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山折哲雄さんはこんなことを 28-「宗教の話」朝日新聞社 1997年 (7) /「無理して学校へ行かなくていいは本当か」水野達朗 PHP 2015年 ②【再掲載 2016.12】 [読書記録 宗教]

今日は12月15日日曜日、こちらでは「地の神様」の祭日です。
お赤飯をお供えします。


今回は、12月5日に続き、
山折哲雄さんはこんなことをの紹介28回目、
「宗教の話」の紹介 7回目です。


出版社の案内には、


「日本人にとって宗教とは何か。宗教学の第一人者が、オウム真理教事
 件を機に、宗教と日本人について考えた警醒の書。麻原教祖から親鸞、
 蓮如、日蓮まで日本人の宗教心をめぐって、思いのたけを語る。」


とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「コマーシャルソングには短調形式が無に近い。メジャー音階のみ表
面化」


・「念仏と題目があるから浄土真宗と日蓮宗のみ『般若心経』を用いな
い」


・「日本の納豆・ジャワのテンペ・ネパールのキネマと納豆トライアング
ル」




もう一つ、再掲載になりますが、水野達朗さんの
「無理して学校へ行かなくていいは本当か」②を載せます。




☆山折哲雄さんはこんなことを 28-「宗教の話」朝日新聞社 1997年 (7)

1.jpg

◇演歌を歌う
    子守歌に泣き出す現代っ子
    藤原新也1983.3.16毎日新聞
    テレビコマーシャルのサウンドや映像の影響
- ◎ コマーシャルソングには短調形式が無に近い
  メジャー音階のみ表面化 
           = マイナーな短調が追放されている
子どもたちは生まれ落ちるときからの「哀傷」の旋律を奪われている
◎ 「短調排除」の時代の波
 

◇「般若心経」と「御詠歌」
   浄土真宗と日蓮宗のみ「般若心経」を用いず
理由 = 念仏と題目があるから
 

◇「読経入り第九交響曲」
 

◇細野晴臣と美空ひばり 
  「アメリカできく美空ひばりの歌が心にしみた」
 

◇「北国の春」と「グレゴリオ聖歌」
東南アジアで「北国の春」は大人気
    = 稲作農耕民に共通のフィーリング
   納豆 
     日本の納豆・ジャワのテンペ・ネパールのキネマ
= 納豆トライアングル = 感情の発酵
   ◎ 発酵文化が見え隠れ
 

◇流浪する聖者ダライ・ラマ
  一所不在の旅人 ダライ・ラマ14世亡命の人
1953.3.17 ラサを脱出しインドに亡命
  チベット人にとっては不滅の聖者
古来 不滅の聖者は亡命・流浪の民
       インドの仏陀 イスラエルのイエス 中国の孔子
仏陀のスピリットによって
ラサ(チベット首都)~ポタラ宮殿17世紀
ポタラ宮殿 政庁・聖堂・葬所
チベットの独立はいつの日か
  五歳で即位
    生まれながらのダライ・ラマ 
14世 1935 チベット東北部タクツェル生まれ
1933ダライ・ラマ13世ミイラ化 -「生き仏」
後継者捜索 ~ 「転生者」
奇譚の発見とその解釈 チームで
大王行列 → ラサ入城
  出チベットの37年
亡命以前 
     聖職の最高位 ~ 外国勢力前では怯え,萎縮
   亡命後  
     精神の解放  
       祖国を追われたにもかかわらず,次第に自己のアイデン
      ティティを確立 
  難民の指導者として
インド国内に亡命政権
1959.3.17 6万人のチベット人が従った 世界各地へ移動
全寮制の学校 
     北インド・ダラムラサに本拠 ~ 亡命政権
カシャグ 1963.3.10 チベット憲法公布


◇神界を幻想する幕末国学者
松沢村の芋掘り名主 篤胤門下
宮負定雄(みやおいやすお)1797~1858
     40過ぎて転落と放浪の生活 = 篤胤との同行二人
  霊異霊験の世界へ
   → 国学から幽界冥界との交流
    「奇談雑史」全十巻 
      「太神宮霊験雑記」「地震道中記」「地震用心集」
  奇談から冥界交流譚へ
    ① 神罰のたたり主題多し
    ② 神隠し少年の冥界交流譚に対する関心 嶋田幸安少年
   平田篤胤 
     1820 寅吉少年との出会い「仙境異聞」
     「幽世」への関心
    現世(うつしょ)と幽世(かくりょ)
       幽世こそ本源的世界,それが存じて初めて現世がある 
③ 難船・漂流に関する話
「貧富正論」







☆「無理して学校へ行かなくていいは本当か」水野達朗 PHP 2015年 ②【再掲載 2016.12】

[出版社の案内]

2013年度の不登校の小中学生は全国に11万人以上といわれます。中学
校では実にクラスに1人の不登校生徒がいることになります。ある日を
境に、学校に行かない、行けなくなってしまったわが子の現実を前に、
悩み、途方に暮れる『うちの子はなぜ、学校へ行けないのか』という親
の切実な声に、親と子どもをともに支援する訪問型カウンセリングで、
全国の多くの子どもを復学、継続登校の実現に導き、水野マジックとま
で言われるようになった、不登校を解決するための『水野式』家庭教育
力論。不登校の問題は、一人ひとり、家庭の数だけの要因があり、ひと
くくりにすること自体に無理がある。だからこそ、一つひとつのケース
にしっかりとした対応を考えていくことが大切です。何よりもそれまで
の親子関係のもつれをひもとき、家庭教育を見直すことで、解決への道
が見つかります。実例の紹介も交えて、具体的な『解決』へと導きます。

1.JPG

◇不登校の子供達の選択肢

□民間の復学支援機関
「家庭教育支援支援センター ペアレンツキャンプ」
メリット
     ・「学校に戻る」などの明白な目標がある
   ・様々な支援機関を選べる
デメリット
     ・お金がかかる
・玉石混淆


□公的機関のカウンセラー 
メリット
    ・無料
デメリット 
    ・子ども次第
    ・対症療法中心

 
□心療内科
メリット
    ・治療に専念できる(病気の場合)
デメリット 
    ・グレーゾーンでも病気と診断されるリスク
・治療行為に進んでしまうと教育行政から外れるため不登校で
     はなく別の問題と長い人生向き合うことに成るケースも存在
     する


□適応指導教室(教育支援センターへ)
メリット  
    ・無料  
    ・出席扱いも(校長裁量)
デメリット 
    ・進学は不利  
    ・学校主体


□ホームスクーリング
自宅で親、家庭教師、ICT自習
メリット  
    ・スケジュール カリキュラム 自由設定 
    ・出席扱いも
  デメリット 
    ・進学不利 
    ・社会性の育成 
    ・課題 → 就職に不利


□転校 
メリット  
    ・いじめには効果
デメリット 
    ・場合による


□山村留学
メリット  
    ・環境面の要因が強い場合
デメリット 
    ・転校は?
    ・費用大


□フリースクール 
メリット  
    ・不登校児の居場所づくりに適
  デメリット 
    ・進学の不利
    ・質にバラツキ 
   ・社会に出てから同様の問題で躓く可能性
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