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中村諭さん資料 /「毎日トクしている人の秘密」名越康文 PHP 2012年 ②【再掲載 2016.5】 [読書記録 教育]

今日は9月20日金曜日です。


今回は、中村諭さんからいただいた資料のいくつかを紹介します。

中村諭さんは、元中学校の校長、
平成11年度の読売教育賞を受賞されています。
TBSドラマ『金八先生』に御著書の内容が、
シナリオ一部として採用されたことも知られています。



20年以上前、『どっこい!学校は生きている―子どもたちの証明』を読み、
感想を送ったところ、丁寧なお返事と共に資料を送っていただきました。
その資料の一部を紹介します。

力をいただく言葉ばかりです。

早くに亡くなられましたが、
多くのことを教えていただいたことを感謝しております。



もう一つ、再掲載になりますが、名越康文さんの
「毎日トクしている人の秘密」②を載せます。




☆中村諭さん資料

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◇中村諭プロフィール
  昭和23年兵庫県城崎郡日高町生
 京都教育大学第一社会学科卒業
  大阪府、兵庫県下の小中学校に勤める 

◇新聞より
□『どっこい学校は生きている』(文芸社)
神戸新聞、産経新聞、日本教育新聞、教育新聞

「教育は人格を掛けた教師と生徒との格闘。子供たちの人格のど真
   ん中に飛び込んでいくしか本当の信頼関係は構築できない」

「教育が脅育になったら敗北。子供たちは教師の熱意を待っている。
   まだまだ学校は生きている。」

「子供たちに敵対的に関わり、あたかもモノの如くに分析しながら
   世の識者として活動し始めている人も出てきている世相に、具体
   として子供たちの心のエネルギーを知らしめたい」

「子供というものは仁義を通す。エネルギーを掛け、ビタミン愛の
   スーパーエネルギーをかければ、絶対にこっちを向く」

「世を秩序ある社会にするために不便を多少辛抱する気概を育て、
   私よりも公を考える社会的基盤形成に向けて世論作りを見直すこ
   と」

  「命に対する畏敬をしっかり育むこと」

  「学校の主人公は子供たち。その子供たちの心にいかほど迫ってい
   けるかが鍵である。厳しくともあたたかく決して怯まない姿で相
   対してほしい」

「人生は出会いの連続、教育は熱気、そこにドラマが生まれる」




◇「いい話の新聞社」平成13年1月1日号より

人間関係を築く教育実践

協力の姿が協力を呼ぶ

生徒と人格を掛けた格闘で関わり合いを

厳父慈母 子供たちが居るから教育者は職を得る

→ 「プロ教師は今何をすべきか考えなければならない。学校全
      体が荒れているなら、地域社会に呼びかけ、地域との一体
      感を盛り上げることが任務」

  ◎ 自分たちとの魂掛けた格闘をしてくれる人の出現を子供たちは
   真に待ち望んでいる




◇「漁火新聞」第91号 平成13年2月1日号
  教育は人格を掛けた格闘

体当たりで子供とつき合う 
    ~ 私たち教師がモデルとなる
覚悟を持つ
拒絶があってはならないし迎合があってはダメ
「命を削り子供たちに飛び込む」教師
森信三 
   「ごみ拾い、挨拶の徹底、便所を中心とした校舎内外清掃」
= 下座行の力

「人生は出会いの連続、教育は熱気、そこにドラマが生まれる」






☆「毎日トクしている人の秘密」名越康文 PHP 2012年 ②【再掲載 2016.5】

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◇わたしの感覚はウソかもしれない
□自由と幸福は相容れない
身体教育研究所 野口裕之先生
   「自由と幸福は、人間が生きる上での二大目標だが、この二つは
    決して共存することはない。なぜなら自由は一人で感じるもの
   であり、幸せは他人と共有するものだからである」
  - 幸せには「他者に対する依存性」が含まれる

  ◎幸福を求めるとき、人は多かれ少なかれ「幸福中毒」になっている



□幸福とは二元的なもの
野口先生
   「そうですよね。心という感覚が出るときって、一人でいるとき
    なんですよね」

「人の心が生じたのは、へその緒が切れたとき」



□幸福への鍵は感覚世界にある
真言密教高僧 中村公隆和尚、野口裕之、内田樹



□感覚を突き放す
「支流にひょいと出て帰ってくる」
◎ 単純な「幸せの追求ってどこか間違っている」



□「支流」をもつことの現世利益



□不安を運命に読み替える力
甲野先生 
   よみかえ
    「これこそがわたしがこの世に存在した生まれてきた意味である」
「自分の人生に起きることすべてのことを運命に落とし込む力」



□一万年のスケールで生きる



□力量は積み重ならない
 


□この世ならざる風景に触れる



□聞かれるとウソをつく



□大切なことは言葉にならない  
  岩淵輝 明大准教授



□やばいところに近付かない 
  「辺境ラジオ」MBSラジオ 内田樹



□「場の力」を知る
身体教育研究所・野口裕之先生
池上六朗 
    三輪自右の会主宰 - 三軸修正法



□「気持ち悪さ」を大事にする
  「気持ち悪いと思ったら手を出さない」 

  アラーム
「よい場」を見出す力をつけ「悪い場」からは逃げる



□聖地は1㎝たりとも移動していない
宗教人類学者・植島啓司
   「宗教は変わっても1㎝たりとも移動していない」



□直感力を育てる



□夜歩く 大円鏡箱
◎冷静な判断力を培うためには夜道を歩くトレーニングは有効
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