「勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋」 石田勝紀 ダイヤモンド社 2023年 ① /「昭和史をどう生きたか」半藤一利 東京書籍 2014年 ⑨【再掲載 2015.9】 [読書記録 教育]
今日は12月4日、水曜日です。
今回は石田勝紀さんの
「勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけ
どの処方箋」
1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「1万件を超える『幼児から高校生までの保護者の悩み相談』を受け、
4千人以上の小中高校生に勉強を教えてきた教育者・石田勝紀が送
る、子どもを勉強嫌いにしないための本。子どもに失敗してほしく
ない、教育熱心な人ほど苦悩を抱える大問題への意外な解決法を、
子育てを『動物園型』『牧場型』『サバンナ型』にたとえて解説し
ます。親子のタイプ診断と相性別対処法を使えば、自分から勉強する
子になるのは時間の問題です。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「指示する動物園型か、黙って見守る牧場型か」
・「少しずつ手放していけば自立に向かう」
・「過干渉タイプの親の子は中高生になると一気に反抗し始める」
・「問題なのは牧場の柵を少しずつ広げて『自分のことは自分でする』
という生活能力を身に付けさせ、物事の善悪や危険回避について教
えていた場合」
もう一つ、再掲載になりますが、半藤一利さんの
「昭和史をどう生きたか」⑨を載せます。
☆「勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋」 石田勝紀 ダイヤモンド社 2023年 ①
◇はじめに
「自分から勉強する子」に育つたった一つの方法は?
「動物園型」と「牧場型」の子育て
~ 子どもの自由な行動範囲が狭いか広いか
「親の理想」より「子どもの才能」優先という考え方
指示する動物園型か、黙って見守る牧場型か
「自分から勉強する子」は人に言われなくても行動できる子
少しずつ手放していけば - 自立
◇勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけ どの原因
◎子育てを3つのステージに例えたら「覚悟が決まった親」が大量発生
□過干渉タイプ
○ 子どもがやることは全部親が決めている
○ 子どもが何かをするときは親が先回りしてなるべく失敗させな
いようにしている
○ 子どもが親の思い通りにならないとイライラして感情的になる
ことがある
- いずれかに当てはまる人は過干渉タイプ
中高生になると一気に反抗し始める
□子どもの成長に合わせて進めよう
◎動物園型
何もしないでぐうたらしているだけでえさをもらえるけれども、
自由のない狭い場所でしか生きられない
◎牧場型
昼間は草原で自由に行動でき、動物舎に帰れば安全・安心が保
たれた寝る場所やえさがある
◎サバンナ型
いちばん自由でどこにでも行けるけれども、危険から身を守り、
自分で水や食べ物を探しながら生きていかなければならない
□子どもが気になってしょうがない親の躓きポイント2つ
① 幼児期に「牧場型」をスタートできず、狭い枠の中に子どもを閉
じ込めて自由を奪ってしまうケース
※ 幼児期以降は本人の自主性に任せ自由に遊ばせる時間が大切
② 中学生になった頃「牧場型」に移行し、行動範囲がうまく広がっ
ていく場合と、うまくいかなくて「動物園型」のままになる場合が
ある
※ 問題なのは牧場の柵を少しずつ広げて、「自分のことは自分
でする」という生活能力を身に付けさせ、物事の善悪や危険回
避について教えていた場合
□例外的な天才タイプはそれにあった関わり方
まれに中学生の頃から未来の森に向かって水からサバンナに出て
いく早熟な子
☆「昭和史をどう生きたか」半藤一利 東京書籍 2014年 ⑨【再掲載 2015.9】
◇無責任論 野坂昭如 昭和5年神奈川県生
□無責任の自嘲性
「世直しの会」野坂昭如 永六輔 小林亜星
押しつけがましくなく余裕があってユーモラス
無責任という記号
「アカ」「右翼」同様
□戦争責任と敗戦責任
法の上で戦争責任は昭和天皇にはない
戦争を避ける努力を精一杯やった
敗戦責任
牟田口康也 富永恭次 乃木大将
責任のグローバル化か
… あまり責任無責任とゴタゴタ言わない
アメリカ弁護士社会
~ かちかちの責任社会 = 一億総監視時代
□繁栄犯罪人
□もっと姿かたちのいい国に
日本は終戦でそれまでの生活の基準を全否定
~ 倹約、慎ましさ
文化そのものを否定
日本には基準が無くなってしまった
「おまえ、金儲けばかり考えちゃいけないよ」とコントロール
してくれる「精神の基準」がなくなってしまった
平和主義・民主主義・個人主義・自由主義
-「主義」と名の付くものを何も考えずに受け入れたことが問題
□「足を知る」感覚
野坂昭如 「自然」
「自然をこれ以上壊さないことにしよう」
今回は石田勝紀さんの
「勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけ
どの処方箋」
1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「1万件を超える『幼児から高校生までの保護者の悩み相談』を受け、
4千人以上の小中高校生に勉強を教えてきた教育者・石田勝紀が送
る、子どもを勉強嫌いにしないための本。子どもに失敗してほしく
ない、教育熱心な人ほど苦悩を抱える大問題への意外な解決法を、
子育てを『動物園型』『牧場型』『サバンナ型』にたとえて解説し
ます。親子のタイプ診断と相性別対処法を使えば、自分から勉強する
子になるのは時間の問題です。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「指示する動物園型か、黙って見守る牧場型か」
・「少しずつ手放していけば自立に向かう」
・「過干渉タイプの親の子は中高生になると一気に反抗し始める」
・「問題なのは牧場の柵を少しずつ広げて『自分のことは自分でする』
という生活能力を身に付けさせ、物事の善悪や危険回避について教
えていた場合」
もう一つ、再掲載になりますが、半藤一利さんの
「昭和史をどう生きたか」⑨を載せます。
☆「勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋」 石田勝紀 ダイヤモンド社 2023年 ①
◇はじめに
「自分から勉強する子」に育つたった一つの方法は?
「動物園型」と「牧場型」の子育て
~ 子どもの自由な行動範囲が狭いか広いか
「親の理想」より「子どもの才能」優先という考え方
指示する動物園型か、黙って見守る牧場型か
「自分から勉強する子」は人に言われなくても行動できる子
少しずつ手放していけば - 自立
◇勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけ どの原因
◎子育てを3つのステージに例えたら「覚悟が決まった親」が大量発生
□過干渉タイプ
○ 子どもがやることは全部親が決めている
○ 子どもが何かをするときは親が先回りしてなるべく失敗させな
いようにしている
○ 子どもが親の思い通りにならないとイライラして感情的になる
ことがある
- いずれかに当てはまる人は過干渉タイプ
中高生になると一気に反抗し始める
□子どもの成長に合わせて進めよう
◎動物園型
何もしないでぐうたらしているだけでえさをもらえるけれども、
自由のない狭い場所でしか生きられない
◎牧場型
昼間は草原で自由に行動でき、動物舎に帰れば安全・安心が保
たれた寝る場所やえさがある
◎サバンナ型
いちばん自由でどこにでも行けるけれども、危険から身を守り、
自分で水や食べ物を探しながら生きていかなければならない
□子どもが気になってしょうがない親の躓きポイント2つ
① 幼児期に「牧場型」をスタートできず、狭い枠の中に子どもを閉
じ込めて自由を奪ってしまうケース
※ 幼児期以降は本人の自主性に任せ自由に遊ばせる時間が大切
② 中学生になった頃「牧場型」に移行し、行動範囲がうまく広がっ
ていく場合と、うまくいかなくて「動物園型」のままになる場合が
ある
※ 問題なのは牧場の柵を少しずつ広げて、「自分のことは自分
でする」という生活能力を身に付けさせ、物事の善悪や危険回
避について教えていた場合
□例外的な天才タイプはそれにあった関わり方
まれに中学生の頃から未来の森に向かって水からサバンナに出て
いく早熟な子
☆「昭和史をどう生きたか」半藤一利 東京書籍 2014年 ⑨【再掲載 2015.9】
◇無責任論 野坂昭如 昭和5年神奈川県生
□無責任の自嘲性
「世直しの会」野坂昭如 永六輔 小林亜星
押しつけがましくなく余裕があってユーモラス
無責任という記号
「アカ」「右翼」同様
□戦争責任と敗戦責任
法の上で戦争責任は昭和天皇にはない
戦争を避ける努力を精一杯やった
敗戦責任
牟田口康也 富永恭次 乃木大将
責任のグローバル化か
… あまり責任無責任とゴタゴタ言わない
アメリカ弁護士社会
~ かちかちの責任社会 = 一億総監視時代
□繁栄犯罪人
□もっと姿かたちのいい国に
日本は終戦でそれまでの生活の基準を全否定
~ 倹約、慎ましさ
文化そのものを否定
日本には基準が無くなってしまった
「おまえ、金儲けばかり考えちゃいけないよ」とコントロール
してくれる「精神の基準」がなくなってしまった
平和主義・民主主義・個人主義・自由主義
-「主義」と名の付くものを何も考えずに受け入れたことが問題
□「足を知る」感覚
野坂昭如 「自然」
「自然をこれ以上壊さないことにしよう」
今では読書や勉強が趣味ですが、私は子供のころ勉強が嫌いでした。
超サバンナ型であったため、勉強嫌いを親に言われることは
ありませんでしたが、口うるさく言わないことによって、
嫌悪感を持たないものなんですかね。
ちなみに天才タイプではありません。
by t-yahiro (2024-12-05 23:44)
t-yahiroさん ありがとうございます。
勉強勉強と強いられなかったのはわたしも同じですが、慎重(臆病)なため、わたしはずっと牧場型のままとどまっています。
「超サバンナ型」の人をとてもうらやましく感じています。
by ハマコウ (2024-12-06 06:37)