「フリーランス大全」井戸美枝 エクスナレッジ 2023年 (前) /「誰のための教育再生か」藤田英典編 岩波新書 2007年 ③【再掲載 2015.5】 [読書記録 一般]
今日は8月27日、火曜日です。
今回は、井戸美枝さんの
「フリーランス大全」の紹介 1回目です。
出版社の案内には、
「題のインボイス制度もしっかり網羅!
稼ぎ方、届け出、備えまで―
フリーランスが老後まで
安心して暮らせるお金のぜんぶ
『人生100年時代』。現役世代として活躍する時間が長くなり、かつ
必ずしも安定した雇用が期待できるとは限りません。
これからの時代、誰しもが「フリーランス」という選択肢を考えるこ
とが必須となりました。
また、SNSの普及によってフリーランスの仕事の幅も広がりつつあ
ります。
本書では、フリーランスの生き方働き方からフリーランスとして知っ
ておくべきお金のこと、老後のこと、各種社会保険制度や法律などを、
自身もフリーランスとして第一線で活躍し続ける、社会保険労務士で
FPの井戸美枝氏が、わかりやすく解説します。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「フリーランスで大切なことは次の3つ。①何でも自分でやること、
やれるようになること、②自分のやろうとしていることや仕事が好
きなこと、③お金の専門家になること」
・「活躍し続けるための『社会人基礎力』=『前に踏み出す力』+『考
え抜く力』+『チームで働く力』」
・「『リタイア後だから報酬は不要』ではダメ。無報酬労働が若い世代
の活躍を妨げることになる。無報酬なら若い世代のサポーターに注
力する。」
もう一つ、再掲載になりますが、藤田英典さん編の
「誰のための教育再生か」③を載せます。
☆「フリーランス大全」井戸美枝 エクスナレッジ 2023年 (前)
◇はじめに
フリーランスで大切なこと
① 何でも自分でやること やれるようになること
② 自分のやろうとしていることや仕事が好きなこと
③ お金の専門家になること
無知やノウハウ不足は自分に跳ね返る
◇フリーランス新時代がやってきた
生き方働き方が大きく変化
長生きがリスクになり得る
働けるうちは働きたい人が4割弱
定年のないフリーランスが注目されている
長く活躍し続けるための「社会人基礎力」とは?
「社会人基礎力」
- 学び 組合せ 目的のバランスが大切
自分でキャリアを切り開く
= 前に踏み出す力 + 考え抜く力 + チームで働く力
「これまで」「これから」の働き方の違い
社内外で通用するスキルや能力を身に付ける
× その場でしか通用しないキャリア能力
新しい働き方が拡大している
政府 2021.3「フリーランスガイドライン」で環境整備
・取引条件を書面で明示 等
フリーランス人口
2015年 937万人 → 2021年10月 1577万人
パラレルキャリアって何はてな
本業と並行して複数の仕事や役割を持つこと(パラレルキャリア)
スキルアップ、人脈、自分を知る、自己実現、収入
水平型と垂直型
午前中やハーフ勤務は垂直型
4つのタイプのフリーランス働き方
① 副業系パラレルワーカー
② 自営業独立ワーカー
③ 副業系すきまワーカー
④ 自由型フリーワーカー
フリーランスが多い業種職種は?
週4.7日
サービス業が21.1%(業種)
営業販売職が多い(職種)
「リタイア後だから報酬は不要」ではダメ
◎ 無報酬労働が若い世代の活躍を妨げる。無報酬なら若い世代
のサポーターに注力する。
☆「誰のための教育再生か」藤田英典編 岩波新書 2007年 ③【再掲載 2015.5】
◇寛容なき厳罰主義 ゼロトランスは子どもが育つ環境なのか
喜多明人
1.厳罰主義の新たな展開
「毅然たる対応」提示の背景
◎ゼロトランスは産業界の言葉
ゼロトランスが問題になる背景
2.相次ぐ少年事件を背景に
ゼロトランスの制度化を促した「安全最優先」世論
1994年 クリントン 連邦ガンフリー学校法
安全防犯が最優先,人権規制
アメリカがたどった道を日本も
3.ゼロトランスをどう克服するか
安全と人権 厳罰化と査察
「破れ窓理論」に依拠 NYジュリアーノ市長
◎ 教育は本質的に非権力の作用
4.規律・規範の教育を考える
甘やかし・わがまま論を問い直す
子どものアイデンティティの危機
◎厳罰主義の道か,支援主義の道か
規律・規範の強制と行動規範のダブルスタンダード
子どもが規範を身に付ける時,「寛容」を求める権利の実現を
◇学校選択制 格差社会か共生社会か 藤田英典
1.危険な曲がり角に立つ日本の義務教育
「強者の理論」による教育再編
義務教育・公立学校の在り方が大きく変えられる
地域コミュニティの学校
→ 「教育サービス商品」
2.義務教育の市場原理主義的再編
「学校選択制」の導入
官邸主導の「教育の自由化・格差化」改革
学校選択制の実施状況
① 自由選択制
② ブロック選択制
③ 隣接区域選択制
④ 特定地域選択制
⑤ 特認校制
エリート的な中公一貫校の現状
構造改革特区の現状 2002.12.18公布
3.学校選択制がもたらす学校の格差化
学校の序列化・格差化
学校を一元的に序列化する市場原理主義
教育機会の格差化,
「地域社会」の再生産,
教育の歪み,
「選ぶ権利」差別化
地域社会と学校の分断がもたらすもの
4.豊かな学校作りのために
◎ 義務教育は社会のライフライン
今回は、井戸美枝さんの
「フリーランス大全」の紹介 1回目です。
出版社の案内には、
「題のインボイス制度もしっかり網羅!
稼ぎ方、届け出、備えまで―
フリーランスが老後まで
安心して暮らせるお金のぜんぶ
『人生100年時代』。現役世代として活躍する時間が長くなり、かつ
必ずしも安定した雇用が期待できるとは限りません。
これからの時代、誰しもが「フリーランス」という選択肢を考えるこ
とが必須となりました。
また、SNSの普及によってフリーランスの仕事の幅も広がりつつあ
ります。
本書では、フリーランスの生き方働き方からフリーランスとして知っ
ておくべきお金のこと、老後のこと、各種社会保険制度や法律などを、
自身もフリーランスとして第一線で活躍し続ける、社会保険労務士で
FPの井戸美枝氏が、わかりやすく解説します。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「フリーランスで大切なことは次の3つ。①何でも自分でやること、
やれるようになること、②自分のやろうとしていることや仕事が好
きなこと、③お金の専門家になること」
・「活躍し続けるための『社会人基礎力』=『前に踏み出す力』+『考
え抜く力』+『チームで働く力』」
・「『リタイア後だから報酬は不要』ではダメ。無報酬労働が若い世代
の活躍を妨げることになる。無報酬なら若い世代のサポーターに注
力する。」
もう一つ、再掲載になりますが、藤田英典さん編の
「誰のための教育再生か」③を載せます。
☆「フリーランス大全」井戸美枝 エクスナレッジ 2023年 (前)
◇はじめに
フリーランスで大切なこと
① 何でも自分でやること やれるようになること
② 自分のやろうとしていることや仕事が好きなこと
③ お金の専門家になること
無知やノウハウ不足は自分に跳ね返る
◇フリーランス新時代がやってきた
生き方働き方が大きく変化
長生きがリスクになり得る
働けるうちは働きたい人が4割弱
定年のないフリーランスが注目されている
長く活躍し続けるための「社会人基礎力」とは?
「社会人基礎力」
- 学び 組合せ 目的のバランスが大切
自分でキャリアを切り開く
= 前に踏み出す力 + 考え抜く力 + チームで働く力
「これまで」「これから」の働き方の違い
社内外で通用するスキルや能力を身に付ける
× その場でしか通用しないキャリア能力
新しい働き方が拡大している
政府 2021.3「フリーランスガイドライン」で環境整備
・取引条件を書面で明示 等
フリーランス人口
2015年 937万人 → 2021年10月 1577万人
パラレルキャリアって何はてな
本業と並行して複数の仕事や役割を持つこと(パラレルキャリア)
スキルアップ、人脈、自分を知る、自己実現、収入
水平型と垂直型
午前中やハーフ勤務は垂直型
4つのタイプのフリーランス働き方
① 副業系パラレルワーカー
② 自営業独立ワーカー
③ 副業系すきまワーカー
④ 自由型フリーワーカー
フリーランスが多い業種職種は?
週4.7日
サービス業が21.1%(業種)
営業販売職が多い(職種)
「リタイア後だから報酬は不要」ではダメ
◎ 無報酬労働が若い世代の活躍を妨げる。無報酬なら若い世代
のサポーターに注力する。
☆「誰のための教育再生か」藤田英典編 岩波新書 2007年 ③【再掲載 2015.5】
◇寛容なき厳罰主義 ゼロトランスは子どもが育つ環境なのか
喜多明人
1.厳罰主義の新たな展開
「毅然たる対応」提示の背景
◎ゼロトランスは産業界の言葉
ゼロトランスが問題になる背景
2.相次ぐ少年事件を背景に
ゼロトランスの制度化を促した「安全最優先」世論
1994年 クリントン 連邦ガンフリー学校法
安全防犯が最優先,人権規制
アメリカがたどった道を日本も
3.ゼロトランスをどう克服するか
安全と人権 厳罰化と査察
「破れ窓理論」に依拠 NYジュリアーノ市長
◎ 教育は本質的に非権力の作用
4.規律・規範の教育を考える
甘やかし・わがまま論を問い直す
子どものアイデンティティの危機
◎厳罰主義の道か,支援主義の道か
規律・規範の強制と行動規範のダブルスタンダード
子どもが規範を身に付ける時,「寛容」を求める権利の実現を
◇学校選択制 格差社会か共生社会か 藤田英典
1.危険な曲がり角に立つ日本の義務教育
「強者の理論」による教育再編
義務教育・公立学校の在り方が大きく変えられる
地域コミュニティの学校
→ 「教育サービス商品」
2.義務教育の市場原理主義的再編
「学校選択制」の導入
官邸主導の「教育の自由化・格差化」改革
学校選択制の実施状況
① 自由選択制
② ブロック選択制
③ 隣接区域選択制
④ 特定地域選択制
⑤ 特認校制
エリート的な中公一貫校の現状
構造改革特区の現状 2002.12.18公布
3.学校選択制がもたらす学校の格差化
学校の序列化・格差化
学校を一元的に序列化する市場原理主義
教育機会の格差化,
「地域社会」の再生産,
教育の歪み,
「選ぶ権利」差別化
地域社会と学校の分断がもたらすもの
4.豊かな学校作りのために
◎ 義務教育は社会のライフライン
>「リタイア後だから報酬は不要」
このようにおっしゃる方はいるのですが、長年培ったノウハウが
あるのですから後進の育成のためにも正当な賃金は要求してもらいたいですね。
by t-yahiro (2024-08-27 23:46)
t-yahiroさん ありがとうございます。
後進が育つためにどうすればよいのか、
定年退職後の生活に入ったわたしも考えていかなければなりません。
by ハマコウ (2024-08-28 08:05)