などを
 明かします。
 『読書脳』を手に入れて、読書で人生を切り開きましょう。」


とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「圧倒的なインプットがあってこそ圧倒的なアウトプットができる。
インプットの軸は毎月20~30冊の読書」


・「情報とは1年経つと古くなるものであり、知識とは1年経っても古
  くならないもの。大切なのは『情報と知識のバランス』」


・「ふだんから頭の中に貯めておき、頭の中でキッチンスタジアムをも
つことが大切。月に7冊読めば、読書量日本人の上位3%になり、
読書でライバルに圧倒的な差をつけることになる。できれば『月に
10冊』以上、読みたい」


・「プレゼンテーションの際、集中力を上げるために、スライドをその
まま印刷したものを配ることは絶対に避けるべきだ。まして、プレ
ゼンテーションの前に配付するのは、
もってのほかである。」




もう一つ、再掲載になりますが、多田富雄さん 南伸坊さんの
「免疫学個人授業」⑥を載せます。




☆「読書脳」樺沢紫苑 サンマーク出版 2023年 ①

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◇新版に寄せて
  2015年 『読んだら忘れない読書術』サンマーク出版を改題、加
 筆、再編集した本
 
  「速読」「多読」主流
    → 「アウトプット読書」も主流に

  読書力低下が深刻な日本人
  原因は SNSの普及
      1~2文 = 長い文章を読まない、書かない

  ChatGPTを使いこなすにも不可欠な「読解力」「文章力」
  指示するには文章が必要
   ◎大切なのは「文章力」「アウトプット力」
    「読書 + アウトプット」→ 読書脳


◇はじめに
  「圧倒的なインプットがあってこそ圧倒的なアウトプットができる」
     インプットの軸が読書  毎月20~30冊

  自己成長につながらない読書は意味がない
     脳に情報・知識という栄養を与えると脳はそれをアウトプッ
    トしたくなる



◇なぜ読書は必要なのか?読書によって得られる8つのこと
  1 結晶化された知識 ~ 「デパ地下の試食理論」
  ネット情報はいわば「デパ地下の試食」 しかし断片化
 「情報」と「知識」はどう違う?
  情報 - 1年経つと古くなる 
             事実・結果・事象
 知識 - 1年経っても古くならない
  事実・結果・事象からのエッセンス

     ネットは情報を得るもの 
      - 断片化された知識
     本は知識を得るもの   
      - 結晶化された知識
    
    ◎ 大切なのは「情報と知識のバランス」  


  2 時間 ~ 時間購入理論
   時間があれば幸福になれる

    世の中で大切な5つ
① お金 
        ② 時間 
        ③ 情報知識 
        ④ 人(つながり) 
        ⑤ 健康

時間に余裕があればすべてを手に入れることができ幸福に
      なれる
時間の使い方が大切

  本1冊で毎日30分を節約できる スパム排除

  他人の経験はお金で買える
       読書で1日を「72時間」に増やすことができる 
        - 時間節約を本から 


3 仕事力 ~ 「料理の鉄人理論」
 頭の中でキッチンスタジアムをもつ 
      ~ ふだんから頭の中に貯めておく

     読書でライバルに圧倒的な差をつける
 月に7冊読めば読書量日本人の上位3%になる
        ~ 目標「月に10冊」

     文章力をつけたければ本を読め

     ネット時代とは文章力が試される時間
  メール、メッセージ不可欠の時代
    
     本を読まない文章も書かない、されでいて文章力を鍛えるこ
    とは不可能

    たった2行でおこった「プレゼンテーション革命」  
◎「プレゼンテーションzen」ガー・レイノルズ著

  「スライドをそのまま印刷したものを配ることは絶対に避ける
      べきだ。まして、プレゼンテーションの前に配付するのは、
      もってのほかである。」 → 集中力が上がる


4 健康 ~ 「ストレス緩和理論」
ストレスや不安からの解放  
      解決法を知るだけでストレスは軽減する

    言語情報が不安を消し去ってくれる
6分間の読書でストレスが3分の2以上軽減する


5 頭が良くなる ~ 「読書脳活性化理論」
読書をすると頭が良くなる
人間の脳は一生成長し続ける


 6 人生における変化 ~ 「運命の一冊理論」
読書はあなたの人生をも変えてくれる
      「私の人生を変えた『運命の一冊』ドグラ・マグラ」 

あなたにとっての「運命の一冊」を探そう
選択肢は多い方がいい
        ~ 「二択より四択理論」
 ◎ 他人の経験を活かすことで、時間の無駄を減らして最短
      距離で成功への道を歩むことができるのです


7 成長 ~ 「自己成長加速理論」
「自己成長」と「行動の変化」が最終目標


8 喜び ~ 「読書エンタメ理論」
楽しいからが基本
楽しむ読書でなければ自己成長は得られない







☆「免疫学個人授業」多田富雄 南伸坊 新潮社 1997年 ⑥【再掲載 2015.4】

[出版社の案内]

「風邪は薬では治りません。免疫が治すのです」
病気の原因になる細菌が体内に侵入すると、体はそれらを攻撃する抗体
を作る。そのしくみを利用したのが、ジェンナーの種痘。研究者達の奮
闘はその後も続くが、やがて素朴な疑問にぶつかる。
  自分と他人はどうやって区別するのか? 
  そもそも自分とは何か? 
 免疫学の歴史、研究室でやっているコト、そしてエイズ治療など最先
端の研究をやさしく楽しく勉強できる、人気シリーズ第2弾!

2.jpg

◇超システムである
  むし歯ミュータンス  
     砂糖が歯に付着することでできる

  免疫系の「系」の自分は恐ろしく不寛容
    自他を徹底的に峻別することで自分の命を守る
それが行きすぎて自分の中に敵を見出して、それも殲滅しよ
    うとしてしまうことがままある

 「円口類」から免疫
 → 魚類より役 はっきりと

レクチン
    動物レクチン・植物レクチン
    自分たちは毒に対して抵抗性がある

  貝、軟体動物 体の表面に膜
    → 膜を突破して入ったものに対して毒性
  物質により排除

  脊椎動物だけが複雑で煩雑な免疫系が必要
    = 長生きするから
複雑 ≠ 高級

  「進化」英語ではリボルーション(展開、回転の意味 ≠ 進歩 )

  免疫系 = 脳のスーパーシステム
一度展開が終わったらもう止まらないという形でますます複雑
   化してしまった
    = おかげで弱点も表れてきた

  <復習ノート>
  ばい菌ウィルス 
     - 悪気はないが人を困らせる
われわれが「忌気」はないが食べる

    動物は何でそんなに子孫を残したがるのか?
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t-yahiro

日ごろ様々なお立場の方とお話しすることが多く、会話の幅が
求められます。やはり読書は大切ですね。
しかし月に10冊以上ですか、頑張ります。
by t-yahiro (2024-08-12 23:01) 

ハマコウ

t-yahiroさん ありがとうございます。
本の内容を人に話すなどのアウトプットにより内容が定着すると、
このごろさかんに言われます。コミュニケーションにも役立ちますね。
わたしも、月10冊読もうとしているのですが、なかなかできません。
時間の使い方を上手に工夫します。
by ハマコウ (2024-08-12 23:44) 

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