「責めず、比べず、思い出さず」高田明和 コスモ21 2011年 (前) /「実践子どもウォッチング」上條晴夫 民衆社 1993年 ②【再掲載 2016.9】 [読書記録 一般]
今日は11月22日、金曜日です。
今回は高田明和さんの
「責めず、比べず、思い出さず」の紹介 1回目(前)です。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「心を信ずればすべてを支えることができる」
・「妄想、執着の心が清らかな心の邪魔をしている」
・「考えない、思い出さないことが大切」
もう一つ、再掲載になりますが、上條晴夫さんの
「実践子どもウォッチング」②を載せます。
☆「責めず、比べず、思い出さず」高田明和 コスモ21 2011年 (前)
◇プロローグ
禅の最も大切な教え
= 「不思禅、不思悪」
良いことも悪いことも考えない
「責めず、比べず、思い出さず」
◇前向きな「心」で明るく生きる
「心のあり方」を理解することで鬱病を克服
心の本質を伝える逸話
- 心を失うと本当の自分ではなくなる
西洋にも教訓
「心を信ずればすべてを支えることができる」
釈尊の教え
「妄想、執着の心が清らかな心の邪魔をしている」
心の暗雲
~ 妄想、執着、煩悩
禅問答で心の本質を理解する
本来の心「汚れのない、清らかで、楽なものだ」
考えない、思い出さないことが大切
多くの人が心の問題で悩んでいる
□宇宙の三大原理
① 諸行無常
-「今」しかない あるのは「今」ばかり
苦しみの元は「過去の反省」と「未来の心配」
② 諸法無我
- 人生は因縁によって左右される
因 … 直接の条件 種 モミ
縁 … 関節の条件 土、水分、太陽(熱)(光)
心が楽になることが幸運
楽という貯金通帳
善行 悪行
因小果大
③ 涅槃静寂
- わたしたちの心は罪もなく清らかなもの
□釈尊の貴重な教え「四聖諦」
苦諦 - 人は「生老病死」の苦しみから逃れられない
集諦 - 苦しみの原因
円覚寺・古川堯道老師(元管長)
「若いときに不陰徳をした人の晩年は必ず悪い」
滅諦 - 「考えない」「思い出さない」
道諦 - 日常生活の努力目標
8つの方向 八正道
☆「実践子どもウォッチング」上條晴夫 民衆社 1993年 ②【再掲載 2016.9】
[出版社の案内]
子どもたちは、その姿勢・しぐさ・動作などに込めて、言葉にならない
さまざまなサイン・メッセージを発信しています。それらを見のがさず、
しっかり受けとめてやれるセンスを教師が磨き、子どもたちとのコミュ
ニケーションを豊かに育むためのヒントを本書のなかに見いだすことが
できるでしょう。
◇投げ出された足
足の位置と満足度
満足度じゃんけん
五本指 … とてもおもしろかった
四本指 … まあおもしろかった
三本指 … どちらともいえない
二本指 … あまりおもしろくなかった
一本指 … 全然おもしろくなかった
◇グループ並びっこ競争
集団の規律とウォッチング
班の並びっこ
① 背の順
② 誕生日の早い順
③ 学校に家が近い順
④ 前髪の長い順 等々
ゲーム化する
評価 スピード = 動き
観点
「リーダーの声と動き」
「リーダーの動き」
「メンバーの動き」
◇集中力
集中力のサイン
「目」「耳」「体=向き」
「音を消すこと」=目標
◇トリガー(引き金)
集中力を欠く場合必ず引き金を引く子の動きがある
① 私語の開始
② この動きに呼応ししゃべり始める
③ 後は誰も彼もが一気に
◇相撲の授業
腰のしなやかさに子どもの意欲を読みとる
宮原清『からだは太陽のように』草土文化
一か月の相撲の授業
肩押し相撲
座り相撲
片足ケンケン相撲
しゃがみ相撲
腕組み相撲
◇体を斜めにして跳び箱の前に立つ
五人の動きを同時に見る
= 見ることに徹底的にこだわる
◇ボールキャッチの基本
「かかとが床から離れているか」
ジャンプキャッチ = かかと
◇「熱中先生」の手の位置と形
なってみる
男性教師 … 手をパーで順手
女性教師 … 手をパーで逆手
水谷(熱中先生) … 手をグーで腰
◇漢字学習法ウォッチング
「時間を限定してみる」
① ボンヤリと眺める
② ノートに書き写す
③ 自己テストをする
◇読書案内
ジュリアス・ファスト「ボディランゲージ」
デズモンド・モリス 「マン・ウォッチング」
多田道太郎「しぐさの日本文化」角川文庫
野村雅一「しぐさの世界 身体表現の民族学」
エドワード・ホール「沈黙の言葉」南雲堂
今回は高田明和さんの
「責めず、比べず、思い出さず」の紹介 1回目(前)です。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「心を信ずればすべてを支えることができる」
・「妄想、執着の心が清らかな心の邪魔をしている」
・「考えない、思い出さないことが大切」
もう一つ、再掲載になりますが、上條晴夫さんの
「実践子どもウォッチング」②を載せます。
☆「責めず、比べず、思い出さず」高田明和 コスモ21 2011年 (前)
◇プロローグ
禅の最も大切な教え
= 「不思禅、不思悪」
良いことも悪いことも考えない
「責めず、比べず、思い出さず」
◇前向きな「心」で明るく生きる
「心のあり方」を理解することで鬱病を克服
心の本質を伝える逸話
- 心を失うと本当の自分ではなくなる
西洋にも教訓
「心を信ずればすべてを支えることができる」
釈尊の教え
「妄想、執着の心が清らかな心の邪魔をしている」
心の暗雲
~ 妄想、執着、煩悩
禅問答で心の本質を理解する
本来の心「汚れのない、清らかで、楽なものだ」
考えない、思い出さないことが大切
多くの人が心の問題で悩んでいる
□宇宙の三大原理
① 諸行無常
-「今」しかない あるのは「今」ばかり
苦しみの元は「過去の反省」と「未来の心配」
② 諸法無我
- 人生は因縁によって左右される
因 … 直接の条件 種 モミ
縁 … 関節の条件 土、水分、太陽(熱)(光)
心が楽になることが幸運
楽という貯金通帳
善行 悪行
因小果大
③ 涅槃静寂
- わたしたちの心は罪もなく清らかなもの
□釈尊の貴重な教え「四聖諦」
苦諦 - 人は「生老病死」の苦しみから逃れられない
集諦 - 苦しみの原因
円覚寺・古川堯道老師(元管長)
「若いときに不陰徳をした人の晩年は必ず悪い」
滅諦 - 「考えない」「思い出さない」
道諦 - 日常生活の努力目標
8つの方向 八正道
☆「実践子どもウォッチング」上條晴夫 民衆社 1993年 ②【再掲載 2016.9】
[出版社の案内]
子どもたちは、その姿勢・しぐさ・動作などに込めて、言葉にならない
さまざまなサイン・メッセージを発信しています。それらを見のがさず、
しっかり受けとめてやれるセンスを教師が磨き、子どもたちとのコミュ
ニケーションを豊かに育むためのヒントを本書のなかに見いだすことが
できるでしょう。
◇投げ出された足
足の位置と満足度
満足度じゃんけん
五本指 … とてもおもしろかった
四本指 … まあおもしろかった
三本指 … どちらともいえない
二本指 … あまりおもしろくなかった
一本指 … 全然おもしろくなかった
◇グループ並びっこ競争
集団の規律とウォッチング
班の並びっこ
① 背の順
② 誕生日の早い順
③ 学校に家が近い順
④ 前髪の長い順 等々
ゲーム化する
評価 スピード = 動き
観点
「リーダーの声と動き」
「リーダーの動き」
「メンバーの動き」
◇集中力
集中力のサイン
「目」「耳」「体=向き」
「音を消すこと」=目標
◇トリガー(引き金)
集中力を欠く場合必ず引き金を引く子の動きがある
① 私語の開始
② この動きに呼応ししゃべり始める
③ 後は誰も彼もが一気に
◇相撲の授業
腰のしなやかさに子どもの意欲を読みとる
宮原清『からだは太陽のように』草土文化
一か月の相撲の授業
肩押し相撲
座り相撲
片足ケンケン相撲
しゃがみ相撲
腕組み相撲
◇体を斜めにして跳び箱の前に立つ
五人の動きを同時に見る
= 見ることに徹底的にこだわる
◇ボールキャッチの基本
「かかとが床から離れているか」
ジャンプキャッチ = かかと
◇「熱中先生」の手の位置と形
なってみる
男性教師 … 手をパーで順手
女性教師 … 手をパーで逆手
水谷(熱中先生) … 手をグーで腰
◇漢字学習法ウォッチング
「時間を限定してみる」
① ボンヤリと眺める
② ノートに書き写す
③ 自己テストをする
◇読書案内
ジュリアス・ファスト「ボディランゲージ」
デズモンド・モリス 「マン・ウォッチング」
多田道太郎「しぐさの日本文化」角川文庫
野村雅一「しぐさの世界 身体表現の民族学」
エドワード・ホール「沈黙の言葉」南雲堂
並びっこ、学校に家が近い順はそもそもみんな学区内だと似たりよったりの距離でしょうから、どの道を通るかで判断が別れて揉めそうですね。
by いっぷく (2024-11-22 21:54)
いっぷくさん ありがとうございます。
よくもめるのですが、競争に勝ちたいのでだいたいで決めてしまいます。もめると、話し合いの練習にもなります。わいわいと賑やかで楽しそうに取り組みます。
by ハマコウ (2024-11-23 06:40)