山本夏彦さんはこんなことを③「私の岩波物語」文藝春秋 1994年(1) [読書記録 一般]
今回は、1月25日に続いて、わたしの要約ノートから、
キーワード「山本夏彦さんはこんなことを」3回目の紹介です。
頑固なイメージの山本さんから 叱咤激励されているようです。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「国語の破壊者としての岩波
= 外国語のできる人だけを重用しその人の日本語能力を問わなかった」
・「社史
手前味噌,美辞麗句,自慢話のかたまり
儲かっているときには社内に人の和がない
赤字の時は和がある」
・「花森安治 昭和十五年大政翼賛会に
『足らぬ足らぬは工夫が足らぬ』
『欲しがりません勝つまでは』」
・「室内室外」
- そういえば山本さんは月刊誌『室内』を出していました。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆山本夏彦さんはこんなことを③「私の岩波物語」文藝春秋 1994年(1)
◇私の岩波物語
□士族の商法 正義と良心の塊
□岩波茂雄と小林勇
□雑誌「世界」と盛衰を共にする
□国語の破壊者としての岩波
哲学を難しく訳
言文に忠実しかし分かりにくい
= 外国語のできる人だけを重用しその人の日本語能力を問わなかった
◇講談社少々
□野間一族
□野間清治
師範学校出 ~当事の教育に不服
昭和9年 小学校出の少年社員を毎年雇って教育
昭和10年 恒を社長に
昭和13年 清治 恒 死去
↓
未亡人が三代目 → 高木省一と結婚 → 野間省一
□「面白くてためになる」
× 知識人にはバカにされた
大正デモクラシー → 社会主義
◎ 大衆に支持された
保守的 無数
□「少年倶楽部」
<「子どもの科学」(誠文堂新光社)原田三夫 科学記者>
|
忠君愛国
人の患いは好んで人の師になるにあり
□講談社の長寿は莫大な不動産に負うところがある
= 文士と共に出版社はアウトロー
◇社員でさえ読まない社史
□社史
… 手前味噌,美辞麗句,自慢話のかたまり
儲かっているときには社内に人の和がない
赤字の時は和がある
□何にでも寿命はある
寿命は短くなるばかりである
◇「暮らしの手帖」と花森安治
□真実を旨としている
- 広告がない
□読者を旧制女学校二年修了の主婦十年位に想定
字句吟味 耳で聞いて分からぬ言葉は使うまいとした
極力ひらがなで書いた
□花森 = 職人
一人で雑誌を-隔月刊
昭和十五年大政翼賛会
「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」
「欲しがりません勝つまでは」
◇室内室外
タイトルは相談してつけるものではない
|
話し合ってはいけないもの
双方に一理あるから議論になる 無駄である
キーワード「山本夏彦さんはこんなことを」3回目の紹介です。
頑固なイメージの山本さんから 叱咤激励されているようです。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「国語の破壊者としての岩波
= 外国語のできる人だけを重用しその人の日本語能力を問わなかった」
・「社史
手前味噌,美辞麗句,自慢話のかたまり
儲かっているときには社内に人の和がない
赤字の時は和がある」
・「花森安治 昭和十五年大政翼賛会に
『足らぬ足らぬは工夫が足らぬ』
『欲しがりません勝つまでは』」
・「室内室外」
- そういえば山本さんは月刊誌『室内』を出していました。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆山本夏彦さんはこんなことを③「私の岩波物語」文藝春秋 1994年(1)
◇私の岩波物語
□士族の商法 正義と良心の塊
□岩波茂雄と小林勇
□雑誌「世界」と盛衰を共にする
□国語の破壊者としての岩波
哲学を難しく訳
言文に忠実しかし分かりにくい
= 外国語のできる人だけを重用しその人の日本語能力を問わなかった
◇講談社少々
□野間一族
□野間清治
師範学校出 ~当事の教育に不服
昭和9年 小学校出の少年社員を毎年雇って教育
昭和10年 恒を社長に
昭和13年 清治 恒 死去
↓
未亡人が三代目 → 高木省一と結婚 → 野間省一
□「面白くてためになる」
× 知識人にはバカにされた
大正デモクラシー → 社会主義
◎ 大衆に支持された
保守的 無数
□「少年倶楽部」
<「子どもの科学」(誠文堂新光社)原田三夫 科学記者>
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忠君愛国
人の患いは好んで人の師になるにあり
□講談社の長寿は莫大な不動産に負うところがある
= 文士と共に出版社はアウトロー
◇社員でさえ読まない社史
□社史
… 手前味噌,美辞麗句,自慢話のかたまり
儲かっているときには社内に人の和がない
赤字の時は和がある
□何にでも寿命はある
寿命は短くなるばかりである
◇「暮らしの手帖」と花森安治
□真実を旨としている
- 広告がない
□読者を旧制女学校二年修了の主婦十年位に想定
字句吟味 耳で聞いて分からぬ言葉は使うまいとした
極力ひらがなで書いた
□花森 = 職人
一人で雑誌を-隔月刊
昭和十五年大政翼賛会
「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」
「欲しがりません勝つまでは」
◇室内室外
タイトルは相談してつけるものではない
|
話し合ってはいけないもの
双方に一理あるから議論になる 無駄である