中村諭さんはこんなことを②-「どっこい学校は生きている」2 中村諭 文芸社 1997年 /「あの人に会いたい」NHK 新潮文庫 2008年 ⑥【再掲載 2017.9】 [読書記録 教育]
今日は1月30日、木曜日です。
今回は、1月20日に続いて、
「中村諭さんはこんなことを」2回目として
「どっこい学校は生きている」の紹介 2回目です。
以前、テレビドラマ「金八先生」の脚本にも取り上げられたと話題にな
りました。
出版社の案内には、
「平成11年度読売教育賞受賞の現役校長が教育の現場から訴える!怒り
と笑いと涙の『学校物語』。子どもの力を信じます。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「学級崩壊と嘆くよりその中に飛び込んでゆく。教育とは魂かけた
格闘だ」
・「教育に王道はない」
・「人は人の温もりを得て初めて人になる。人に対する哀惜の念、慈しん
でやまない愛情、そしてときめき、これがビタミン愛(木村将人さん)」
もう一つ、再掲載になりますが、NHKの
「あの人に会いたい」⑥を載せます。
☆中村諭さんはこんなことを②-「どっこい学校は生きている」2 中村諭 文芸社 1997年

◇「学級崩壊」を斬る
教育界
= 社会が失っているもの生命への畏敬の念」を!
確たる信念を持ち,りんとし,ひるまない勇気としなやかな弾力性
を持つ懐の深さ
→ 学級崩壊と嘆くよりその中に飛び込んでゆく
= 教育「魂かけた格闘」
前著で
「未来への夢を語らずしてどうして未来を託せるのだ。教育ってそ
れほど棄てたものじゃない。現代の教育状況に自分なりに骨と筋
を通したい。学校はまだ死んでいない。自分なりに子供たちや社
会に生きるメッセージを伝えたい。」
「混迷する教育に対して真っ正面から正攻法で相対しなければなら
ない」
教師
子供たちの世界へ飛び込み,子供たちと生命の呼吸をとりおこなう
= 教育に王道はない
◇教育の原点は子供たちへのビタミン愛
たゆみないビタミン愛の有無
人は人の温もりを得て初めて人になる
人に対する哀惜の念,慈しんでやまない愛情,そしてときめき
これがビタミン愛(木村将人)
- 子供たちへのたゆみない励ましが,やがて共鳴・共感・共
振となり大きなドラマになっていく。
- そこにこそ教育がある
◇モラルハザードとの闘い
「私の隆盛」「公の衰退」といかにして闘うか
平成10年度を振り返って
和歌山毒カレー事件
世が弛緩している
イギリス「ノブレス・オブリッジ」
- 身分区別 権利以上に,彼等が自らに律する責任感は重大
使命感は他の身分を圧倒している
学級崩壊の実態をどう見るか
一部マスコミの教師批判
- ◎ 先生の権威をつぶしてそこからは何も生まれない
◎ 大事なのは相互信頼感 坂村真民「凛々」
☆「あの人に会いたい」NHK 新潮文庫 2008年 ⑥【再掲載 2017.9】

◇三波春夫 1923-2001
お客様は神様です
母の横で俵星玄蕃
浪曲巡業の座長
歌ってやっぱりすごい
おばあさんの一言
「南條さんや 今日は浪花節は短くていいから歌をいっぱいやっ
てくれ」
本当に神様のような
◇山田風太郎 1922-2001
死は推理小説のラストのごとく最も意外な形でやってくる
楽だと思ったから小説家になった
おれはいつも列外にあるという感じがする
日本人というのは楽天的な民族だと思う
人間、楽な死に方はない
◇柳家小さん 1915-2002
生意気なやつは生意気な噺になる
卑しいやつは卑しい噺になる
全部噺の上に出てくるんだ
「守破離」
何でも詰め込んでそしてふるいにかける
残ったのが売りもんになっていく
◇帖佐美行(彫金家) 1915-2002
人間の奥に住んでいるものと握手できる美
知りたいという本能がムクムク出てくるというのが本当の教育
感触の美は工芸だけの世界
自然崇拝とはかしずく思想
◇白井義男 1923-2003
指導するものと受けるものが一体となったとき偉大なパワーが生ま
れる
やればオレは強いんだ
カンガルーもOK
溺れる者は藁をもつかむ
アルビン・カーンとの出会い
GHQ天然資源局水産部
真珠や牡蠣の研究 イリノイ大で運動生理学教授
ステップ・バイ・ステップ
勝つことが恩返しだ
ウェイク・アップ・ヨシオ
生き甲斐を与えてくれたヨシオにサンキュー
◇竹内均 1920-2004
大きい夢をもて、小さい一歩を踏み出せ
がたっがたっと頭の中に入ってきたのです
やり始めたらとことんやるんです
NEWTON
僕独力でもってこんな楽な境遇に辿り着いたわけではないんですもの
報恩
今回は、1月20日に続いて、
「中村諭さんはこんなことを」2回目として
「どっこい学校は生きている」の紹介 2回目です。
以前、テレビドラマ「金八先生」の脚本にも取り上げられたと話題にな
りました。
出版社の案内には、
「平成11年度読売教育賞受賞の現役校長が教育の現場から訴える!怒り
と笑いと涙の『学校物語』。子どもの力を信じます。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「学級崩壊と嘆くよりその中に飛び込んでゆく。教育とは魂かけた
格闘だ」
・「教育に王道はない」
・「人は人の温もりを得て初めて人になる。人に対する哀惜の念、慈しん
でやまない愛情、そしてときめき、これがビタミン愛(木村将人さん)」
もう一つ、再掲載になりますが、NHKの
「あの人に会いたい」⑥を載せます。
☆中村諭さんはこんなことを②-「どっこい学校は生きている」2 中村諭 文芸社 1997年

◇「学級崩壊」を斬る
教育界
= 社会が失っているもの生命への畏敬の念」を!
確たる信念を持ち,りんとし,ひるまない勇気としなやかな弾力性
を持つ懐の深さ
→ 学級崩壊と嘆くよりその中に飛び込んでゆく
= 教育「魂かけた格闘」
前著で
「未来への夢を語らずしてどうして未来を託せるのだ。教育ってそ
れほど棄てたものじゃない。現代の教育状況に自分なりに骨と筋
を通したい。学校はまだ死んでいない。自分なりに子供たちや社
会に生きるメッセージを伝えたい。」
「混迷する教育に対して真っ正面から正攻法で相対しなければなら
ない」
教師
子供たちの世界へ飛び込み,子供たちと生命の呼吸をとりおこなう
= 教育に王道はない
◇教育の原点は子供たちへのビタミン愛
たゆみないビタミン愛の有無
人は人の温もりを得て初めて人になる
人に対する哀惜の念,慈しんでやまない愛情,そしてときめき
これがビタミン愛(木村将人)
- 子供たちへのたゆみない励ましが,やがて共鳴・共感・共
振となり大きなドラマになっていく。
- そこにこそ教育がある
◇モラルハザードとの闘い
「私の隆盛」「公の衰退」といかにして闘うか
平成10年度を振り返って
和歌山毒カレー事件
世が弛緩している
イギリス「ノブレス・オブリッジ」
- 身分区別 権利以上に,彼等が自らに律する責任感は重大
使命感は他の身分を圧倒している
学級崩壊の実態をどう見るか
一部マスコミの教師批判
- ◎ 先生の権威をつぶしてそこからは何も生まれない
◎ 大事なのは相互信頼感 坂村真民「凛々」
☆「あの人に会いたい」NHK 新潮文庫 2008年 ⑥【再掲載 2017.9】
◇三波春夫 1923-2001
お客様は神様です
母の横で俵星玄蕃
浪曲巡業の座長
歌ってやっぱりすごい
おばあさんの一言
「南條さんや 今日は浪花節は短くていいから歌をいっぱいやっ
てくれ」
本当に神様のような
◇山田風太郎 1922-2001
死は推理小説のラストのごとく最も意外な形でやってくる
楽だと思ったから小説家になった
おれはいつも列外にあるという感じがする
日本人というのは楽天的な民族だと思う
人間、楽な死に方はない
◇柳家小さん 1915-2002
生意気なやつは生意気な噺になる
卑しいやつは卑しい噺になる
全部噺の上に出てくるんだ
「守破離」
何でも詰め込んでそしてふるいにかける
残ったのが売りもんになっていく
◇帖佐美行(彫金家) 1915-2002
人間の奥に住んでいるものと握手できる美
知りたいという本能がムクムク出てくるというのが本当の教育
感触の美は工芸だけの世界
自然崇拝とはかしずく思想
◇白井義男 1923-2003
指導するものと受けるものが一体となったとき偉大なパワーが生ま
れる
やればオレは強いんだ
カンガルーもOK
溺れる者は藁をもつかむ
アルビン・カーンとの出会い
GHQ天然資源局水産部
真珠や牡蠣の研究 イリノイ大で運動生理学教授
ステップ・バイ・ステップ
勝つことが恩返しだ
ウェイク・アップ・ヨシオ
生き甲斐を与えてくれたヨシオにサンキュー
◇竹内均 1920-2004
大きい夢をもて、小さい一歩を踏み出せ
がたっがたっと頭の中に入ってきたのです
やり始めたらとことんやるんです
NEWTON
僕独力でもってこんな楽な境遇に辿り着いたわけではないんですもの
報恩
>子供たちの世界へ飛び込み,子供たちと生命の呼吸をとりおこなう
こんな教師がまだいるのでしょうか。
by いっぷく (2025-01-30 23:33)
いっぷくさん ありがとうございます。
四半世紀の時を感じます。
気概は大切ですが、互いのやりとりが大切な時代になってきました。
それぞれの受け取り方が大きく違うようになり、教員ごとのの色が、
次第に薄くなってきています。
by ハマコウ (2025-01-31 05:52)