「アニマシオンで道徳を」岩辺泰吏 かもがわ出版 2019年 /「毎日トクしている人の秘密」名越康文 PHP 2012年 ②【再掲載 2016.5】 [読書記録 教育]
今日は11月2日土曜日です。
今回は、岩辺泰吏さんの
「アニマシオンで道徳を」の紹介です。
出版社の案内には、
「絵本・読みもの・紙芝居の魅力を生かし、子どもとつくる道徳の授業
を読書のアニマシオンの手法より提案。オリジナルな授業例紹介、全
徳目の作品ガイド264冊付き。教科化の中で授業づくりに悩む小中学
校の先生に今日から役立つ。」
とあります。
アニマシオンとは、
「読書が好きでない人にも、本をたのしく読んでもらうための方法」
という意味と言えるでしょうか。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「読書のアニマシオンで子どもの心に本をとどける」
・「楽しむ・疑う・議論する道徳を」
・「あらゆる機会を通して私たちの道徳をつくり直そう」
もう一つ、再掲載になりますが、名越康文さんの
「毎日トクしている人の秘密」②を載せます。
☆「アニマシオンで道徳を」岩辺泰吏 かもがわ出版 2019年
◇はじめに
道徳から広い世界へいざなう
アニマシオンで道徳
「読書のアニマシオン」
-「子どもの心に本をとどける」
「楽しく・うたがう・議論する」学びあい
授業づくりと作品ガイド
授業づくりの具体的提案
264冊の絵本・読み物・紙芝居ガイド
4領域22項目で
楽しむ・疑う・議論する道徳を
いつも子供の側から
オープンエンドもあり
議論の習慣を育てよう
東京新聞 週一回発言欄「若者の声」
あらゆる機会を通して
私たちの道徳をつくり直そう
日本国憲法や世界の人権思想に学ぶ
あらためて読書と読み聞かせの力について
道徳教育は、この世界のあり方を考え、「ぼくたちはどう生
きるか」を語り、希望を語ることです。子供たちは私のパート
ナーです。この時代をともに歩いていく仲間です。
◇アニマシオンで道徳
「てん」 ピーター・レイノルズ あすなろ書房 2004年
A個性の伸長 小5・6
「そりゃあもういいひだったよ」新井良二 小学館 2010年
B感謝 小1・2 何気ない毎日が宝物
「なかまはずれファン」 B友情・信頼 小5・6
「みんなおんなじ? 質問絵本」五味太郎 ブロンズ新社 2010年
B相互理解 小3~
「サッカーとバナナの話」 B相互理解 友情信頼 小5・6~
「サプール」 「The SAPEUR」茶野邦男 オークラ出版
小5・6~ C国際理解・国際親善
「希望の牧場」森岳都 岩崎書店 2014年 生命の尊さ
小5・6~
◇絵本・読み物・紙芝居ガイド
A 主として自分自身に関すること
「生きることの意味を考える」渡部康
1 善悪の判断、自立、自由と責任
「あたまのなかのそのなかは」講談社 低:自分の考えは
「しけちゃんとじりつちゃん」室井滋 金の星社
低:自立を考える
「うわさごと」梅田俊作 汐文社 中:噂を跳ね返す力
「自由ってなに?」オスカー・ブルニフイエ 朝日出版社
2 正直・誠実
「いじわるなないしょオバケ」文英堂
「おこだでませんように」小学館
「皇帝にもらった花のたね」徳間書店
3 節度・節制
「アンナの赤いオーバー」評論社
「とにかくさけんでにげるんだ」岩崎書店
「もったいないばあさん」真珠まりこ
4 個性の伸長
「ジャガーとのやくそく」あかね書房
「ゆっくりがいっぱい」偕成社
☆「毎日トクしている人の秘密」名越康文 PHP 2012年 ②【再掲載 2016.5】
◇わたしの感覚はウソかもしれない
□自由と幸福は相容れない
身体教育研究所 野口裕之先生
「自由と幸福は、人間が生きる上での二大目標だが、この二つ
は決して共存することはない。なぜなら自由は一人で感じる
ものであり、幸せは他人と共有するものだからである」
幸せには「他者に対する依存性」が含まれる
幸福を求めるとき、人は多かれ少なかれ「幸福中毒」になっている
□幸福とは二元的なもの
野口先生
「そうですよね。心という感覚が出るときって、一人でいるとき
なんですよね」
「人の心が生じたのは、へその緒が切れたとき」
□幸福への鍵は感覚世界にある
真言密教高僧 中村公隆和尚、野口裕之、内田樹
□感覚を突き放す
「支流にひょいと出て帰ってくる」
単純な「幸せの追求ってどこか間違っている」
□「支流」をもつことの現世利益
□不安を運命に読み替える力
甲野先生
よみかえ
「これこそがわたしがこの世に存在した生まれてきた意味であ
る」
「自分の人生に起きることすべてのことを運命に落とし込む力」
□一万年のスケールで生きる
□力量は積み重ならない
□この世ならざる風景に触れる
□聞かれるとウソをつく
□大切なことは言葉にならない
岩淵輝 明大准教授
□やばいところに近付かない
「辺境ラジオ」MBSラジオ 内田樹
□「場の力」を知る
身体教育研究所・野口裕之先生
池上六朗
三輪自右の会主宰 三軸修正法
□「気持ち悪さ」を大事にする
「気持ち悪いと思ったら手を出さない」
アラーム
「よい場」を見出す力をつけ「悪い場」からは逃げる
□聖地は1㎝たりとも移動していない
宗教人類学者・植島啓司
「宗教は変わっても1㎝たりとも移動していない」
□直感力を育てる
□夜歩く 大円鏡箱
冷静な判断力を培うためには夜道を歩くトレーニングは有効
今回は、岩辺泰吏さんの
「アニマシオンで道徳を」の紹介です。
出版社の案内には、
「絵本・読みもの・紙芝居の魅力を生かし、子どもとつくる道徳の授業
を読書のアニマシオンの手法より提案。オリジナルな授業例紹介、全
徳目の作品ガイド264冊付き。教科化の中で授業づくりに悩む小中学
校の先生に今日から役立つ。」
とあります。
アニマシオンとは、
「読書が好きでない人にも、本をたのしく読んでもらうための方法」
という意味と言えるでしょうか。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「読書のアニマシオンで子どもの心に本をとどける」
・「楽しむ・疑う・議論する道徳を」
・「あらゆる機会を通して私たちの道徳をつくり直そう」
もう一つ、再掲載になりますが、名越康文さんの
「毎日トクしている人の秘密」②を載せます。
☆「アニマシオンで道徳を」岩辺泰吏 かもがわ出版 2019年
◇はじめに
道徳から広い世界へいざなう
アニマシオンで道徳
「読書のアニマシオン」
-「子どもの心に本をとどける」
「楽しく・うたがう・議論する」学びあい
授業づくりと作品ガイド
授業づくりの具体的提案
264冊の絵本・読み物・紙芝居ガイド
4領域22項目で
楽しむ・疑う・議論する道徳を
いつも子供の側から
オープンエンドもあり
議論の習慣を育てよう
東京新聞 週一回発言欄「若者の声」
あらゆる機会を通して
私たちの道徳をつくり直そう
日本国憲法や世界の人権思想に学ぶ
あらためて読書と読み聞かせの力について
道徳教育は、この世界のあり方を考え、「ぼくたちはどう生
きるか」を語り、希望を語ることです。子供たちは私のパート
ナーです。この時代をともに歩いていく仲間です。
◇アニマシオンで道徳
「てん」 ピーター・レイノルズ あすなろ書房 2004年
A個性の伸長 小5・6
「そりゃあもういいひだったよ」新井良二 小学館 2010年
B感謝 小1・2 何気ない毎日が宝物
「なかまはずれファン」 B友情・信頼 小5・6
「みんなおんなじ? 質問絵本」五味太郎 ブロンズ新社 2010年
B相互理解 小3~
「サッカーとバナナの話」 B相互理解 友情信頼 小5・6~
「サプール」 「The SAPEUR」茶野邦男 オークラ出版
小5・6~ C国際理解・国際親善
「希望の牧場」森岳都 岩崎書店 2014年 生命の尊さ
小5・6~
◇絵本・読み物・紙芝居ガイド
A 主として自分自身に関すること
「生きることの意味を考える」渡部康
1 善悪の判断、自立、自由と責任
「あたまのなかのそのなかは」講談社 低:自分の考えは
「しけちゃんとじりつちゃん」室井滋 金の星社
低:自立を考える
「うわさごと」梅田俊作 汐文社 中:噂を跳ね返す力
「自由ってなに?」オスカー・ブルニフイエ 朝日出版社
2 正直・誠実
「いじわるなないしょオバケ」文英堂
「おこだでませんように」小学館
「皇帝にもらった花のたね」徳間書店
3 節度・節制
「アンナの赤いオーバー」評論社
「とにかくさけんでにげるんだ」岩崎書店
「もったいないばあさん」真珠まりこ
4 個性の伸長
「ジャガーとのやくそく」あかね書房
「ゆっくりがいっぱい」偕成社
☆「毎日トクしている人の秘密」名越康文 PHP 2012年 ②【再掲載 2016.5】
◇わたしの感覚はウソかもしれない
□自由と幸福は相容れない
身体教育研究所 野口裕之先生
「自由と幸福は、人間が生きる上での二大目標だが、この二つ
は決して共存することはない。なぜなら自由は一人で感じる
ものであり、幸せは他人と共有するものだからである」
幸せには「他者に対する依存性」が含まれる
幸福を求めるとき、人は多かれ少なかれ「幸福中毒」になっている
□幸福とは二元的なもの
野口先生
「そうですよね。心という感覚が出るときって、一人でいるとき
なんですよね」
「人の心が生じたのは、へその緒が切れたとき」
□幸福への鍵は感覚世界にある
真言密教高僧 中村公隆和尚、野口裕之、内田樹
□感覚を突き放す
「支流にひょいと出て帰ってくる」
単純な「幸せの追求ってどこか間違っている」
□「支流」をもつことの現世利益
□不安を運命に読み替える力
甲野先生
よみかえ
「これこそがわたしがこの世に存在した生まれてきた意味であ
る」
「自分の人生に起きることすべてのことを運命に落とし込む力」
□一万年のスケールで生きる
□力量は積み重ならない
□この世ならざる風景に触れる
□聞かれるとウソをつく
□大切なことは言葉にならない
岩淵輝 明大准教授
□やばいところに近付かない
「辺境ラジオ」MBSラジオ 内田樹
□「場の力」を知る
身体教育研究所・野口裕之先生
池上六朗
三輪自右の会主宰 三軸修正法
□「気持ち悪さ」を大事にする
「気持ち悪いと思ったら手を出さない」
アラーム
「よい場」を見出す力をつけ「悪い場」からは逃げる
□聖地は1㎝たりとも移動していない
宗教人類学者・植島啓司
「宗教は変わっても1㎝たりとも移動していない」
□直感力を育てる
□夜歩く 大円鏡箱
冷静な判断力を培うためには夜道を歩くトレーニングは有効
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