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「坂東先生のテレビ寺子屋」坂東義教 サンケイ出版 1979年 ③ [読書記録 教育]

「文化を支えてきたものは学問ではない,子供の遊びだ」


今回は、2月17日に続いて、坂東義教さんの
「坂東先生のテレビ寺子屋」3回目を紹介します。



古い本ですが、テレビ静岡「テレビ寺子屋」での坂東さんの話、勉強になります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「しつけ主義 → 育ち主義」
「お母さんがいなくなってこそエンジンがかかる」


・「欧米の母は勉強のことで子供を叱らない 勉強は個人のことだから」


・「叱っちゃいけないこと = 間違い・問題を持っている子・できないこと」




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☆「坂東先生のテレビ寺子屋」坂東義教 サンケイ出版 1979年 ③

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◇自主性を育てる   

<私もぐうたらで,なまくらで,だから大学の先生も勤まる>
    
□子供豹変の動機は 

 子供には実がなる = 心の実
             

◎自我の実  
   三歳からガンとなる意志,反抗期

いつまでも命令を掛けていると頼る 待ち癖

しつけ主義 → 育ち主義

   お母さんがいなくなってこそエンジンがかかる             


◎心の実
 
  知能(好奇心)
    

お母さんは口出しをやめる  
  自然の懲罰 


教科書を超えて
「親になることは簡単だけど,親であることは難しい」



□教育とは  
 
 ①上手にしつけること(コントロールがいいこと)

 ②豊かな愛情がある
             
 日本   「あっちへ行きなさい」
   ↑↓
  仏蘭西  「こっちに来なさい」
 





◇遊びが勉強のエンジンになる

□欧米の母は勉強のことで子供を叱らない

 ○勉強は個人のこと

 ○手伝いは家族みんなのこと



□遊び方を知らない子供たち

◎大脳の発達は遊びから
「文化を支えてきたものは学問ではない,子供の遊びだ」
       

◎学者 遊び熱心
 
    初めから成績がよくはなかった
  
    親から勉強せよとか成績が悪いからと言って叱られなかった
           

◎叱っちゃいけないこと       
間違い・問題を持っている子・できないこと
 





◇話せば心が通じます
   
□易しそうで難しい話し合い 

 知らないもの同士の話し合い
挨拶から始めよう
   


□話し合い教育の欠落  

 挨拶 → 自己紹介 → 船頭を決める 

 自分の名前を一発で覚えてもらう

 教師
 「さあ授業が終わったから何でも聞きなさい」
   


□話し合わねば損をする



□基本は精神の平等 

 話し合うと心が通じ合う

郷に入れば郷に従え
   


□土曜日には先生が交代で話をする
    
 子供の心をとらえる
  ~ 先生が交代して話をする

「何でも聞かれたら嬉しい」

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