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(1)「博物館講座10 生涯学習と博物館活動」雄山閣出版 1999年 ⑧ (2)読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」①【再掲載】 [読書記録 教育]

今回は、3月3日に続いて 大堀 哲さんの
「博物館講座10 生涯学習と博物館活動」8回目の紹介です。


出版社の案内には、

「博物館の教育サービス 博物館ボランティア 博物館の出版活動 
 館種別博物館の教育活動の特色」

とあります。


もう一つ、再掲載となりますが、「遠藤周作さんはこんなことを ①」を載せます。
なるほどなあと思う言葉がたくさん載せられています。






<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー




(1)「博物館講座10 生涯学習と博物館活動」雄山閣出版 1999年 ⑧

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◇館内学習活動

(1)講座・講習会 

  講座  
   - 座学主体 講師からの講義形式

講習会 
    - 何らかの技術習得目的形式多い




(2)創作活動

  表現能力を豊かにするための活動

  体験学習 ものつくり体験

  実技講座,ワークショップ




(3)体験学習

 加藤孝次(1984)
  ①「学習の労働化」

②「学習の娯楽化」

③「学習の作業化」


 高位(1988)- 博物館に置ける体験学習
①製作型体験学習

  ②遊び型体験学習

  ③経験型体験学習(付与)



知的プログラムの不足


 <体験学習と感動>
   指導者の熱意が重要


 <体験学習と環境教育>
   自然と人間 生身の関係を

直感的 体験的な関連を




(4)館内学習活動の実践

 歴史系 - 古文書購読会,銅鐸研究会,郷土史講座,文学講座






◇館外学習活動

(1)見学会



(2)観察会・採集会 



(3)館外学習活動実践
①安全対策 

   ②バス移動(トイレ休憩・昼食時間) 

   ③雨天対策 

   ④実践例






◇レファレンスサービス

(1)レファレンスサービスの意味

「図書館が利用者の質問に対して調査して解答をすること」



(2)直接的レファレンスサービス

  ①質問回答 
    正確な情報と適切な形態でタイムリーに提供

  ②利用指導 
    人的援助+指導の提供

  ③案内照会サービス



(3)間接的レファレンスサービス
①情報提供環境の構築

②相互協力とネットワークの形成



(4)学習相談への対応











(2)読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」①【再掲載】

◇臨死
  
□米国 レイモンド・ムーディ  キュープラー・ロス 



□日本 カール・ベッカー(京大)
「死とは海にはいるようなもの」





◇カール・ベッカー (京大助教授)
  
□臨死授業  
 カール・ベッカー(京大) 

 アルフォンス・デーケン(上智大)



□日本    

  人 - 遺体 - 死体  「お迎えが来る」



□臨死体験  
 1 リアルな体験

 2イメージである

  人間の精神にとって大事な経験 = イメージ・トレーニング



□死  

 死を自覚した人間は,死が怖くなくなるまでにいろいろな段階を経て死んでゆかなけれ
ばならない

死のタブー化はやめるべき






◇河合隼雄 (国際日本文化研究センター)
   
□宇宙体験と臨死体験は似ている


 
□短歌 -  景色と人間とが一体化された流れを詠む


 
□モーツァルト
 映像に合う

初期に親父が息子に強烈な枠をはめたことが原因の一つ

何でもものを爆発させるためには締め付ける強さが必要

ギュッと締め付けないと可能性は出てこない



「可能性を出す」なんて…

 芽が出かかっているヤツを引っ張り上げたら千切れるだけ





◇岡田節人(トキンド) 生命誌研究館館長
   
□自己修正と生命の不思議

物  = エントロピー増大の法則 
  物は放っておけばどんどん解体しバラバラになる性向を持つ

  秩序 → 無秩序
  


□生命 = ハンテグレート(統合)の方向へ

自己修練

 

□ハンス・ドーリッシュ(独)科学者→哲学者 

「どうしても分からない部分が生命現象の中にある」



□神聖不可侵の領域へ

細胞にさえ生命を感じる
毎日見ている細胞と3日に1度しか見ない細胞とでは顔色が変わってくる

細胞すら尊厳を実感させる物を持っている



□いつから人間と呼べるか

 両方の遺伝子の活動が始まったとき
   =ネクストジェネレーションの生命の始まり



□生という命題,死という命題

死というのは不可避的なようでありながら,生き物というのは連続性なしでは絶対この
地球上にない

= 死は人間的実感


 「生殖作用と言うことを通じて,連続がなければ生命というのはないんだ」


生命学的に言えば生も死も連続的なもの = 死はあってなきが如く


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