「続 学校に行きたくない君へ」全国不登校新聞社編 ポプラ社 2020年 ④(最終) /「人生のくくり方」 加藤秀俊 NHKブックス 1981年 ⑦【再掲載 2017.6】 [読書記録 教育]
今日は9月17日火曜日です。
今回は、9月14日に続いて、全国不登校新聞社編集の
「続 学校へ行きたくない君へ」の紹介4回目 最終です。
出版社の案内には、
「いろいろな人生があっていい。遠回りしたからこそ、得られるものが
ある。中川翔子、ヨシタケシンスケ、りゅうちぇる、立川志の輔、谷
川俊太郎、庵野秀明、糸井重里、坂上忍ほか全17名の人生の先輩た
ちに不登校の若者たちが体当たりで引き出した『生きるヒント』。マ
ンガ『学校に行きたくないわたしの気持ち』も収録。ベストセラー
『学校に行きたくない君へ』の姉妹編です。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「いじめは頭の中が貧乏なヤツがやること。人間をおもちゃに」
・「頑張るのではなく、どう力を抜くか」
・「方向が決まっている人生なんてつまらない」
・「家でも学校でもない第三の場所を!」
もう一つ、再掲載になりますが、加藤秀俊さんの
「人生のくくり方」⑦を載せます。
☆「続 学校に行きたくない君へ」全国不登校新聞社編 ポプラ社 2020年 ④(最終)
◇糸井重里 1948年群馬生
できることをひとつずつ続けていく
自分の場がほしかった
表現は武器だし下品なことでもアル
いじめ
~ 人間が一番いいおもちゃ
頭の中が貧乏なヤツがやること
絶対的な常識に挑んでみる
◇坂上忍
3割の共感があればよい
周りに合わせようとしてもおもしろくない
主役や脇役も経験してることが大事
芯が強い人5人
好きなことが見つかればそっちに行けばよい
しんどいときは一度むけるチャンスでもある
価値がないと入れない
価値がない人はいない
頑張るのではなく、どう力を抜くか
何かを成し遂げようとするときは孤独になる
◇椎名誠
方向が決まっている人生なんてつまらない
とにかくバイトした 好きなように生きる
◇荻上チキ 1981年兵庫県生
人の役に立つことを生きる力にする
NPO法人
ストップいじめ!ナビ代表理事
教育を受けるのが学校である必要はない
「学校に行かなくては」という言葉の呪いを解消する
学校ストレスを除いていく
孤立した方が楽に生きることができる人もいる
家でも学校でもない第三の場所を!
理不尽は少ない方がいい
エネルギーは人より少ない
☆「人生のくくり方」 加藤秀俊 NHKブックス 1981年 ⑦【再掲載 2017.6】
◇教育と職業
□明治5年 学校制度
人材調達や設備の充実できず成果を上げられず
→ 明治6年 太政官布告
小学校 一部現実化
尋常小学校 6~14歳
準 女子小学校 村落小学校 貧人小学校 小学私塾
尋常小 下等 6~10歳
上等 10~14歳
中学校 14~20歳(下等14~17 上等18~20)
□戦後教育改革
小中9年間の義務教育化
高等教育の普及が日本教育の最大の特徴
500大学(国立98) 600短大
□大きな問題
入学試験 - 日本人の人生は試験の連続
試験は人間を選別する為の手段
◎タルコット・パーソンズ(米社会学者)
『選別原理の二分法』
① 門閥主義
父親が獲得した職業や地位を息子が継承する
原理「アスプリクションによる社会編成」
家元制度 世襲制
伝統美術の世界 天皇制
= 現状維持型
②能力主義
有能な人材を広く求めることができる原則
- 人材確保の為の選別
□試験
中国の科挙制度
唐 5世紀 世界初の思い切った選抜制度
宮崎市定『科挙』 = 官僚を任用する為の試験
5月5日 端午の節句
しょうき様 - 科挙に落ち続けた人
中国は官僚主義に関する限り形式的には極めて実力主義的で流動的
マテオ・リッチ(イエズス会宣教師)が着目しヨーロッパに
イエズス会の学校教育の中での試験制度
ドイツ 18世紀 フリードリッヒ大王
官僚選抜試験制度
日本 8世紀 貢挙(くこ)の制
701年大宝律令の中で
大学寮,国学で中国の古典を学ぶ
段階的に記憶力判断力を検定
落第生には鞭の刑
官僚に関する限り公正な試験
日本社会は門閥主義と実力主義の折衷
□日本の官吏任命
門閥主義と実力主義の混合
= 家柄と実力主義の混合形態
1723(享保8)年
足高の制
基本給は門閥主義
職能給は実力主義
1787(天明7)年
松平定信の寛政の改革
家臣に定期試験 昌平坂学問所 素読吟味・学問吟味
□日本初の入社試験
明治3年 三菱商会
現在の日本
= 試験社会 国家試験700以上
◎ 試験人生
□米国大学卒業式
コメスメント
= ものごとをはじめる
今回は、9月14日に続いて、全国不登校新聞社編集の
「続 学校へ行きたくない君へ」の紹介4回目 最終です。
出版社の案内には、
「いろいろな人生があっていい。遠回りしたからこそ、得られるものが
ある。中川翔子、ヨシタケシンスケ、りゅうちぇる、立川志の輔、谷
川俊太郎、庵野秀明、糸井重里、坂上忍ほか全17名の人生の先輩た
ちに不登校の若者たちが体当たりで引き出した『生きるヒント』。マ
ンガ『学校に行きたくないわたしの気持ち』も収録。ベストセラー
『学校に行きたくない君へ』の姉妹編です。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「いじめは頭の中が貧乏なヤツがやること。人間をおもちゃに」
・「頑張るのではなく、どう力を抜くか」
・「方向が決まっている人生なんてつまらない」
・「家でも学校でもない第三の場所を!」
もう一つ、再掲載になりますが、加藤秀俊さんの
「人生のくくり方」⑦を載せます。
☆「続 学校に行きたくない君へ」全国不登校新聞社編 ポプラ社 2020年 ④(最終)
◇糸井重里 1948年群馬生
できることをひとつずつ続けていく
自分の場がほしかった
表現は武器だし下品なことでもアル
いじめ
~ 人間が一番いいおもちゃ
頭の中が貧乏なヤツがやること
絶対的な常識に挑んでみる
◇坂上忍
3割の共感があればよい
周りに合わせようとしてもおもしろくない
主役や脇役も経験してることが大事
芯が強い人5人
好きなことが見つかればそっちに行けばよい
しんどいときは一度むけるチャンスでもある
価値がないと入れない
価値がない人はいない
頑張るのではなく、どう力を抜くか
何かを成し遂げようとするときは孤独になる
◇椎名誠
方向が決まっている人生なんてつまらない
とにかくバイトした 好きなように生きる
◇荻上チキ 1981年兵庫県生
人の役に立つことを生きる力にする
NPO法人
ストップいじめ!ナビ代表理事
教育を受けるのが学校である必要はない
「学校に行かなくては」という言葉の呪いを解消する
学校ストレスを除いていく
孤立した方が楽に生きることができる人もいる
家でも学校でもない第三の場所を!
理不尽は少ない方がいい
エネルギーは人より少ない
☆「人生のくくり方」 加藤秀俊 NHKブックス 1981年 ⑦【再掲載 2017.6】
◇教育と職業
□明治5年 学校制度
人材調達や設備の充実できず成果を上げられず
→ 明治6年 太政官布告
小学校 一部現実化
尋常小学校 6~14歳
準 女子小学校 村落小学校 貧人小学校 小学私塾
尋常小 下等 6~10歳
上等 10~14歳
中学校 14~20歳(下等14~17 上等18~20)
□戦後教育改革
小中9年間の義務教育化
高等教育の普及が日本教育の最大の特徴
500大学(国立98) 600短大
□大きな問題
入学試験 - 日本人の人生は試験の連続
試験は人間を選別する為の手段
◎タルコット・パーソンズ(米社会学者)
『選別原理の二分法』
① 門閥主義
父親が獲得した職業や地位を息子が継承する
原理「アスプリクションによる社会編成」
家元制度 世襲制
伝統美術の世界 天皇制
= 現状維持型
②能力主義
有能な人材を広く求めることができる原則
- 人材確保の為の選別
□試験
中国の科挙制度
唐 5世紀 世界初の思い切った選抜制度
宮崎市定『科挙』 = 官僚を任用する為の試験
5月5日 端午の節句
しょうき様 - 科挙に落ち続けた人
中国は官僚主義に関する限り形式的には極めて実力主義的で流動的
マテオ・リッチ(イエズス会宣教師)が着目しヨーロッパに
イエズス会の学校教育の中での試験制度
ドイツ 18世紀 フリードリッヒ大王
官僚選抜試験制度
日本 8世紀 貢挙(くこ)の制
701年大宝律令の中で
大学寮,国学で中国の古典を学ぶ
段階的に記憶力判断力を検定
落第生には鞭の刑
官僚に関する限り公正な試験
日本社会は門閥主義と実力主義の折衷
□日本の官吏任命
門閥主義と実力主義の混合
= 家柄と実力主義の混合形態
1723(享保8)年
足高の制
基本給は門閥主義
職能給は実力主義
1787(天明7)年
松平定信の寛政の改革
家臣に定期試験 昌平坂学問所 素読吟味・学問吟味
□日本初の入社試験
明治3年 三菱商会
現在の日本
= 試験社会 国家試験700以上
◎ 試験人生
□米国大学卒業式
コメスメント
= ものごとをはじめる
>「いじめは頭の中が貧乏なヤツがやること。
まさにその通りですね。せっかくの出会いで共感できる
間柄にもならずに情けないと思います。
by t-yahiro (2024-09-17 22:47)
t-yahiroさん ありがとうございます。
わたしには苦い経験があり、いじめへの対応に上手に対応するのは大変難しいことだと感じています。
by ハマコウ (2024-09-18 06:01)