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「ああ残念な話し方」梶原しげる 青春出版社 2011年 ② / 読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」23 「信じる勇気が湧いてくる本」遠藤周作 祥伝社 2002年 ③【再掲載 2014.10】 [読書記録 一般]

今日は10月12日土曜日です。
町の宵祭りが始まります。


今回は10月8日に続いて梶原しげるさんの
「ああ残念な話し方」の紹介 2回目です。


出版社の案内には、

「服のセンスもいい。髪型もバッチリ。さわやかな笑顔に白い歯。見た
目は非の打ちどころがないのに……あぁ、その話し方でソンしてる!
巷にあふれる『残念な話し方』を、しゃべりのプロが一刀両断!読め
ばたちまち会話の達人に生まれ変わる秘訣満載の一冊。」

とあります。

今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「その言葉が心の地雷を踏んでいた」


・「相手の口撃はこうかわす - 肩を落とし、顔を曇らせ、うつむき
加減でひたすら黙り込む」


・「謝罪の3原則 ①謝るべきと考えたら即座に謝る ②謝りながら言
い訳しない ③笑わない」


・「 イラッと来たら敬語で攻撃」




もう一つ、再掲載になりますが、
「遠藤周作さんはこんなことを」23を載せます。
珠玉の言葉と感じます。



昨日、浜松市の「ツインギャラリー蔵」で開催中の
さいとう幸宏・さわい隆治 ふたり展 もぐらおやじの創作物語
に行きました。
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それぞれの作品を愉しむことができました。
14日(月)までです。
お時間のある方は、ぜひ足をお運びください。
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☆「ああ残念な話し方」梶原しげる 青春出版社 2011年 ②

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◇その言葉が心の地雷を踏んでいた
□話し方で自分の株を落とす人
あの人の失言に学べ
    … 麻生さん

妻の逆鱗に触れたひと言

使い方を間違えたばっかりに

ぐさりと胸に突き刺さる言葉
彼女がブチギレル3つの会話パターン
A ストーカー型
        相手の負担にならない声かけを
B 無関心型    
        体を相手に向け関心を持っているよという仕草を
C 誇り傷つけ型  

        常にリスペクト
相手の口撃はこうかわす
肩を落とし、顔を曇らせ、うつむき加減でひたすら黙り込む



□裏目に出てしまう危険フレーズ
火に油を注ぐ謝り方

謝罪の3原則 
    ① 謝るべきと考えたら即座に謝る
② 謝りながら言い訳しない
③ 笑わない

  どん底に突き落とす励まし
① 原則として目上を励ましてはいけない
② 正論や思いつきのアドバイスを押しつけてはいけない
  不満の解毒係に専念

その発言はパワハラです
① 納得いけば小さなアドバイスとして素直に受けとめる。
② どうしても納得いかないときには問え。



□なぜかむかつく話し方
その上から目線に腹が立つ
イラッと来たら敬語で攻撃  敬遠の敬語

  生意気な話し方にはこれが足りない

何でもとりあえずは反論するヤツ








☆読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」23 「信じる勇気が湧いてくる本」遠藤周作 祥伝社 2002年 ③【再掲載 2014.10】

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◇笑いの特効薬

〇 人にわらわれるというのは別にこちらの努力を要しない。しかし,
 人を笑わすにはかなりの努力と技巧のいるものなのである。      
                     『春は馬車にのって』


〇 人を笑わせる。
  円生「間」 
    ノック「積み重ねの間」 
    井上ひさし「文体」
    『勇気ある言葉』


〇 笑いは憎しみや怒りとは全く反対に他者を拒絶するのではなく,他
 者と結びつこうとする意志の最初の表れだとも言えるのである。人間
 を憎しみや怒りで拒絶するのは馬鹿でもできるが,人間を受け入れる
 ことはやはり努力がいるからである。   
                      『春は馬車にのって』


〇 自分というものは本当はだれにも恥ずかしいものである。われわれ
 が日常平気で生活できるのは自分の恥を直視しないですむためでもあ
 ろう。                     『現代の快人物』


〇 時間がないから,金力がないからというのは,自分が怠けるための
 口実だと言うことです。生活をエンジョイすることに臆病な人間の言
 い逃れに過ぎません。       『あなたの中の秘密のあなた』


〇 無邪気を装うぐらいは子供にとって朝飯前である。
                      『春は馬車にのって』


〇 私は嘗て先生から「おまえは米食い虫みたいだ」と言われ,その先
 生に深い恨みを持った記憶がある。叱るのはよいが,少年の人格まで
 傷つけるような言葉は決してよくない。
         『春は馬車にのって』


〇 われわれは宗教を失い,つまり人間の価値を機能主義の尺度で測る
 ようになってしまった。それでも今のところ,あの戦争中に比べれば
 ましだ。                 『生き上手死に上手』


〇「何かを畏れる心」の大切さ
  人間が人間について余り過信を持たぬ何かを持つことだ。
  己の考えだけが正しく寸分間違いはないという優越感。
  → 悪をはらむ
 自分の弱さに対する劣等感に欠けている。
 自分の脆さや自分以外の人間もまた人間であるという想像力に欠
   けている。 = 優等生
                      『生き上手死に上手』
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