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「丸の内朝大学内藤忍のマネーの教科書」内藤忍 朝日新聞出版 2011年 ③ /「みんなの学校問題」池上彰 講談社 1999年 ⑥【再掲載 2015.9】 [読書記録 一般]

今日は11月7日、木曜日です。


今回は、11月4日に続いて内藤忍さんの
「丸の内朝大学 内藤忍のマネーの教科書」の紹介 3回目です。


出版社の案内には、

「『朝活』の代名詞となっている丸の内朝大学の人気講座を再現!日本
人はなぜお金との付き合いが下手なのか? お金の体質改善とは? 
投資とギャンブルの違いは? 預金だけではなぜいけない? 老後に
必要なのはいくら? 投資の五つの原則とは? お金との賢い付き合
い方が身につきます。」

とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「ギャンブルから新しい価値は生まれない」


・「ドキドキしたいが、ドキドキしたくない」


・「横並び主義をやめる」




もう一つ、再掲載になりますが、池上彰さんの
「みんなの学校問題」⑥を載せます。





☆「丸の内朝大学内藤忍のマネーの教科書」内藤忍 朝日新聞出版 2011年 ③

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◇投資とギャンブルの違いは何か 
投資とギャンブル、どっちがオトク?
  
  ギャンブルから新しい価値は生まれない 
手数料 投資 1~0.1%

  ドキドキしたいが、ドキドキしたくない

  ドキドキしないためには
2つの分散
  ① タイミングの分散
     ② 投資先の分散
  
  資産を6つに分類する
    株式          債権  
円貨 20%①株、投信   20%②定期預金、国債
外貨 30%③株、投信   10%④外貨預金
流動性資産+α 20%⑤⑥現金、普預

  自分の資産比率を計算しよう

  資産分配はバランスが重要
幕の内弁当のように



◇なぜお金を増やすことが必要なのか
投資の3つのメリット
① 資産が増える
② 自己成長できる
③ 社会貢献になる

  投資しないとどうなるか?
   - お金の流れをバランスシートで考える
  
  銀行預金 生保、年金、国債との関係 
銀行 20%
郵貯 50%  国債を買っている

  400万円しかない人が900万円で生活し、9000万円借金して
    いる
     国債を買っているのが国内の投資家
     しかし、国債が売られるリスク     

  エリート銀行員は正しい投資判断ができるのか



◇お金を残すための第一歩を始めよう
お金は目的ではなく手段

老後に大切なのは、「いつまでにいくら」
必要なのは、まず2000万円

  おもったより人生にお金はかかる 
横並び主義をやめる








☆「みんなの学校問題」池上彰 講談社 1999年 ⑥【再掲載 2015.9】

[出版社の案内]

どうして学校は崩壊するのか、みんなと違うことで生まれる「いじめ」、
偏差値と通知表におびえる子どもの実態、PTAは誰がやる?など、学校
の「大疑問」をわかりやすく解説する。

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◇学力向上に励むアメリカ
□教育は州と学区が決めること
  教育省 1984年設置
 63制 54制 45制 
    義務教育8~12年


□学校の費用は地元住民が負担
アメリカでは教員の給与が他より低い 
  給料は10か月分  学校税


□「危機感」から教育改革へ
  ニッポンに負けるな。もっとしっかりした教育を。


□教育改革で有名になったクリントン大統領
  アーカンソー州知事時代
    州の教育改革法を成立させた 
    → 全国に知られた
       ① 25人以下学級 
       ② 義務教育15歳まで → 17歳までに
    ③ 一斉学力テスト 
       ④ 高卒単位増加 
       ⑤ 教員給与引き上げ
   ⑥ 教員テスト(先生たちに緊張感を)
  → アーカンソー州以外に広がる
    ◎ 他州の方が力を入れたが,「教育改革に成果を上げた」と
     いう評判が大統領選挙の勝利に貢献した


□「国家目標」を設定
  ブッシュ
    自らを「教育大統領」 
  2000年までに
    ① 小学校入学までに学習への準備ができていること
 ② 高校の卒業率を90%までに引き上げる
    ③ 6年8年12年進級時に主要教科の実力チェック
    ④ 理科と数学の成果でアメリカが一位となる
    ⑤ 成人がすべて識字能力を持つ
    ⑥ 学校を薬物暴力から解放して規律正しい環境にする
→ 1994年「アメリカを教育する法律」
 → 国家カリキュラム 


□近づく日本とアメリカの考え方
〇 教育委員会・各学校の自由に任せるアメリカのやり方を取り入
   れる日本
〇 国としての水準を定めている日本の方法を参考にするアメリカ


□「チャータースクール」の挑戦
  チャータースクール 
    従来の学校に満足できない父母や教師が自分たちでつくった学
   校を教育委員会から特別に認めてもらうこと
チャーター
   =「特別な認可」
  1991年 ミネソタ州
  ◎ 費用は一人当たり公立学校と同じ分だけ教育委員会から支給さ
   れる
→ 定期的に監査(成果が上がらないと閉鎖)
公立か私立かチャーターか
   - 選択の一つ
通学区域の自由化よりはもっと緩やか
 = 緩やかな競争原理
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コメント 6

mm

おはようございます^^
横並び主義、わたくしも反対です。
by mm (2024-11-07 06:28) 

ハマコウ

mmさん ありがとうございます。
わたしを支えてきたかもしれない横並び主義。
家庭中心の生活となった今、少しずつ抗っています。

by ハマコウ (2024-11-07 07:10) 

いっぷく

老後にとりあえず2000万円は、人によって必要な額は違うでしょうから言い切っていいのだろうかと思います。
by いっぷく (2024-11-07 17:35) 

ハマコウ

いっぷくさん ありがとうございます。
心配のありようも、お金の使い方もそれぞれですね。
資産バランスの考え方もいろいろ。
年金生活に入ってから、一年間の様子をみようと考えています。
by ハマコウ (2024-11-07 18:06) 

tai-yama

日本式を取り入れた米国と、アメリカ式を取り入れた日本
果たして数年後どちらの教育が上になっているのか
比較してみたら面白い気がしたり。
by tai-yama (2024-11-07 23:04) 

ハマコウ

tai-yamaさん ありがとうございます。

プログラミング教育、インクルーシブ教育、人権教育、消費者教育
小中連携教育、LGBT教育、起業家教育、環境教育、安全教育、福祉教育、キャリア教育、心の教育国際理解教育、ボランティア教育
多文化共生教育、食育教育、NIE教育、防災教育、がん教育‥

文科省はいろいろな業界の要望を聞いてばかり‥
そんなに大事なのかなあ。
本当に大切なものに絞った方がよい気がします。
by ハマコウ (2024-11-08 09:48) 

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