山折哲雄さんはこんなことを 26-「宗教の話」朝日新聞社 1997年 (5) /「教育の死角」笠井喜世 那珂書房 1998年 ③【再掲載 2015.11】 [読書記録 宗教]
11月25日月曜日、今回は、11月5日に続き、
山折哲雄さんはこんなことをの紹介25回目、
「宗教の話」の紹介 4回目です。
出版社の案内には、
「日本人にとって宗教とは何か。宗教学の第一人者が、オウム真理教事
件を機に、宗教と日本人について考えた警醒の書。麻原教祖から親鸞、
蓮如、日蓮まで日本人の宗教心をめぐって、思いのたけを語る。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「ジャーナリスト 無神論者のまなざし」
・「現代日本の不幸は,宗教がほとんど無自覚的な無神論者たちのまな
ざしによって包囲され銃撃されている」
もう一つ、再掲載になりますが、笠井喜世さんの
「教育の死角」③を載せます。
☆山折哲雄さんはこんなことを 26-「宗教の話」朝日新聞社 1997年 (5)
◇日本列島「カルト」の尾てい骨
近世民衆
~ 新しいミロク信仰
鹿島踊り
~ ミロクの世を称える歌
→ 幕末世直し 熱狂的踊り エエジャナイカ運動
= いまここに(=日本人の現世的感覚)
日本人
自己と宇宙と当分に眺めるだけの構想力欠如
- オウム本拠地 富士山麓
今ここの末法思想
◇ジャーナリストの目
ジャーナリスト
~ 無神論者のまなざし
宗教の現象を社会学や人類学の枠組みで
一面的宗教社会的思考
高度消費社会の出現 オイルショックを分水嶺として
「カルト」というキーワード
1978年 「人民寺院」事件 集団自殺
1993年 「ブランチ・デヴィアン事件」集団自殺
ステロタイプ 家族崩壊・競争社会・偏差値教育
社会の排泄物の幻想
一面的な見方ではなかろうか
宗教の現象には,決して社会的な現象へと還元をし尽くすこ
とのできない歴史の記憶が刻み込まれている
宗教と戦争とは切っても切れない関係
十字軍 一向一揆
宗教
精神的救済 と 相互殺戮の消耗戦の繰り返し
出家断食 ~ 主体滅却 法悦実現の伝統
現代日本の不幸は,宗教がほとんど無自覚的な無神論者
たちのまなざしによって包囲され銃撃されている
☆「教育の死角」笠井喜世 那珂書房 1998年 ③【再掲載 2015.11】
◇プロローグ
教育は学校任せ
公立高校に三種類
① 進学校
② 中堅校
③ 教育困難校 ランク付け
表面的な学校批判が横行している
◇「首切り学校」の再生
教育になじめない生徒たち
厳然たる高校間格差
教師のふれあい合宿
藤本博 三動塾「心」「体」「頭」
教師の「生徒体験を語る」
本音を出し合う教師たち
= 自分を見つめ直す時間を持つ大切さ
停学生参加の教師研修
全紙大の画用紙に点描画
用具 大画用紙・12色水彩・割り箸・皿
① 輪郭を描く
② 大胆に単純できれいに色が出るものをかく
③ ほしい色を皿に取り,割り箸の先に付け,判を押す
ように色を付ける
④ 点を重ねて絵にする
~ 線は描かない
⑤ 空白をなくす
合宿は2年間のみにとどまった
- 後任者の意欲?
どのようにすばらしいことでも,時が変わり人が変わると,
それを継続することが困難になると言う『学校」という現場
の悪しき特徴
画期的な学校謹慎
停学=生徒の有給休暇 になってしまっている
教師世界の現状
◇蘇った教育困難校
崩壊寸前の学校「県立鹿島灘高校」
「私は生徒の前では,生徒の話し言葉に合わせた言葉を使うよう
にしている。気取った言葉遣いや難しい言葉遣いが,生徒たち
の拒否反応を必ず招く」
「鬼の笠井と仏の笠井」
悪い生徒には厳しく指導し,指導に乗った後はとことん面倒を
見る
瞑想する教師の情景
「出席簿が汚れてきたら要注意」
学校現状3つのマイナス面
① 生徒の高校生としての資質が,彼等が本来持っているもの
よりもさらに低い状態で学校生活の中で息づいている。
② 教師がそれぞれバラバラに仕事をしていて,集団としての
力を出していない。
むしろマイナス面が多く出ている。
③ 管理職が自分の目標や意図を職員や生徒に伝え切れていな
い。
=「あつものに懲りてなますを吹く」状況
山折哲雄さんはこんなことをの紹介25回目、
「宗教の話」の紹介 4回目です。
出版社の案内には、
「日本人にとって宗教とは何か。宗教学の第一人者が、オウム真理教事
件を機に、宗教と日本人について考えた警醒の書。麻原教祖から親鸞、
蓮如、日蓮まで日本人の宗教心をめぐって、思いのたけを語る。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「ジャーナリスト 無神論者のまなざし」
・「現代日本の不幸は,宗教がほとんど無自覚的な無神論者たちのまな
ざしによって包囲され銃撃されている」
もう一つ、再掲載になりますが、笠井喜世さんの
「教育の死角」③を載せます。
☆山折哲雄さんはこんなことを 26-「宗教の話」朝日新聞社 1997年 (5)
◇日本列島「カルト」の尾てい骨
近世民衆
~ 新しいミロク信仰
鹿島踊り
~ ミロクの世を称える歌
→ 幕末世直し 熱狂的踊り エエジャナイカ運動
= いまここに(=日本人の現世的感覚)
日本人
自己と宇宙と当分に眺めるだけの構想力欠如
- オウム本拠地 富士山麓
今ここの末法思想
◇ジャーナリストの目
ジャーナリスト
~ 無神論者のまなざし
宗教の現象を社会学や人類学の枠組みで
一面的宗教社会的思考
高度消費社会の出現 オイルショックを分水嶺として
「カルト」というキーワード
1978年 「人民寺院」事件 集団自殺
1993年 「ブランチ・デヴィアン事件」集団自殺
ステロタイプ 家族崩壊・競争社会・偏差値教育
社会の排泄物の幻想
一面的な見方ではなかろうか
宗教の現象には,決して社会的な現象へと還元をし尽くすこ
とのできない歴史の記憶が刻み込まれている
宗教と戦争とは切っても切れない関係
十字軍 一向一揆
宗教
精神的救済 と 相互殺戮の消耗戦の繰り返し
出家断食 ~ 主体滅却 法悦実現の伝統
現代日本の不幸は,宗教がほとんど無自覚的な無神論者
たちのまなざしによって包囲され銃撃されている
☆「教育の死角」笠井喜世 那珂書房 1998年 ③【再掲載 2015.11】
◇プロローグ
教育は学校任せ
公立高校に三種類
① 進学校
② 中堅校
③ 教育困難校 ランク付け
表面的な学校批判が横行している
◇「首切り学校」の再生
教育になじめない生徒たち
厳然たる高校間格差
教師のふれあい合宿
藤本博 三動塾「心」「体」「頭」
教師の「生徒体験を語る」
本音を出し合う教師たち
= 自分を見つめ直す時間を持つ大切さ
停学生参加の教師研修
全紙大の画用紙に点描画
用具 大画用紙・12色水彩・割り箸・皿
① 輪郭を描く
② 大胆に単純できれいに色が出るものをかく
③ ほしい色を皿に取り,割り箸の先に付け,判を押す
ように色を付ける
④ 点を重ねて絵にする
~ 線は描かない
⑤ 空白をなくす
合宿は2年間のみにとどまった
- 後任者の意欲?
どのようにすばらしいことでも,時が変わり人が変わると,
それを継続することが困難になると言う『学校」という現場
の悪しき特徴
画期的な学校謹慎
停学=生徒の有給休暇 になってしまっている
教師世界の現状
◇蘇った教育困難校
崩壊寸前の学校「県立鹿島灘高校」
「私は生徒の前では,生徒の話し言葉に合わせた言葉を使うよう
にしている。気取った言葉遣いや難しい言葉遣いが,生徒たち
の拒否反応を必ず招く」
「鬼の笠井と仏の笠井」
悪い生徒には厳しく指導し,指導に乗った後はとことん面倒を
見る
瞑想する教師の情景
「出席簿が汚れてきたら要注意」
学校現状3つのマイナス面
① 生徒の高校生としての資質が,彼等が本来持っているもの
よりもさらに低い状態で学校生活の中で息づいている。
② 教師がそれぞれバラバラに仕事をしていて,集団としての
力を出していない。
むしろマイナス面が多く出ている。
③ 管理職が自分の目標や意図を職員や生徒に伝え切れていな
い。
=「あつものに懲りてなますを吹く」状況
拙ブログへコメントありがとうございます。
<健康第一>を改めて痛感しました。
by johncomeback (2024-11-25 22:09)
johncomebackさん、不調が多くなりましたが、
わたしも健康第一で身体に気を遣うようにします。
by ハマコウ (2024-11-26 06:58)