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「英傑の日本史」井沢元彦 角川学芸文庫 2013年 ② /「『子どもと大人』ことば・からだ・心」 河合隼雄・見田宗介・谷川俊太郎 1997年【再掲載 2017.2】 [読書記録 歴史]

今日は1月27日、月曜日です。


今回は、1月24日に続いて、井沢元彦さんの
「英傑の日本史 坂本龍馬編」の紹介 2回目です。


出版社の案内には、

「坂本龍馬の生涯を軸にすえ、武市半平太、西郷隆盛、高杉晋作、勝海
 舟、徳川慶喜ほか幕末の英傑たちが歩んだ激動のドラマに肉迫。虚像
 多き龍馬像をつきくずし、新たな龍馬と維新のダイナミズムを描きだ
 す」

とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「坂本家の家紋は桔梗。もと土岐源氏、明智流の家柄。直接の先祖は
光秀のいとこ光春(秀満)。明智を名乗るのはメリットがないから信
憑性あり」


・「戦国時代活躍しなかった大名は、次のチャンスを武芸を磨き待ち続
けた」


・「幕末期、全体の9割以上の藩は日和見」




もう一つ、再掲載になりますが、
「『子どもと大人』ことば・からだ・心」 を載せます。



☆「英傑の日本史」井沢元彦 角川学芸文庫 2013年 ②

1.jpg

◇土佐藩郷士・坂本龍馬 2
「坂本」姓の由来
坂本家の家紋は桔梗
土岐氏 
        美濃国発祥 清和源氏系-もとは源氏
もと土岐源氏 
        明智流の家柄 
        直接の先祖は光秀のいとこ光春(秀満) 
        光秀死後、坂本城に籠城、自害

  坂本家は明智につながる家系説  
    明智を名乗るのはメリットがないから信憑性あり

  「因縁」は時代を超えて引き継がれる

  差別の連鎖

  土佐藩士の「今に見ておれ」魂
    酒席で
   「ところで尊藩の藩祖の君は関ヶ原でいかなる武功がござった」

  会津藩士が武闘派になった理由
藩祖 保科正之(秀忠の三男) 将軍の弟
 関ヶ原で武功がなかったために強行武闘派となった
 戦国時代活躍しなかった大名は「次のチャンス」を武芸
      を磨き待ち続けた

  薩長土肥が暴れ出した動機
倒幕方  薩摩藩・島津家、長州藩・毛利家、土佐藩・山内家
  備前藩・鍋島家
中立   福井藩・松平家
幕府方  彦根藩・井伊家、会津藩・桑名藩 松平家
※ 全体の9割以上は日和見
 「いずれ我ら海南男子の意気を示さん」






☆「『子どもと大人』ことば・からだ・心」 河合隼雄・見田宗介・谷川俊太郎 1997年【再掲載 2017.2】

[ 出版社の案内 ]

大人はなぜ子供がわからないか。子供と大人の関係を根底から
捉え直し、人間が生きるという意味を徹底的に問う。
子供と大人をめぐるホットな問題に「ことば・からだ・心」に
深く関わってきた3人が鋭く迫る。
 
1.png

◇はだかの子供  
  裸足・裸で生き生きと
  ソンダークス・クライド(日曜版)

  日曜以外はどの子も粗末なもの
  - 粗末なものを着て好き勝手を

  子供っぽさ 
    マイナス
      - 良識のなさ・責任感のなさ・自覚のなさ
 プラス  
      - 常識をすごく知っているがとらわれない
破壊力


◇子供と大人   
  成長と発展の世界
 - 大人  人と人とのアレンジ
    調製するルールのファンクション

  今の子供  
    おもしろがらない
モノが豊かで「そんなの知っている」
 - △ 感動・感激がなくなった
 △ 感動することを恐れる社会

  自殺と事故死の中間領域の増加
    生きる意欲?「どっちでもいいや」


◇現代社会と子供  
  線を通す教育を
   本を読む(おもしろがって) 
     - 読み方(楽しんで)
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